11月15日は七五三です。
子供の厄年は、一般に4歳と言われていますが、
厄年は数え年で計算するので、満で考えると3歳です。
子供の健康と成長を願うことは、
逆に言えば、子供の健康と成長を害する災いを取り除くということですから
七五三は別な言い方をすれば、子供の厄払いともいえますね。
厄年に科学的な根拠はありません。
古くからの風習ですが、現在においても信じられているものです。
男女の厄年に当たる年齢(数え年)はこのようになっています。
⇒千葉厄除け不動尊
前厄は、本厄の前兆で、これから本厄に入っていきますよ言っているわけです(まったくその通りですね)
本厄が最も悪い年とされていますが、本厄の最重要注意事項が「健康」であるのに対して前厄は「お金」とされています。
後厄は、厄が徐々に薄れていく年ですが、
ここで気をつけなければならないことは「油断」することです。
油断大敵というやつです。
厄年でなければ、安心なのかといえば、決してそんなことはないですね。
人生いつ何時何事が起こっても不思議ではないですからね。
目に見えることでなくても、体は常に変化していますから、知らぬ間に大変な病気になっていたりすることもあります。
こうして定められた年があることで、戒めとしようということだと思います。
厄払いは、自分の住んでいる場所にある神社(氏神神社・・・地域の神様)でいいのです。
だからといって、厄払いで有名な神社がだめだとということではありません。
厄払いということを、しっかり表明している神社も数多くありますのでそちらへ行くのも何ら問題はありません。
厄年には大きな生活の変化を重ねない方がいいと言われています。
大きな変化と言えば、結婚や家の新築、引っ越し、久しぶりの海外旅行、転職などでしょうか。
人によっては特に大きな変化と思わない人もいるでしょう。
あまり気にしすぎてもかえって悪くなることもあり、良い機会を逃すようなことにもなりかねません。
「人間万事塞翁が馬」という言葉がありますね。
人の幸福も不幸も転々として予測できない。
幸福が不幸への、あるいは逆の不幸が幸福への道しるべだったりしますから、一喜一憂せず今できることをしっかりやるということでしょうか・・・・。
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