日々是迷走中

まったく同じ名前のブログがあるけど、gooのがあたしの。
自称永遠の八歳。
ただし他称、宇宙人。

人体の不思議展に行ってきました

2008-07-16 01:57:10 | 日常
青森県立博物館の展示は、七月二十一日までになりますので、急いでのことでした。
好天に恵まれ、いそいそと。。。でも、こんな日は「アブナイ」。何がって、アレです、アレ。
案の定、あちらこちらで、やってましたよ『ねずみ取り』。
はい、もちろん「ゆっくり」走りますし、シートベルトもしっかりと、です。
いつものことではありますが。
同乗者全員、助手席はもちろんのこと、後部座席もシートベルトを忘れずに、ですとも。
・・・・捕まったらえらいこっちゃ状態になります。
あ、間違えた、危険回避のためですともっ(アセアセ。。。。)

今回の展示は、全部、本物の人体を使っている、と、前評判の高かったことといったら。
どこでもここでも、寄ると触ると、こんな田舎でまで・もう大騒ぎのことでしたですわよ。
展示自体は、あちらこちらと回ってきていて、これからも、たぶんですが「どこかで」
展示されることでしょう。もし見逃しても、そちらに出向けば良い、と、気楽に考えていたのですけど。
それでも、近くで見るのが一番いいのには変わりなく。

見ていない方のために、詳しい事は書きません。
学ぶ楽しみが減っては困りますから。
でも、あんなに大量に展示してあるなんて、予想していなかった。

うーーーん。
う・・・・んんん。
・・・・・・・・・・・・。
んっ?
ん-んーんー。
(出す言葉が、見つからない・・・・・)

CTスキャンを実物で見る、ことを想像してみてください。
縦割り、横割り、あります。
見知らぬ誰かが「骨付きカルビだ!」とか、不謹慎なことを小声で言ってました。
そんなこと、言わないでくださいまし~~~(T▽T)おろおろ

もちろん、ほとんどの展示は、丸ごとでです。
骨格、神経系統、筋肉、腱、血管、あれやこれや。
思わず、自分のもの(内部)を想像してしまいました。(オエッ)
現在病んでいる膝も、しっかり観察してきました。ふむふむ。φ(.. )メモメモ
臓器も、詳しい解説付きで出てます。
お医者さん(の、卵を含む)には、よだれたらたら、だと思われます。
素晴らしく勉強になるでしょう。

だいたい、実習の時には四人~六人に一体しか割り当てが無かったでしょう?
メスばっかり研いで、時間が過ぎたでしょ?
(脂が多くて、ためらってばかりで切れない新人には、メスはすぐ切れなくなるもんね)

ただ、ねぇ。

小学生しかも低学年っぽいオトコノコを連れた若い両親が、真剣に観察してましたですけど。
そのガラスケースは、腰の辺りから太ももにかけての部位の、男性器と女性器の縦割り、毛が着いたものの展示だったですが。
そこで列がつかえていて、前に進めないんですなぁ。
あたしだって「見たい」のに、進んでほしいのに、いつまで経っても微動だにしないんだよなぁ。。。
ためつすがめつ、あまりにも「貼り付いて」いるもので、思わず意地悪を言いたくなりました。

『ぼうや、そっちがパパの、で、こっちのはママの、だよ。』

あたくしは、もちろん、口になんか出しませんでしたけどね。
・・・本音。離れていて、良かった。
そんな不謹慎なこと本気で言ってたら、大変なところだったですから。‐△‐;

その子は、将来、学者さんか医者さまになる・かもしれませんね(*^。^*)
でもね。
子どもにあんまり早期に解剖学を学ばせると、手近なモノで実験したくなるそうですから
近所の小動物に、目を光らせておいてくんなましよ~。
つか、開催者のみなさま、年齢制限は要りませんのかいな??
精神の発達には、順序がありますようで、そこらも(親も含めて)ご指導よろしう。

などと、また要らないことを考えてしもうた。。。。(-_-;)

最後に、「実際に触ってみよう」というコーナーがあった。
脳みそを持ち上げてみました。しっとり重かった。
感動しました。
もし、この先、誰かを膝枕してあげることがあったら、きっと思い出すでしょう。
あー。ここ(膝の上)に、脳みそが、こういう具合に。。。ふむふむ(ギョッ!)

