流れていく 2018-06-12 00:00:18 | 日常 目にするもの、すべてが句になり、歌になり。 そして書き留めなかった言葉たちは、そのまま流れて消えて行ってしまう。 市井の人々の延々と続いてきた生き様のように、歴史にとどめられることもなく、言葉も消えていく。 季節ごとに咲いては散っていく花。夜の湿った空気のにおい。 明け方の細い月。 仄明るくなっていく東の空。 鳴き交わす小鳥たちの声。 みんな、いつの間にか消えていく。 今日、ツバメの巣が空になっ . . . 本文を読む