土佐のくじら

土佐の高知から、日本と世界の歴史と未来を語ろう。

日本よ。国防から繁栄を目指せ。

2013-12-25 20:23:00 | 土佐のくじら国防論

                                                     野中兼山作 手結(てい)港

土佐のくじら(幸福うさぎ丸)です。
長期間に渡り、土佐のくじら国防論ご愛顧、本当にありがとうございました。

土佐のくじら国防論の後半は、国防プロジェクトと銘打って、日本の国防面に関する、
具体的な可能性について言及したしました。

その中には、まだ研究中開発中のテクノロジーも含まれておりますが、未来への投資や、関連技術獲得はできるはずであり、それは必ず次の産業の基盤となるはずです。

この国防プロジェクトで私が言いたかったこと、そして分かっていただきたかったことは、
国防への工夫によって、国家が繁栄することも十分可能である・・・ということです。

ともすれば、国防負担増=国民の負担増・・・という簡単な図式と思考で、この分野は語られ勝ちであります。
一般的な常識や、歴史的な事実検証から見れば、その見解は正しいと思います。

しかし、「そうとは限りませんよ。」「やり方次第だと思いますよ。」という思いで書いたのが、
土佐のくじら国防論であり、国防プロジェクトシリーズであり、その中核であるネオヤマトなのです。

その精神とは、
国防インフラとして造ったものを、平時においては民間が、交通インフラや生活・産業インフラとして使ってしまう 
という発想です。

一般的な生活インフラですと、どうしても初期投資が小さくなり、大規模なものは造りにくくなってしまいます。
産業インフラも、投資分の見返りから計算されたものが、価値の多くを占めますので、どうしても大事業にはなりません。

しかし国防インフラにとっては、国家が守れることこそ最大のリターンですから、
国家が守れないような、陳腐な代物は造っても仕方がないので、初期投資は大きく、大規模事業化がしやすいのですね。

そしてその大規模インフラは、平時においては、もったいないので使ってしまえば、
今度は生活・産業インフラとしては、とても大規模なものとなりますね。

生活・産業インフラとして造ったものは、規模が小さくなり勝ちですし、
現状の高速道路のように、日常生活上の交通インフラオンリーの発想ですと、微妙に蛇行している構造となったりして、
国防として使おうとしても、とても国防機能としては使えませんね。

よって、生活・産業インフラオンリーの発想だと、有事の際には、
改めて国防インフラを構築しなければならなくなるので、二重の出費と時間が必要となるわけです。

実は国防プロジェクト・ネオヤマトは、江戸時代の土佐藩家老、野中兼山が実際に行った世策を、参考に書かれています。

野中が家老に赴任する前の土佐の国は、高知平野の地形的特徴から、米が多く採れませんでした。
それを野中は、大きな河川の上流に堰(せき)を造って、平野を丸ごと水田と化し、土佐を米所といたしました。

                                                             野中兼山作 山田堰跡

また、大量に採取できるようになった米を、大量に海上輸送する必要から、土佐湾沿岸に大規模港をいくつか造りました。
その名目は、天候の厳しい土佐沖での航行を考え、藩船の避難先として造られたものです。

それにより土佐藩は、外様の小藩であるにもかかわらず繁栄し、幕末の雄藩のひとつとなりえました。
幕末の雄藩、薩摩・長州・土佐の三国の共通点は、共にとても豊かな藩財政をしていたことです。

これは野中兼山という、一人の傑出した政治家の造ったインフラによる、200年以上の富の蓄積があったからです。

しかし野中の造ったこれらの事業は、単純に藩経済活性化とだけ考えれば、驚異的な大事業でありました。
当時の技術的レベルや常識的規模から考えれば、堰や港の規模が大きすぎるのです。

堰からは用水路が平野中に張り巡らされるだけでなく、用水路としてはとても広く、
しかも、水の流れがとても早くなるように造られています。

水田用の用水路ならば、無理に水を早く流す必要はありません。
むしろ、ゆっくり流す方が、使い勝手が良いのではないでしょうか?

