広島の多聞寺では毎年1月3日にその年の無病息災を祈願して大念珠を回す行事が行われます。
⇒山陽新聞
大念珠を回す行事は、京都の知恩寺が発祥と言われています。
京都に百万遍という交差点があります。
出典:Kyoto Townmap
この百万遍の交差点を北に行くとすぐに、知恩寺という浄土宗の寺院があります。
百万遍の地名はこのお寺からきています。
その昔、地震が起こり疫病が流行した際に、七日七夜を通して念仏を百万回唱えることで疫病が止んだという話からきています。
(参照⇒知恩寺)
数珠は、こうして念仏を唱える時に、玉をひとつづつはじいて回数を数えました。
そうして、僧侶が念仏を唱えながら大きな数珠を手繰っていく「百万遍大念珠繰り」となりました。
大きな念珠を皆で輪になり膝の上において順送りしながら唱えます。
出典:京都観光情報 丸竹夷
数珠と念珠は同じものですが、念仏を称える(となえる)ときに用いることから、念珠と呼ばれるものです。
実際に一人で「南無阿弥陀仏」と念仏を百万回称えるのは大変な行です。
そこで、例えば10人で一人10万回称えれば100万回となりますので、こういった方法がとられるようになります。
1080の珠の大念珠を10人が回し、一回りすれば1080×10で10800回
これを100回繰り返せば、100万回となります。
⇒清岸寺
それにしても百万回
1年365日で割ると一日2739回
やっぱり大変です。
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