聖徳太子に小野妹子が中国王朝、隋へ使者として命じられて行ったのが遣隋使です。
小野妹子が日本に帰るとき、隋からの贈り物に紅白の麻ひもが結ばれていたことが水引の始まりだと言われています。
ちなみに、小野妹子はいかにも女性的な名前ですが男性です。
水引は贈答品の包みを結ぶものです。
その結び方には状況によって幾つかの種類があります。
【結びきり】(真結び・堅結び)
一度だけにしたい。繰り返さないことを願う。
何度もあってはならないという意味で使います。
弔事や病気のお見舞い、また婚礼のお祝いなどでこの結び目を使います。
弔事の場合
あわじ結び(あわび結び)も結びきりの一種
結婚祝いや病気のお見舞いなどに使います。
【花結び】(蝶結び)
結び目が、簡単にほどけて何度あってもいいことの場合に使います。
婚礼以外の祝い事などに使います。
結び目にひとつひとつ意味があるんですね。
ロープやひもなどの結び方に、簡単には、ほどけないが、ほどきたいときには、すぐにほどける結び方もあるようです。
人生もこうありたいと思うときも無きにしも非ずですが、そうは簡単にはいきませんね。
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