また港も当時の船ならば、大船団を構える事ができるほどの大型の港でありました。

私はこれら、野中兼山の事業は明らかに、
対江戸幕府を意識した、国防インフラの観点から造られている と私は考えています。

当時は、外様系大名の取り潰し政策が激しく、大きな藩から取り潰されていた時期だからです。
そして野中の造った土佐の国は、幕府軍の進入が絶対できない国となっているからです。

広大な平野に、縦横無尽に張り巡らされた用水路は、堀としての機能を持ちます。
また、平野中が水田ということは、平野中央にある高知城にいたるまで、広大なぬかるみということです。

鎧兜を身に着けた当時の侍たちは、水量豊富で流れの速い用水路=堀でおぼれ、火縄銃はただの筒と化します。
また延々と続くぬかるみだと、馬は無力ですし、疲弊した侵入者を葬ることなどたやすいことです。

                                          野中兼山作 三又(みつまた)用水

また大型港は、即軍港を意味し、大型の軍船を利用できます。
土佐藩を、海上から攻撃することは、当時の船では絶対に不可能です。

徳川幕府は、土佐藩を取り潰すことはできなくなりました。
土佐の国に攻め入れば、確実に負けるからです。

野中の造った、一見すると生活・産業インフラに見える国防インフラによって、土佐の国は栄えるだけでなく、
外様藩でありながら、幕府と事実上の対等関係に幕末までありました。

これが幕末に、土佐藩主山内容堂による、大政奉還建白書によって、江戸時代が終わった経緯でもあるのです。
つまり、当時の強く豊かな土佐藩が、倒幕の意思を固めたら、幕府としては打つ手がなくなったということです。

私は現代日本を、野中兼山の政治思想で守ることをお勧めいたします。
ともあれ国防を強めることが、国民負担増にならず、国家を繁栄させた実例は、日本の歴史に実際に存在するのです。

日本は未来の子孫のためにも、そして世界の平和のためにも、
勇気を持って、国防からの繁栄の道に進むべきです。

    野中兼山像




国防プロジェクト ネオヤマト最終章 (国産ウラン開発に着手せよ。)

2013-12-24 18:52:00 | 土佐のくじら国防論

 

                                高知県黒潮町でのホエールウォッチング 土佐湾の鯨は世界で唯一回遊しないので、年中観察が可能です。

土佐のくじら(幸福うさぎ丸)です。

これまで、日本の国防を、日本の核疑惑に絡めて記事にしてまいりました。
なぜ核武装ではなく、核疑惑なのか・・・と申しますと、

日本が核拡散防止条約(IAEA)の批准国だからです。
IAEAの協定に違反し、核兵器を保有することになれば、
核燃料の輸入禁止措置が、国際的に取られてしまうからなんですね。

つまり、ウランが輸入できなくなってしまうからなんです。
これでは、原子力発電事業ができないし、
大国である日本のIAEAの脱退は、国際的な軍事バランスをいっぺんに壊してしまい、
世界は大混乱に陥ってしまうでしょう。

それは下手をすれば、日本を中心とした第3次世界大戦を引き起こしかねないですし、
韓国などの日本周辺諸国の核武装の口実を与え、
中国などに更なる核武装をさせてしまいかねないです。

ですから、核疑惑・・・あたりで、時間をたっぷり稼いでいた方が、
周辺諸国の武装化を、少しでも遅らせることができるはずです。

しかしやはり、いつかは核武装するべきであると私は思います。
そのためには、IAEAの力を、日本が無力化することが、もっとも効果的ではないかと思います。

アメリカもロシアといった現核保有国も、IAEA批准国のはずですので、
日本への核武装への関与を、表立ってはできにくい立場にあるとも言えます。
彼らだって、核燃料の輸入が止まることは嫌だろうと推測されるからです。

