十四日に、最後の放射線治療を受けたら、いったん終了、の予定だった。
少しウキウキしていた、その朝。
パパが、青い顔で洗面所から出てきた。
歩き方が少し浮いてる、気がした。
どうしました?
反射的に声をかけた。
パパは、もたっとしたしゃべり方で、
具合が悪い
と、答えた。
うっ、と思ったが、できるだけ明るく、返事した。
あらま。今日で付き添いが終わる、ってんで、寂しくなった?
ところが。
頭が痛い、吐き気がする。
洒落にならない答えが返ってきた。
血の気の無い顔つきを見れば、普通でないのは、すぐわかる。
病院に行きましょ?
いや、救急車を呼んだ方がいいかも、と言われて、こっちも血の気が引いた。
さかさかさか、と、身支度をして。
元から、病院に行くつもりなのだから、そこはまったく困らない。
動きながら、頭の中で、さまざまなことを思い巡らす。
コロナ騒ぎで、おこもり生活が続いていたのに加え、あたしのガンで、今までやったこともない掃除洗濯食事の支度などなど、
入院中のあたしができないパパの身の回りのことを、いっさいがっさい、自分でやらなくちゃならなくなった、こと。
なにしろ、救急車でいきなり入院されて、一番おろおろしたのはパパさんだ。
食事は、座れば出てくると信じてた人。
食材は冷蔵庫に入ってる、としか思ってなかった人。
あたしが、入院で楽だわ~~~、って思ってた頃。
パパは自身に降りかかるものがなんなのか、すら、理解出来なかったのではなかろうか。
退院したあたしが、家に戻って一番最初に言ったのは。
お布団干して、シーツ替えてください。
だった。
床拭きどころか、掃除機すら一度もかけてないのが、丸見えだった。
最近、コロナが落ち着いたとかで、ようよう三年ぶりの飲み会、失礼、会合が行われたのが、13日。
今までだと、ほとんど持ち帰ってきてた食事を、すべて食べきって、楽しんできた、パパさん。
普通に考えると、たまに、のお出かけならびに飲み食いしすぎで、不調になった、のだと思うが。
もし。本気で悪かった、場合。
一時入院なのか、長期入院になるのか、そこで今日のあたしのスケジュールが変わる。
大丈夫ですよ、と言われたら。
家に送り、その足で自分の放射線治療に出向く。
入院です、の場合は、まずあたしの病院に電話、だな。治療を休むか、延期か、相談せねばならぬ。
というか、ともかくパパの治療が最優先。
かかりつけの病院に電話を入れる。
幸い、すぐ診てもらえる、という。
運試しのように、仲良しのブロガーさんとこを覗いた。
朝一番に、元気をいただける記事に遭遇。
あんなにへこんでたのに、本気でぶふっ!!と、吹き出した。
うん。きっと、大丈夫だ。
心底、そう感じた。ケイエスさん、ありがとう!
あたしが運転して、後部座席にパパを座らせ。
たぶん救急車を待つより、ぜったい速いはず。
向かうのは、あたしも診てもらってた、かかりつけの病院なのだ。安心なのだ。
問診、診察、あれやこれやの検査(結果待ちも含む)の末、軽い立ちくらみのようなもの、でしょ、ということらしく。
明日また来てね、ということは、本日はかえってよろしい、と。
あぁ、よかった、とりあえず一安心で、今日はおとなしくしててね、と、家まで送り。
お昼ご飯の支度を手早くすませ。
そのまま、片道一時間半の病院まで運転。
運転中は無心で居られる。ありがたい。
車から降りようとしたら、しまった!!
