松下啓一 自治・政策・まちづくり

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★協働研修(マッセおおさか)

2019-11-15 | 2.講演会・研修会
 マッセおおさかにおける協働研修である。

 大阪府下の自治体職員を対象とする研修である。今回は、参加者が少なく15名ほどだった。2日間のうち、初日は私が担当に、2日目は大阪ボランティア協会の早瀬さんが担当する。早瀬さんとは長い付き合いで、肩書を見ていたら、理事長になっていた。

 最初に、協働の基本を学んだ。3つの協働、つまり、国語としての協働,NPOから見た協働、そして、私たちがやるべき政策論としての協働である。協働の深さや広さをまず理解してもらわないと、私の話はちっとも分からない。

 受講生は、みないい感じで、学生と授業をやっている感じである。一生懸命聞いてくれると、こちらも力が入る。私の協働論の要諦は、励まし、あたたかな眼差しであるが、「熱心に聞く」というのも、協働政策のひとつなのだろう。

 マッセは、大阪国際大学にいたときからのご縁である。1年間の研修も2回やった。2回目は、ドイツにおける調査結果を受講生と一緒に本にまとめた。ドイツのプラーヌンクスツェレのヒアリング結果である。このときも、みな、泣きながらやったと思う。

 大阪は、評価が厳しく、最近は、私のポストイットネタなどが、滑るようになった。自分自身で飽きてきたのか、それとも単純に面白くないのか、あるいは世代間のずれなのか、よくわからないが、次のネタを開発しないといけないかもしれない。

 そういえば、油壷マリンパークで見た「ゲッツ」の芸人は、ゲッツ以外は、ちっとも面白くなかった。

 マッセは、谷町4丁目で、大阪城に近く、いつも、おさかな道場でお昼を食べた後は、散歩がてら、大阪城に行くのが日課になっている。大阪城は、大阪城公園のほうからも歩いたことがあるが、まだ中に入ったことがない。

 これは、連れ合いが、大阪城に行ったことがないので、今度一緒に行こうと「とってある」ためである。ただ、この「とっておく」も、時々、裏切られる。

 とってあるもののひとつが、伏見稲荷であった。大阪国際大学のときは、宇治にも住んでいたので、伏見稲荷周辺は、何度も行ったことがあるが、あの赤い鳥居だけは、くぐらないようにしていた。一緒に行こうと思って「とっておいた」のである(初めてきたようにとぼけるのも苦手で、すぐばれる)。

 ところが、数年前、一緒に関西に行き、私が講演している間に、連れ合いは、その間に「伏見稲荷に行ってきた」と言われたことがあった。なんと、山の上まで登ったということである。

 親の心・子知らずというか、夫の心・妻知らずで、「あっ」と思ったが、「とっといたのに」と言っても、「それなら、なぜ言わないの」、「以心伝心で・・・」、「分かるわけないでしょう」と、おそらく、話が混乱して、より悪い方に転回するばかりなので、黙っていた。

 大阪城のほうは、「一緒に行くからとってある」と言ったので、抜け駆けはないと思うが、必ずしも安心できないので、大阪に講演会や研修会に一緒に行ったときは、釘をさすのを忘れなようにしよう。

 ちなみに、準ゼミ生のおおさかが、自分の挨拶のネタで「大阪に行ったことがない、おおさかです」とやるが、もう4年生だから、さすがUSJには、行ったのではないかと思って、ラインしたら、「大阪には近づかないようにしている」ということで、まちづくりに掛ける根性はさすがである。

 ともかく、今回もマッセの皆さんには、お世話になった(資料が送られてない事件など)。感謝したい。
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