ですから、IAEAの効力を、日本が無力化することができれば、
米ロ両国の日本への核武装への協力が、堂々とできるし、
日本も、ウランの輸入制限を気にせず、堂々と核武装できるんですね。

ではどうすれば、IAEAを無力化できるのか。

それは、ウランを日本が自前で獲得できれば良い訳なんです。

ではどうやって、それをするのか。
それは、黒潮の中に含まれるウランを抽出し、燃料に変えるのです。

黒潮の中には、豊富なウランが含まれているんですね。
実はそこからウランだけを抽出する技術も、もうできているんです。

http://j030x070.jaea.go.jp/jaeri/jpn/publish/01/ff/ff43/topics.html


しかし、コスト的に割高なので、現在は輸入しているわけです。

ですから私は、高知県や和歌山県南部、静岡県や千葉県など、黒潮がすぐそばを流れる地域に、
海中ウラン抽出研究施設を作るべきだと、私は考えています。

産業的に言えばコストが高いことは問題ですが、国防面から言えば、別に燃料代が高くてもかまわないです。

産業化の前段階としての研究施設を造れば、ウランを国内に溜め込んでいくことは十分可能ですね。

産業化のめどがたてば、米ロがIAEAの処分を気にせず、日本の核武装に協力することもできます。
なぜなら、日本からウランを買えば良くなるからです。

ええ、お得意さんとして、格安でお売りさせていただきます。(笑)

海中ウラン抽出研究施設として、堂々とした建物が地上に姿を現したなら、
もし私が北朝鮮の首領だったら、それだけで降参しますね。

これは先の参議院選挙高知選挙区から出馬した、橋詰つよし候補の地方政策の焼き写しですが、
日本は全国各地に、黒潮ウラン抽出技術研究所を、絶対絶対絶対に造るべきです。

さて、長期間に渡りお送りしてきた土佐のくじら国防論ですが、いよいよ最終章となりました。

御愛顧いただいた皆様、コメントで励ましや色々な知識を教えてくださった方々に、心より御礼申し上げます。


国防プロジェクト ネオヤマト 11 (宇宙電気牧場構想による防衛)

2013-12-23 11:27:00 | 土佐のくじら国防論

土佐のくじら(幸福うさぎ丸)です。

今、小泉純一郎元総理が、盛んに日本の脱原発論を展開しており、
国内の脱原発へのムードが再燃しつつあります。

私は脱原発には反対です。
日本は電気文明であり、更なる国家の繁栄を願うならば、原発は温存し、安全性を高めた上で推進するべきだと考えます。

電気文明下の日本において、電力供給量が制限されることは、農業で言えば灌漑用水が制限されるようなものです。
つまり脱原発すれば、当然電力消費を抑える必然性が出て参りますから、今以上の国家の繁栄は望めなくなるということです。

今を生きる人々が、自制と我慢によって諸問題を解決しようとする試みは、日本人独特の公の心なのかも知れません。
しかし日本には、これから先も人々は住み続けます。

我々の子孫には、我々が生きていた以上の、高度な人生を生きていただく必要があるのではないですか?
脱原発論のように、我々が生きた人生以下の環境を子孫に残そうとする判断は、公の心に反するのではありませんか?

さてもしも脱原発をし、代替および再生エネルギー政策を実現するには、50兆円以上もの投資がこれから必要とのことですね。
原発に代わる大規模代替エネルギーは、まだ現在のところ研究中であります。

そして現在の、太陽光発電のような再生エネルギーは、エネルギー出力も弱く、また自然エネルギーでは、一定の安定した発電量の維持することが難しいのが現状です。
人間は、自然をコントロールすることはできないからです。

英さんがご自身のブログで、盛んにエネルギー問題への警鐘と提言をなさっていらっしゃいますが、天候は変化しますし、太陽光などは夜間は発電できません。http://blogs.yahoo.co.jp/ks1906groundjob/15035809.html