不適切な発言があったら、お詫びします。
命は、真剣で美しいものです。献体なされた方々、美しかったです。本当に。合掌。


4 コメント

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ほえ~~Ф□Ф; (ぽこ丸)
2008-07-16 23:09:05
すごい場所に見学に行ったのですね
私はそんな根性はない…
姉が昔脳の不思議という本を読んでたな
楽しいから読め、といわれて
丁重に断った
人間の中の宇宙には興味がない
不思議~~~~って思うけど…
返信する
Unknown (まきぼう)
2008-07-16 23:36:48
> 手近なモノで実験したくなるそうですから
> 近所の小動物に、目を光らせておいてくんなましよ

ときどき聞くよね、そういう悲劇。
親の教え方が足りないのか、
年齢制限を設けるべきだったのか、
いろんな配慮が足りなすぎるんだろな。
アメリカでは映画でも、こういうのは学術であっても、
制限かけられていそうだね。

骨つきカルビ。
・・・ははは(^^;
自分の肉親の遺体だったら絶対そんなこと言わないだろなぁ。
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いらっしゃーい(*^。^*) (otikomi)
2008-07-17 00:01:35
>ぽこ丸さん
いつも、ありがとう!!
先日も、入院先にまきぼうひゃんからの手紙に入って
イラスト届きました、ありがとうございました(*´∇`*)

>私はそんな根性はない…

そうそう、普通、人体解剖図なんかの前は、早足で過ぎますよね。
病院や薬局に「病理解剖図」なんかが置いてあったりすると、
怖がってたり夢に見るのが当たり前だとさえ思います。
ある種の根性は、見るために絶対的に必要だと思いました。
あたしは、外科病院の敷地内で育ちましたから慣れてるつもりだったですけど
さすがに、しばらく肉は要らないや、とマジで思いましたもんね。
心配り、だと思うんですけどね、人体の髪の毛は男女とも、きれいに剃ってありましたし。
あれだけ大量に並べられて、さまざまなポーズで置かれていると
マネキンっぽいですし。
最後の所で、実際に触って良いものが一体、あったんですよ。
見た目よりも「鑞」っぽい触感で、生々しさが消えました。(処理方法に因るものだとか)
展示する側の配慮で、安心して外に出られたというところでしたよ。
もし、一回も触ることなく会場を後にしたら、何日も悪夢にうなされたかもしれません。
・・・人間は「動物」だ、と、しみじみ思いましたです(;・∀・)
見学者は、かなり多かったですよ。
確かに「神秘」ではあります。
体に対する考え方が、変わると思いますよ~( ´艸`)
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そうなんだよね~ (otikomi)
2008-07-17 00:09:39
>まきぼうひゃん
保育所くらいの子どもたちも、親たちと来ていたけどね。
そんな小さな子どもに見せたら、ショックで混乱するてば(-_-;)
泣き叫んでいましたよ、やはり、というか。
ただの「湿疹」とか「怪我」とかの模型だって、子どもには
恐怖の対象なのにさぁ、ねぇ。
精神が歪まないといいけど、って真剣に心配になった。
親の配慮が足りませんなぁ。
親が馬鹿なら、開催者側で配慮して欲しかったっす。
子どもを預かる場所を用意する、とか。
「知る」ことは大事だけれど、知識の前に精神(入れ物)をしっかりさせておかないと、ねぇ。
許容量以上を詰め込むと、破れますってば。
それを「性格破綻」と呼ぶ。
なんちゃってな。

うん、自分の肉親には、さすがに言わないでそ。
なんだか、いろいろ複雑だったよ。‐△‐;
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