そこも、可愛い（＾▽＾；）＞゛

パソコン部屋に置いてる、四匹の兄弟猫。

例の、『どうしても、どーーーーーしても、捕まえられなくて、避妊しそびれてしまったピリカ』の、子どもたち。
六匹隠してどこかで産んで、一ヶ月近く、うんともすんとも音を立てなかった、子ら。
中の二匹は女の子で、生まれてすぐに、死んでしまって（死んだ子らは、もうだめだ、となって、目に付くところに連れてきた）、それを埋めに山へ行って、
例の、箱に入って捨てられてあったのを六匹、拾って帰った、という。
ま、いわくつきの、子たち。
産ませた以上は、しかたない。終生、あたしが責任持って、育てます、と決めた。

離乳食の頃に、ようよう隣の廊下から出てきて。
しばらくは、あたしの影を見るたんびに、よちよち走って逃げて隠れて、息を殺していた、そんな、すまねこズ。


一番最初に姿を見せたのが、真鱈。
そして、二日後、ぽー。

ぼんぼん、うーの、と、次々に出ては来たが、なかなかに、なつかない。
ピリカが、たぶん、飼い主の意に反したことをした、という自覚があるのだろうが、こそこそ、してた。
それとも、さんざん追い掛け回されて、あたしに恐怖感を持っていたものかもしれない。
お腹が少しふくれてからも、あきらめずに追い回したのは、可哀相なことだった、と、今になれば思う。
すっかり大きくなったお腹を見て、あきらめたけど。
どうせ産ませるんなら、もう少し穏やかにしてれば、よかった。。。。

そんなこんなの日々なのだが。

山から拾ってきた子たちは、ものすごく人慣れしていて、甘えん坊で、すぐ抱っこをせがむし、まとわりついて、言葉も理解している。
おとなしくて、愛らしさはもうもう、目じりが下がりっぱなしになる、ほどだ。

一ヶ月ほど幼いので、一緒にはできず、別の部屋に置いている、四匹のひっきーズ。
どうも、頭が弱い？のか、はたまた、野良と同じような気分なのか、人間を怖がる。
というか。
半日一緒だと、甘えてくるが、夜は別なので、朝に顔を出すと、思いっきり、隠れてしまう、という。
あたしは、毎日忘れられて、そして、一時間くらい経たないと、思い出してもらえない、悲しい存在。

真鱈だけは、いつも戸口で待っている。
ご飯をあげたあと、あたしが座ると、いつも背中にくっつく場所で、眠っている。
背中側に手を伸ばすと、真鱈の身体に触れることができるし、なでても逃げない。
特に、めんこい、と思ってしまう。
ぽーは、いったんは隠れるが、すぐに寄って来て、甘えて鼻声で呼びかけ、目を細めてすりすり、してくる。
おやつねらい、なんだけど、ね＾＾；
この二匹は、まぁ、飼い猫に、見える。

問題は、暴れん坊のくせに、慎重派のぼんぼん。神棚まで駆け上り、ふすまを、障子を、ぼろくそにする悪童。
そして、おとなしくて美しい子、たいていは隠れて、座卓の下でご飯を食べてる、うーの。
彼らも、眠る時間帯には、近くに来るんだけど、ね。抱っこは、まだできないの。

もう少し、なついておくれよ。
せめて、毎朝逃げるのだけでも、止めてほしいんだけど、なぁ。
あたしは、できるだけ脅かさないように、静かにパソコンに向かっているんだよ、毎日、遅くまで。
だって、長くそこに居て、うんと遅くならないと、顔を見せてくれないんだもん。（－＿－；）
まぁ、他の部屋も回ってあるいているから、常時在中、とはいかないのは、あたしが悪いんだろうけど。
それとも、よその部屋からついてくる、他の猫たちのにおいが嫌なのかな？
あんなに、戸の前に立っただけで、ざざざ～～っ！と逃げる音を聞きながら戸を開けるのは傷つくんだよ。
こんなに世話してるのに、なんでだろう、って。


だけど。
なんでだろう、こんなになつかなかった子って、今までには居ないのに。
可愛いのよ、ね。

猫って、本当に、不思議。