庭下駄(と呼んでいるけど、実際はスリッポン)履いてきてるし(大汗)
せっかく「無心で」喜んでたのが裏目に出ようとは。
にゃははは、と、笑うしかない。
思い出したら、あたし、自分が救急車で運ばれたときも、猫の世話の服装で。
見事と言えるほどまでに、ぼろっちくてひっどいかっこうだった、の、思い出す。
だってだって、と言い訳をすると。
猫を飼っておいでの方ならすぐわかる、猫の爪とぎされますよ、ね。
セーターは引っ張り傷だらけ、スラックスはダメージ仕上げ状態で。
髪の毛は猫さまたちから、ねちねちガジガジ、丁寧にセッティングしていただいて。
何十匹も居る我が家ならでは、で、スプレー臭いし見た目ボロいし、目も当てられ無かった、あの時のあたし。
なのに、それこそ命がけで、必死で。
退院する時になって初めて、「あ、着て帰るものが。。。」に、なったのでした。
ま、アレに比べたら(比べるな、っちゅうの。)たいしたことでは無い。
ともかく、明日のMRIを受けてもらって、と。
まずは、そこから、だ。
つかれた。
続きは、あとで。
少しウキウキしていた、その朝。
パパが、青い顔で洗面所から出てきた。
歩き方が少し浮いてる、気がした。
どうしました?
反射的に声をかけた。
パパは、もたっとしたしゃべり方で、
具合が悪い
と、答えた。
うっ、と思ったが、できるだけ明るく、返事した。
あらま。今日で付き添いが終わる、ってんで、寂しくなった?
ところが。
頭が痛い、吐き気がする。
洒落にならない答えが返ってきた。
血の気の無い顔つきを見れば、普通でないのは、すぐわかる。
病院に行きましょ?
いや、救急車を呼んだ方がいいかも、と言われて、こっちも血の気が引いた。
さかさかさか、と、身支度をして。
元から、病院に行くつもりなのだから、そこはまったく困らない。
動きながら、頭の中で、さまざまなことを思い巡らす。
コロナ騒ぎで、おこもり生活が続いていたのに加え、あたしのガンで、今までやったこともない掃除洗濯食事の支度などなど、
入院中のあたしができないパパの身の回りのことを、いっさいがっさい、自分でやらなくちゃならなくなった、こと。
なにしろ、救急車でいきなり入院されて、一番おろおろしたのはパパさんだ。
食事は、座れば出てくると信じてた人。
食材は冷蔵庫に入ってる、としか思ってなかった人。
あたしが、入院で楽だわ~~~、って思ってた頃。
パパは自身に降りかかるものがなんなのか、すら、理解出来なかったのではなかろうか。
退院したあたしが、家に戻って一番最初に言ったのは。
お布団干して、シーツ替えてください。
だった。
床拭きどころか、掃除機すら一度もかけてないのが、丸見えだった。
最近、コロナが落ち着いたとかで、ようよう三年ぶりの飲み会、失礼、会合が行われたのが、13日。
今までだと、ほとんど持ち帰ってきてた食事を、すべて食べきって、楽しんできた、パパさん。
普通に考えると、たまに、のお出かけならびに飲み食いしすぎで、不調になった、のだと思うが。
もし。本気で悪かった、場合。
一時入院なのか、長期入院になるのか、そこで今日のあたしのスケジュールが変わる。
大丈夫ですよ、と言われたら。
家に送り、その足で自分の放射線治療に出向く。
入院です、の場合は、まずあたしの病院に電話、だな。治療を休むか、延期か、相談せねばならぬ。
というか、ともかくパパの治療が最優先。
かかりつけの病院に電話を入れる。
幸い、すぐ診てもらえる、という。
運試しのように、仲良しのブロガーさんとこを覗いた。
朝一番に、元気をいただける記事に遭遇。
あんなにへこんでたのに、本気でぶふっ!!と、吹き出した。
うん。きっと、大丈夫だ。
心底、そう感じた。ケイエスさん、ありがとう!
あたしが運転して、後部座席にパパを座らせ。
たぶん救急車を待つより、ぜったい速いはず。
向かうのは、あたしも診てもらってた、かかりつけの病院なのだ。安心なのだ。
問診、診察、あれやこれやの検査(結果待ちも含む)の末、軽い立ちくらみのようなもの、でしょ、ということらしく。
明日また来てね、ということは、本日はかえってよろしい、と。
あぁ、よかった、とりあえず一安心で、今日はおとなしくしててね、と、家まで送り。
お昼ご飯の支度を手早くすませ。
そのまま、片道一時間半の病院まで運転。
運転中は無心で居られる。ありがたい。
車から降りようとしたら、しまった!!
