十六代続く旧家から先祖の浄霊依頼があった。
この家は武士の出で、その先祖は落武者になり逃延び、その地域の為にお寺や神社等建築して寄付したりしている。
早速、見て見たら先祖以外に、稲荷が祟っていて、それに水子霊もいる。
それに、ここの家の先祖の御祖父さんで、家の家宝を売さばいてしまって、追い出されてしまった先祖の怨念想念も来ていた。
早速、この霊から呼び出した。
もう、怨念など出すのをやめて上がったらどうだろうか・・・・と話を持ちかけた所、そうしたいと言うのでこの霊を先に上げる事にした。
何ら、こちらの言う事を聞きすんなり上がって行った。
次は、稲荷であるが、どうやら神社の隣にその地域の繁栄を願いまつったらしいが、現在は稲荷を一年に一~二回位しか、まえらないらしく野狐になってしまっている。
たいがい稲荷のトラブルの原因は人間の方にある。
本来は、神社で、野狐退散をしてもらうのだが、今回は仕方が無いので、00稲荷を呼んで野狐を、連れて帰ってもらい祟っているものもとれた。
今度は、水子と御先祖である。
先に水子霊をあげることにし、水子を呼んだところすぐに来て上がって行った。とても素直であった。
次は、先祖だ現在の頭首より家系図を貰っているので順に呼び出すことにしたが、それにしても上がってはいない御先祖が結構いるのに、頭首を見てもさほどの憑依は無い。
何処にいるのか探して見たところ、実家の仏壇に大半の先祖がいるのが分かったので順次呼び出した。
初代の先祖もいる。初代の先祖にもう上がりますかと尋ねたら、もう少しこちらの世界にいたいと言っていた。
そんな事は無いはずだ。どうやら、こちらのことを、うたぐっているようだ。
どの様な場所に行くのか不安らしい。
神様の光の中に、入ろうとはなかなかしないので・・・・
仕方が無いので知り合いの霊を呼び出して先に中に入ってもらい誘導してもらう事にした。
初代の先祖が誘導されて入ったとたん、なだれこむように他の先祖も入って行くのが分かった
だが、先祖で終わりでは無かった。
この家に仕えている人達の霊も結構いるのが分かり、上がるようにうながした。
やれやれ、これで終わったと思い先祖のチェックを家系図を基にしていったところ、一番先に上がって行ったと思っていた先祖がいるのでびっくり・・・
呼び出して見たところ魑魅魍魎にくっ付かれて、邪魔されて上がれなかったらしい。魑魅魍魎を取りさったところ今度は、ちゃんと上がって行った。
武士の家系の先祖は、比較的紳士である。武士道を叩き込まれているからだろう。
以前、武士の家系をやったことがあるが、同様であった。
納得すればぐずぐずはしていない。行動も速やかである。
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宇宙大玄霊之神上