偶然か、第六感か。

明け方、ふと気配がしたので戸口を見たら。
可愛らしい男の子が、つい、と入ってきた。

えっ？

と思ったら、まだ布団の中で、どうやら夢だったようだな。
でも、あの子、誰だろう？
知った子数人、思い浮かべたが、やはり、誰なのか覚えの無い顔、姿。
でも、なんだか親しい、気がした。


午前中、従兄弟から、弟さんの件で電話をもらい。
その時、「幼い頃に生き別れた、弟さんの息子が、今日、こちらに来る」という。
現在は関西のほうに住んでいる、とか。

へぇ～、あたしは会った事が無いけど、亡母からは「すんごく可愛い男の子」と聞いていた。


え？もしか、会いに来た男の子、って・・・・・？？

夕方の新幹線で来たみたいだけど、まだ会ってない。
会えたら、わかるね、その子だったかどうか。