日々是迷走中

まったく同じ名前のブログがあるけど、gooのがあたしの。
自称永遠の八歳。
ただし他称、宇宙人。

ひやっとした

2012-07-11 15:03:58 | 日常
夜、動物病院に向かっていて、人間用の病院の前を通過しようとしたとき。
仕事帰りなのか、入院患者の見舞い帰りなのか、人影があって、ひやっとした。

この場所は、何回も事故が起きている。
まっすぐな道路なのに、死亡事故さえ何回かある。
新しく信号機も設置されて、安全、な「はず」なのだが。

ここしばらく、節電のせいで、道路の街路灯がほとんど消えている。
病院も、早い時間帯から街灯は消している。
病院の向かい側の店も、両隣も、病院に合わせるように、消灯している。
田舎をなめちゃいけない。
国道沿いだからといって、大都会みたいな明るさは、まったく「無い」のだ。

もちろん、昼には、それなりの賑わいがある場所だ。
病院(医院ではない)に続いて、ケアセンター、調剤薬局、クリーニング店、と並ぶ場所。
コンビニも簡易局もあるし、数種類の車屋も、花屋も薬屋も歯医者も、ずらりと軒を並べるところ。
すぐ筋向かいには役場や宅配便の本拠地や、ガソリンスタンド、食堂、いわばひとつの『町』を
なしている場所なのだ。
それなのに、いったん夜になると、こんな暗い場所は無い、というくらい、暗い。
さもありなん、それぞれの施設が広い駐車場を抱えていて、玄関灯くらいの明るさでは道路まで届かないのだ。

新しく設置された信号機だけが、煌々と明るい。
そして、10mちょっと先には、元からの信号機が、ある。
元からの信号の周辺は、四隅に街路灯がついていて、そこだけは震災前の明るさを保っている。
そのせいもあって、手前の信号付近は、よけいに危険な状態になっているのだ。

誰だよ、こんな場所に設置したの。。。。(ー_ー;)ブツブツ・・・・
図面の上でだけ確認したって、実際に運転してみなきゃ、安全性ってわからないでしょ?

運転手は、薄暗い夜道で、はっきり見える信号灯だけを見ている気持ちになる。
路上は薄暗く、おまけに信号機の明るさのせいで、かえって路肩が見えにくい状態になっている。

歩行者は、信号があるから安心、とばかりに、ろくに確認もしないで出てくる。
赤信号でも、歩行者優先だから「車は必ず止まるもの」と、決めているのだろう。
そして、そういう歩行者のほとんどは、免許を持っていない。

手を上げて、横断歩道を渡りましょう。

有名なフレーズなのだが。
それを逆手にとっているみたいに「手さえ上げれば、すべて止まる」と信じて居る方々がおいでだ。
人間を始めてから日が浅い方々と、人間の終盤にさしかかっておられる方々、だ。
おまけに、終盤にさしかかった方の方々は、黒っぽい服装を好まれる。
闇夜のカラスは見えにくい、って、知ってます??

反射板を着けておられる方々もいらっしゃるが、そういう方々は安全に対する認識が高く、確認もきちんとなさる。
やはり、意識の問題、なのだろうなぁ。

もちろん、危険な場所という認識はあるから、こちらもスピードは出してない。
だから、遅いと判断されたのかもしれないが、やっぱり「見た目よりは速い」んです。

車は重たいもんなので。重量税、てぇのがかかる程度には、重さがあるんで。
動いているものは、いきなり急ブレーキをかけても、止まれないもの、なんです。
慣性の法則、なんて、小難しいことを持ち出さなくても、車輪は丸いものですから
だまってたって、動きたいもの、なんです、ってば。
それに。
いきなりブレーキ、で、もし止まれたとしたら。
おそらく、止まった車そのものが、でんぐり返ってしまいますって。

さぁ、究極の選択です。
停まり損ねた車にはねられる、のと、停まったせいででんぐり返ってしまった車に上から押しつぶされるの。
あなたは、どっちを選びますか?

どっちもイヤなら、せめて、渡ろうとする道路の両側から車が「来ているかどうか」くらいは、確認、しましょ。
ねっ??
幸いにして、薄暗くなってくれば、車は灯りを点けますから、判りやすいですよ。
せっかくついている信号なんだから、守りましょ?
自分から赤信号で飛び出しておいて、相手を睨んだって、きっと、ろくな死に方しませんよ?
おそらく、毎回、やってるんでしょ?
あたしは停まりましたけどね、他の全ての車が止まってくれるなんて保証は、無いんですよ。

おそらくは、片側一車線なんていう「狭い道幅」も原因なんだろう。
こんくらい、車より速く渡れる、って、思っちゃってるんだろうなぁ。
とは言っても、ですねぇ。

相手の運転手だって、いい迷惑を被っているんですから。
心臓がどっきどっきどっき、冷や汗たらたらり。
もし、ショックで心臓麻痺とかになったら、ブレーキなんてもんじゃぁない、あーた、マジでひき殺されますよ?
中には、よそ見してたり、居眠りしてるのが「いない」なんて、言い切れませんから。
自分の身を守るのは、やっぱ、最終的には自分自身でしょ。

ブレーキのせいで、車中に散乱した「もの」を拾うのも、それなり、たいへんなんざんす。
気をつけていても、ですよ?
女性の場合は、化粧ポーチなんか持ってますからね、小道具があちこち散らばって、それはそれは大変なんですよ。
生き物が乗って居たって、急ブレーキのせいでそれが怪我したって、責任なんか、とってくれないでしょ?
ねえ、歩行者さま??
そりゃ、ケージに入れて乗せてますけども。
ケージそのものが、座席からでんぐり返って落っこちる場合も、ありますのよ。

自分が歩行者になった時は。
もちろん、慎重すぎるほど慎重にしてますよ。
ガッコで子どもたちに教える時にも、しっかり確実に教えなきゃ、です。
可愛い教え子を、いや、たまには可愛くないのも居ますけど、誰一人事故で亡くしたくなんか、無いですから。

最大の問題は。
こうやって、ぼやいてみても、だな。
おそらくは、見てくれる人間は、そんなこと、ぜったいしないんだよな。
運転する方も、歩行者の方も。
見ない人間に、どうやって意識を高めてもらうか、なんだよなぁ。。。

コメントを投稿