また、太陽光発電に使用する、太陽電池パネルの性能は、まだまだ低いと言わざるを得ず、一説には、
東京の発電量をまかなうには、関東平野ほどの太陽パネルが必要という、非現実的なデーターもあるそうです。
英さんの試算によると、日本国中の必要電量を太陽光で賄おうとすれば、サハラ砂漠規模の太陽光パネルが必要だそうです。

計算方法により、必要面積は多少の違いはありますが、人が暮らす以上の面積が必要なことに変わりありません。

とまぁ、東京都民のために発電するためには、都民が関東平野に人が住めなくなる・・・という、
もうお笑いとしか言いようのないパラドックスが、再生エネルギー政策には伴うのですね。

そもそも、50兆円という投資をするならば、宇宙空間に大規模な太陽光発電パネルを設置することができるのではないでしょうか?

日本上空の宇宙空間に、それこそ関東平野クラスの、大規模太陽光発電パネルを浮かせることができれば良いし、
宇宙空間で原発を稼動すれば、人は地上で生活しながら、安定的で安全な電力供給が可能だと私は考えます。

日本の技術力で、カーボンナノファイバーというのがあります。
それが完成すれば、宇宙エレベーター(軌道エレベーター)という乗り物を使って、宇宙ステーションをつなぐことが可能だそうです。

まだ研究途中であり、実用化にはまだ10年以上必要とは思いますが、
物理的負荷の低い、エレベーター機能なしの電線ケーブルの単独技術であれば、案外早い実用化が可能と思います。

ただ、静止衛星軌道に太陽光パネル発電施設を設けるならば、赤道軌道上の3万6000km上空に設置する必要があります。
これだと日本からは相当遠いので、そのままでは電力の送信には向きません。

電力は長距離を流れるうちに、もれてしまうからです。
また静止衛星軌道は、夜になれば日が蔭るので、地上と同じく発電ができないという弱点もありますね。
しかし昼間であれば、天候やパネルの汚れに左右されることなく発電可能です。

ですから、静止衛星軌道に宇宙ステーションをつくり、そこから地上にエレベーターやケーブルをつないだ上、
地上から数10kmのところに、大規模太陽光発電パネルを設置すれば、日中は大量の発電を地上に後れますね。
ただそれでも、日本から赤道は余りにも遠いので、現時点ではインドネシア政府に協力する形にならざるを得ません。(笑)

ここは静止人工衛星型の発想を止め、はやぶさ宇宙探査機で使われたイオンエンジンを推力にした宇宙船で、
宇宙空間の太陽光パネルや、宇宙原発なの発電施設と、地上に接続した電線ケーブルを、上空に引っ張り上げるのがよろしいかと思いますね。

宇宙空間に、電気を取り込む投網を張る要領ですよ。(笑)



私は、こういう方面にあまり詳しくないので、技術的なことは深く書けないのですが、
要するに、宇宙空間から電力を引っ張ってくる発想をすれば良いと思うのです。

もちろんこれほど大掛かりなものですと、コスト的にペイできる可能性はほとんどありません。
ですが、万一の保険のようなものですし、この宇宙発電所では、もちろん電力は無限にあるわけですよね。

無限に電力があるならば・・・
強力なレーザー光線を、いくらでも作ることができるわけですね。(笑)

となると・・・

宇宙から敵国の軍事施設や為政者のいる場所を、ピンポイントで攻撃できるということですよね。

私ならば、地上での発電のバックアップシステムならびに、未来に向けての、エネルギー研究の一環として、
宇宙空間に大規模発電システムをつくり、そこにこっそり(笑)、レーザー攻撃機能を備えておきます。

それでイザとなれば、敵国の政治施設や軍事施設を、ピンポイント攻撃すれば良いと考えます。

古くなった人工衛星破壊用や、地球に近づく隕石や小惑星撃退用などの、
宇宙からの現実的な地上防衛のためにもなりますから、決して日本だけを守っているわけではありません。
日本人は寛容ですから(笑)、敵国すら防衛して差し上げれば良いのです。(爆笑)

