供え物の観点から経典で分類された供養には次のようなものがあります。
四事供養 衣服・飲食・臥具・湯薬
六種供養 水・塗香・華・焼香・飲食・灯明
十種供養 華・香・瓔珞・抹香・塗香・焼香・繒蓋・幢幡・衣服・伎楽
この他にも、多くの経典で様々な様式が説かれています。
※塗香・・・手に塗る粉末などのお香。手を浄化する。
臥具・・・寝具 瓔珞(ようらく)・・・仏像にかける飾り
繒蓋(ほうがい)・・・仏の上に設置する天蓋(笠)
幢幡・・・格を表す一種の旗
一般的に私たちがお供えをする場合の基本は、五供とよばれるものです、
お供えは、まずは三点
・香り
・明かり
・花
そして、この3点に
浄水と飲食(おんじき)を加えると、五供(ごく)とよばれ
お供えの基本となります。
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水は本来、浄水という清らかで汚れのない新鮮なお水ということですが水道の水でもかまいません。
食べ物は飲食(おんじき)と言われお盆やお彼岸など行事や宗派などによっても違いがあり、正式なものも決まっていますが仏壇へは炊き立てのごはんと果物や故人の好みのものなどをお供えすればいいと思います。
お墓参りのお供えについては必ず供えたものを持ち帰ることと、缶や瓶などの飲み物や袋に入っているものがあれば、蓋を開けるか、袋を開いて供えるのがいいです。
また、持ち帰ったお供えを家の仏壇にお供えとして使っても構いません。
また、お供えした後で、頂くのも、ご先祖と一緒に食するということで気持ちが入りますね。
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