先日観た、ボクシングを題材とした映画「ミリオンダラーベィビー」は、
暗く重いラストに気分が滅入ってしまいましたが、
映画「シンデレラマン」は、胸が熱くなるような感動の名作です。
何と言っても、それが実話であるというのが、すごい。
時は、大恐慌時代のアメリカ、ボクシングの世界で、無敵の快進撃を続け、
世界王者も間違いないと言われていたジム・ブラドック、
しかし、拳の負傷から調子をくずし、無残に落ちぶれ、
ライセンスも剥奪され、ガスや電気も止められ、日雇い暮らしの末
ついには、物乞いをしなければならないほどに困窮・・・
しかし、彼は、家族のために地獄の底から再度立ち上がり、
奇跡的な勝利で、不況に苦しむアメリカ国民に希望と感動を
与えたのです。
これを観ると、ロッキーも薄っぺらく見えてしまいます。
ジム・ブラドック、今まで知らなかったのが、恥ずかしい!