とにもかくにも、脱原発に伴う、50兆円もの多大で無駄な投資をするなら、
目を宇宙に向け投資をした方が、将来的には見返りが大きいと私は考えます。

少なくとも宇宙開発事業ができるので、技術的なノウハウが得られることは確実です。
それは必ず、他の分野の技術的進歩が伴いますし、それは同時に国防にもそれは繋がるのですから、お安いものだと思うのです。


国防プロジェクト ネオヤマト 10 (偽兵の計を演出せよ。)

2013-12-21 06:30:00 | 土佐のくじら国防論

土佐のくじら(幸福うさぎ丸)です。


国防に関する提言を、2項目ほど追加してみたいと思います。

まず偽兵の計ですが、これはかがり火などを多く焚いて、相手に実際の兵隊の数より多く見せる兵法です。
日本ですと、自衛隊の隊員の実数を増やす工夫ですね。
これができると思います。

実数が増えると、中国などの外国からは、兵力増強に見えるわけですね。
侵略的意思の強い国家は、丸腰の相手には滅法強いのですが、相手が強いと探りを入れに来ます。

自衛隊の隊員の士気が高く、そして自衛隊員がとても訓練されているのは、中国などはよく知っていますから、
その実数が増えると、中国は警戒し始め、侵略を躊躇するわけですね。

ただ、訓練された隊員というのは、大量生産できません。
ですから実数を増やすとなれば、やはり一工夫必要です。

私は生活保護者や、就職活動をしている方の中で、ある一定期間どこにも就職せずにいて、
ある一定期間以上、生活保護費や失業保険などの税金を使って生活をした方の中で、身体機能に影響がない方には、
ある一定期間、自衛隊に入隊していただければ良いと思うのです。

もちろん、前線に行くような部門や、秘密保護の必要性のある部門には行く必要はありません。
隊員寮の九時など、後方支援の仕事で結構です。

ただ、税金を使って、ただ生活してもらっているだけでは、その方の人生の時間も税金ももったいないですよね。
どうせ税金を使うならば、その身そのまま、国防に役に立つ仕事をしていただく方が、合理的なのではないかと思うのです。

また自衛隊ですと、大型自動車運転免許やクレーン免許など、特殊技能訓練も同時にできますよね。

自衛隊から脱隊の条件を、何らかの特殊技能免許の所得とすれば、
入隊なさった方々のその後の就職活動に、大いに役立つのではないかとも思います。

江戸時代、鬼平のニックネームで有名は長谷川平蔵は、全国から江戸の町に流れ込んだ無宿人に手を焼き、
世界初の職能訓練施設としての、人足寄場(にんそくよせば)を江戸に作りました。

http://blog.goo.ne.jp/orbakuchan/c/f2c114e5048a6b0f2ae9b2a1e0491014

現代版の人足寄場として、自衛隊を活用できるのではないかと考えます。

人生の一時期、自衛隊で国防の現場体験を積んでいただきつつ、
新たな経験とスキルを得て、まったく違った人生を歩む方を輩出しながら、
生活保護費や失業手当給付金を節約し、同時に国防を実現する。

そのような一計が、国防プロジェクト・ネオヤマト パート10 です。


国防プロジェクト ネオヤマト 9-② (税金を使った、民族融和と国防と繁栄。)

2013-12-20 06:38:18 | 土佐のくじら国防論

土佐のくじら(幸福うさぎ丸)です。

前作記事で私は、「今回で、国防シリーズを終えるつもりだ。」と言いましたが、気が変わりました。(笑)
記事送信直後に、まだ言い足りないことがあることに気づきまして、もう少しだけ続けます。
私はいろいろ思いつく性質(たち)でして(笑)、もう少しお付き合いいただければと存じます。

前作が、「日本在住の外国籍を持つ人たちと日本国籍者とで、税格差を設けるべきだ。」というところで終わっておりました。http://blog.goo.ne.jp/orbakuchan/e/174eab88513a1e97f6792811873dab74
今回は、その方法論についてです。

具体的に言うと外国籍の方々に、所得税で3%ほど上乗せしていただければ良いと思うのですね。
その3%の税格差によって、帰化希望の外国人に、語学学習させるための費用を捻出すれば良いと考えます。

これで今日本に住んでいる、在日朝鮮韓国人や中国人問題を、かなり解決できると思うのです。
少なくとも、彼らのコロニーを分断し、かなりの方々を親日に取り込むことができるのではないでしょうか?

