バンコク・チェンマイ・・・・ときどき渋谷?  

東京ではつまらなくって写真が撮れないのに、タイに行けば何でも撮れる。
なんでだろう?

線路ぎわの家 〜CANON EOS 1000S 〜

2019-03-29 | プミポン国王様の使われたカメラ
正直な所、20ン年前、始めてタイに行った頃、悪い友達にだまされて、プミポン国王陛下は独裁者だから、ウンヌンカンヌンってふきこまれてました。

どこがよ?だれがよ??街中に大きく写真が飾られててって、たしかにあれだけ観たらそうは見えるはな。でも北朝鮮とか中国とちがってみんなあの写真は国民が飾りたいから飾っているだけです。王様の写真。王様は愛された存在なのです。

ぷらぷら歩いて行くと電車道に出ます。ここはタイ国鉄のレールの上ですね。日本でレールの上を歩いていると怒られちゃうもんなぁ。

来た来たー!たまーにごくまれにですが電車もやってきます。のんびり歩いていると警音ならされちゃいますが、怒られはしません。自己責任?マイペンライですね。

日本では鉄道オタク、いわゆるてっちゃんって連中が幅を利かせていますが、電車しか撮るモノなかったら写真なんか辞めてやるね。
その電車道のぎりぎりにも家が建ち並んでいるわけでして。人が過しているとなんだか撮りたくもなりますし。

そりゃぁ洗濯物もでるでしょう。暑いんだし。タイ人キレイ好きだし。この炎天下だと洗濯物もあっとゆう間に乾くだろうな。

寝てるし。

タイの人はこんな所にも生活しています。でもスラムってわけでも無いし、汚さも怖さも危なさも感じません。
タイって所はまったくねぇ。

民のかまどは賑いにけり 〜CANON EOS 1000S 〜

2019-03-28 | プミポン国王様の使われたカメラ
民のかまどは賑いにけり、我が国の仁徳天皇が読まれた御歌ですが、一国の長としてこんなにやさしい王様をいただいている事に感謝いたします。
この件でタイ人と本気でケンカするかまえもありますよ、えぇ、ウチの陛下の方が世界で一番優しい王様だって!って。互いに思う所は同じでしょうけど。

いまどきさー、ジャンク屋でこんなプラ一眼レフ買うような酔狂は、僕以外に居ますまいって。フィルムEOSでもさらに人気のないEOS 1000だなんてねぇ。
王様、なーんでPENTAX使ってくれなかったのかなぁ?まんまとキヤノンのコマーシャリズムなんかにのっかっちゃったんでしょうね。

僕なんかも普段は路上の写真を撮るのがスキなのですが、王様だってきっとお忍びで街をソイを徘徊していたかったのではないでしょうか?って言うのが今回の撮影テーマです。

今でこそ少なくなりましたが、王様の写真にもきっと絶対撮られているかと思います。行商の人。

タイの街角から屋台を取り上げるとなーんにも残らないと思いますが、人々がお腹いっぱい食べられて、身支度も小奇麗で、笑顔のたえないそんな街角です。王様もきっとご満足いただけたことでしょう。

不敬ですが、そんなことを想像しながら、自分が王様だったら?などと考えながら想像しながら、王様だったら臣民のありのままの姿を写真に撮りたかったんではないだろうかな?などと思っていました。

汚いところだってありますよ、ええ、ありのまま生活を営んで行けばどうしたってそうゆう所も在ります。きれい事だけじゃないんです。
北朝鮮みたいに、写真を撮っていい場所、撮ったら収容所送りになる場所、なんてことはタイには無いのです。
王様の撮られた写真、観て見たかったなぁ・・・

とある研究の序説 〜プミポン国王様の使われたカメラ〜

2019-03-27 | プミポン国王様の使われたカメラ

とりあえず一言。わたしはキヤノンが嫌いだ。キヤノンなんかだーいっきらいだ!

先年崩御されたタイ国ラーマ王朝9代目プミポンアドンヤデート国王陛下は、いつまでたってもタイの王様です。大王様です。ここだけはゆずれない、新国王陛下では王様とは呼べないんです。私メを始めとしてタイ国民にとって「王様」とはプミポン陛下以外にはいらっしゃいません。



タイも新国王の御近影の紙幣にどんどん切り替わって行きますので、今のうちにやっておかなければならない事としてこの企画を起てて見ました。
プミポン国王はキングプロジェクトでタイの各地を視察去れた時に、首からカメラを下げて写真を撮られていました。多趣味な王様ですが、カメラ・写真のご趣味って我々と同族とし不敬ながらも親近感を禁じえません。きっとプミポン国王の写真で写真集を出されたら、タイの近現代の重要な歴史資料になることでしょう。その写真集欲しいぞ。 この1000THB札の裏面に記されたプミポン国王の御近影の胸元にはカメラも描かれています。この絵の元になった写真で現物も確認できますが、CANON社は新しいカメラを発売する度に一台、贈答すればいいにね。

で、なにが言いたいのかって言いますと、この時代の王様のご利用になられたカメラ、CANON EOS1000ではないかな?と、踏んで見ました。ちょうどEOS KISSが出る前のEOS 10シリーズのデザインです。レンズもこのキットレンズみたいだなと踏んで見ました。
プミポン国王陛下は国民に「足るを知る」と、説いた方ですので、フラッグシップではなくより民衆的なひとつ下のクラスのカメラを選ばれたのだと思いたいのです。別にEOS 1でも国民は何も言わなかったと思いますが、普通に使う分にはこれで十分だって判断を王様はされたのでしょう。

でもきっと。シリキット女王陛下に「王様、まーたカメラ買われたのですか?」なんて言われたかも?しれませんけどね。
王様はなんだかそう言った所も親近感が湧きます。できる事ながらご存命中に王様と写真の話しをしてみたかったです。きっとネット上にハンドルネームでいたのではないかな?などと勘ぐってしまいます。

タイが、他のアジア諸国と違って一歩先んじて経済成長しているのも全て王様のお力に寄る所が大きいのは明白です。王様はまず国民が等しく食べて行けるって所に力を入れたのでしょう。タイ人みなさん笑顔が絶えません。お腹が空いていたらいらいらして笑顔になれませんもの。

いまどき、フィルムのEOSを使うだなんてのは酔狂でしょうけれども、気持ちの問題でちょっと優しい気分になって撮れたような気がします。
王様、他にもカメラいろんな種類を使われていますので、今後の研究にしたいと思います。でもなぁ。Canonばっかなんだよなぁ。