籤運が、無い＾＾；

ぽちの女房さまの記事に「自販機あるある」をつづってあって。オモシロカッタ。


ふと、思い出す。

ずうっと前のこと。

たまたま、自販機でジュースを購入したんだよね。
そうしたら、いきなり！！

『ピンポロパラリラパパパーーン♪』

大音量の音楽が鳴り始めたのよね。

何が始まったのだろう？と、きょとん、として眺めていたら。
奥のほうから、店のおばさんが叫びながら走り出てきた。

『押して！！押して～～～！！！』

えっとぉ。

とりあえず、走り出てきたおばさんを、両手で押してみた。
瞬間、おばさん、両手で胸を押さえて、とぉってもイヤな顔をする。

「？？？」

そうしたら、鳴り続いていた音楽は、ピタリととまってしまいました。

おばさん、小さくため息ついて、
「すぐ、ダメになっちゃうんだよね。。。。」

これ、何ですか？とたずねたら。
なんと、籤つきの自販機で。
当たりが出たら音楽が鳴るから、鳴っている間に購入ボタンを押すと商品がもう一個ただでもらえる、のだという。
なかなか使わない「自販機」なもので、知らなかったのです。

それを先に言ってください。


あれ以来十年？ほどになりますが。
『当たったら押す、当たったら押す！』と身構えているのに、一回も当たったことがありません。
自販機が「この人は、オマケは要らない人なんだな」と、覚えたのかもしれませんね。
なんとなく、残念。



ずっとテレビのニュースを見ていると、恐ろしくて、自身の震災体験を思い出して、涙が止まらなくなる。
身に沁みてわかります。長く長く記憶にこびりつく、痛みやら恐怖やら、もろもろ。
どうか、もうおさまってください、と祈っても願っても、自然はありのままを過ぎていく、だけ。

面白いことを思い出している、というのは、現実逃避なのだろうか？（－＿－；）