それにはまず、以前書いた記事の、国防プロジェクト・マトリョーシカを実践する必要があると思います。
そこで私は、現ロシア領となっている、「千島列島と樺太島の購入をするべきだ。」と提言いたしました。http://blog.goo.ne.jp/orbakuchan/e/5e95be59143bfa00289daf0bb67d5344

この千島・樺太を日本領に組み入れれば、そこに今住んでいるロシア人は、日本人になりますよね。
しかし今のロシアの所得税率は、ランフラット(定税率)で13%なのですね。

所得にもよりますが、現在千島・樺太に暮らすロシア人が日本人になれば、即増税ということも考えられます。
そこで私は、千島・樺太在住のロシア人たちに、

「日本に帰化すれば、所得税10%。国籍がロシア人のままなら13%で据え置き。」という法令を設ければ良いと思うのです。

これならば13%とう数字は、現在のロシアと同じ税率ですので、
国籍がロシアのまま在住ロシア人となっても、生活水準は変化しません。

しかしロシア系日本人となれば、所得税が下がるので、日本人になった方が断然お得となりますね。

東京など本土から、千島・樺太に本社や住民票を移す人も現れる可能性もあり、
この地の初期投資効果も期待できるでしょう。

表向きは、現地の住民の選択の自由を装いながらも、彼らの日本化を進めるわけです。

さあこれで、本土に住む在日外国人は、どう思うでしょうね。(笑)
「千島・樺太だけ税負担が軽いのは、不公平だ。」という声が、きっと上がるに違いません。
つまり、日本在住の外国籍者の方々に、「日本に帰化したい。」という世論形成をするのです。

その時が狙い目です。

千島・樺太の経済が落ち着いたという名目の元、日本国中を同じ制度に変えてしまうのです。
他の外国籍の日本在住者、つまり、在日朝鮮韓国人、中国人らにも当てはめるのです。

当然日系日本人(笑)も、ランフラット10%の所得税とします。
日本は、国民の税負担が大きすぎますから、国防を機縁として世界水準にするべきです。

そして、今後日本に移住してくる人たちにも適応させ、日本国籍への憧れを作り出すのですね。
別に懲罰目的ではありません。

国籍を変えず、生まれ育った民族の誇りのもと、従来のスタイルを堅持することも良しです。
ただその、税差額の3%を使って、新たに移住してくる外国人への、語学教育サービスや、生活保障費に回しますから、
今後日本へ移住したいと願う、外国人からも感謝される道でもあります。

そうしておいて、日本は静かに、外国人に門戸を開く国へと変わっていけば良いと思います。
そして日本移住者に一定の付加、たとえば、簡単な語学能力などを身に付け、一定期間犯罪暦がなく、
日本の国歌の君が代が歌え、日本に忠誠を尽くせば日本国籍を所得できるようにすれば良いです。
(通訳を個人で雇っている人は、日本語が話せなくてもOKです。)

そして、そうするシステムつくりのための予算を、在住外国人の税格差でまかなうのです。

これで直接的に日本の人口は増えるとともに、日本に忠誠を誓う朝鮮・韓国系住民、中国系住民も増えるでしょう。

コロニーの影響力は、確実に減りますし、少なくとも影響力を分断できます。

また、高収入の外国人も日本に居住し始めるはずです。
そうなれば即国防に繋がりますし、日本全体の経済のパイの拡大になると思います。