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今日は音符の話です。音符ってなぁに? と言う疑問もおありでしょうが、今日は姿かたちとそのお名前について紹介していきます。
白い玉やそれに棒がついたもの、あっ、黒いのもありますね。黒い音符には棒だけでなく尻尾のようなものも付いていたりしますよね。それぞれ意味があるのですが、これだけだと実は「歴時」と言って、その音をどれくらい発音したらいいのかということしか分かりません。まぁ、音符とは音の長さを表すためのものなので、当たり前と言えばあたりまえです。
そして、その音符がもう一つの役割を果たすには、音部記号と言って譜表を構成している線と間のどこがどの(何の)音なのかを決める記号が記された譜表上のどの位置に置かれるかによって、音の高さを示す事が出来るようになるのです。
前置きが長くなりましたが、本題の音符の話に入ることにしましょう。冒頭、白や黒の玉とか、棒があったりとか言いましたが、ちゃんと名前がついています。白・黒関係なく(場合によってはカラーリングされていることも。でもこれは別な話です)丸の部分を音符の頭ということで、「符頭」、棒のことを「符尾」、棒から出ている旗のようなものは「符鉤(ふこう)」と呼びます。
五線の楽譜を普段使っている管理人は、黒い玉に棒のついた音符を基準に楽譜を考えていますが、白玉を標準に考えていた時代もあったようです。現代では、白い玉に符尾の付く二分音符以外ほとんど使うことはないのですが、昔々は全音符(白玉)、二重全音符=ブレヴィス(白□)と音価が伸びていき、longa、maximaといった音符にはまた棒が出てくるのです。
しかし、時代が下って来るにしたがって再現性がむずかしくなってきたので、白玉に棒を書き足して音価を半分にしたり、玉を黒くしてさらに音価を半分に・・・
あとは、尻尾を付けたり、旗をくっ付けてみたりして、黒符五線記譜法となって定着したのではないでしょうか。世界中で音楽に親しんでいる人たちが、言語上の呼び方は違いますが、みな同じ考え方で楽譜に向き合っているのは、面白いと思いませんか。
管理人が昔の記憶と勝手な思い込みで書いている記事なので、間違ったところがあっても多めに見てやってください。また、ご指摘も歓迎です。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
まず、これが大前提。
それと難しいのが、一般的なテキストエディタでは、音楽で使う特殊な記号はほぼ無いので、使えないのです。
普通の記号や言葉を使って、分かってもらえるように説明するのは、なかなか難しいのです。