ご訪問ありがとうございます。
音楽療法士の皆さんには全く必要のない、音楽の知識の解説ですが、一般の方に色々と説明しようと思うと、なかなか大変なのだと言うことを実感しています。
本日は、この辺について語って見たいと思います。
「音符のお名前」へのコメントで、音楽の知識のある者なら、言葉で表現するのも難しく無いのですね、と言った感想をいただきました。
ですが、冒頭のように、実はなかなか大変。
一応、前にもご紹介した「音楽キーワード事典」なるものを参考にしているのですが、この事典、別に文字だらけと言うわけでもなく、図表や記号の類もふんだんに使っているのですよ。
これを参考としながらも、まぁ、一般的なエディタですから、音楽で使う特殊な記号が使えない分、さてどうしたものかと言うところから、考えていかざるを得ないのです。
で、音符の場合、○とか、尻尾などと言う表現をしながら、特定の音符の形を想起してもらう訳です。小学校の時点で、音符の形は学習していて、音符の判別は皆わかると思うのですが、その名前までというと、忘れてしまった方も多いかも知れません。日常生活で、そこの四分音符なんて使いませんものね。もうその時点で、音楽の部活やっているとか、成人であれば、アマチュアの合奏団や、バンドをやっているとかになってしまうと思うんです。
ん?
今、お話の大前提が崩れてしまうようなことが起こりました。音符の形が入力した所で、何と♩♪♫♬が出てきました。今時のタブレットすごい……
まぁ、でも特殊な記号全てと言うわけにはいかないでしょうから、続けましょう。
記号が出て来たので使いましょう。
要するに、
♩は四分音符と言い、♪の倍の音価(この場合音の長さのことです)がある。そして♪は八分音符と言う。
うん、記号が使えるとすごく説明しやすい。
でも、音符の形を皆理解していると言う前提でならこの説明もできるのですが、相手に音符の形が分かっていないと、♩と伝えても、相手は♩を想起することが出来ず、玉に棒を刺したものって何? と言うことになってしまうわけです。
逆説的に、理論というか、音符の形のことや名前、それが意味する長さのことなどを分かっているがが故に、言葉が通じなくても音楽を理解したり、アンサンブルを楽しんだりする事が出来るわけで、これってすごい事なんだなぁ、と思う訳です。
最後までお付き合いいただき、有難うございました。管理人の頼りにならない記憶と知識で投稿している記事ですので、間違いもあるかもしれませんが、大目に見てやって下さい。