庭下駄(と呼んでいるけど、実際はスリッポン)履いてきてるし(大汗)
せっかく「無心で」喜んでたのが裏目に出ようとは。
にゃははは、と、笑うしかない。
思い出したら、あたし、自分が救急車で運ばれたときも、猫の世話の服装で。
見事と言えるほどまでに、ぼろっちくてひっどいかっこうだった、の、思い出す。
だってだって、と言い訳をすると。
猫を飼っておいでの方ならすぐわかる、猫の爪とぎされますよ、ね。
セーターは引っ張り傷だらけ、スラックスはダメージ仕上げ状態で。
髪の毛は猫さまたちから、ねちねちガジガジ、丁寧にセッティングしていただいて。
何十匹も居る我が家ならでは、で、スプレー臭いし見た目ボロいし、目も当てられ無かった、あの時のあたし。
なのに、それこそ命がけで、必死で。
退院する時になって初めて、「あ、着て帰るものが。。。」に、なったのでした。
ま、アレに比べたら(比べるな、っちゅうの。)たいしたことでは無い。
ともかく、明日のMRIを受けてもらって、と。
まずは、そこから、だ。
つかれた。
続きは、あとで。
続きをお待ちしております💦クリンより🍀
それにしてもパパさん大丈夫ですか?
あれから体の調子はいかがなんでしょうか。
最初読みながら、まさかくも膜下出血の小さいやつかなあとか思いました。
それが「軽い立ちくらみ」???
しっかり検査してもらいましょうよ。
あんな不安な朝、私なんぞのブログ記事が少しでも心に明るい光を注いだのなら本当に嬉しいです!
続きを待ってますね。。。
パパさん心配ーーーーーー!!!!!!
まずは検査結果次第ですけど、とりあえずくれぐれもお大事に。
もう、泣きそうだったわよw
画像に、欠陥がきれいに写ってて、ホントに安心しました^^
ごめんね、びっくりさせちゃったね、すみませんでした、とりあえず、無事~!!の、ご報告♪
本人が、一番ホッとしてると、思います。んとに、もう、心配かけおってぇ。むかっ!!・・・というのは、ナイショ。ね^^
欠陥、でなくて、血管、ね。
すみません、重ねてごめんなさい(大汗)
心底、元気をいただけたの。不思議なほど、落ち着いて居られたの。
いい一日、でした、ありがとう^^♪
最初に、ふらついた時に自宅で血圧計ったら、110-59くらいだったの。
低血圧だわよねぇ、それ。
元々高血圧でお薬もらってて、そういえば再任、低めだから(薬は)飲まなくていい、なんて言ってたし。
で、病院に電話して、今(血圧を)計ってください、って言われてもう一度計測したら、180-140で、もう、心臓に悪いったら、ないの。
後からわかった、大量にうんPしたあと、血圧が急激に下がる、って、あるあるなんだって。
飲み会があって、いつもより多くごちそう食べてたから、出るものもいつもより多かったのでないかなぁ。
だから、の低血圧で、普段、高血圧で、そういう状態に慣れてないから、自分でビックリしちゃった、みたい。
あとで看護師さんから何か言われて、ドキドキしたからいきなり高血圧に戻っちゃったのね。
で、ね、なんか、「作ってもらった方が美味しいし。」とか、
「これこれは食べたいけど、あれそれは、要らないよ。」とか
食生活に我が儘言い始めちゃって、さ。
好き嫌いはいけません、なのに。
なによw、いきなり甘ったれになっちゃってぇ、と、内心ぷんすか、だけど、やっぱり、ホッとしたから、ま、いっかぁ、と。
家事も、すべてあたしに、で、るんたった状態で居ます。
倒れたのでなくて、本気で泣きそうでした、安堵して。
明日からまた、自分自身の病院通いが始まります。
でも、送迎、パパに頼めないかもw。。。。どうしよ。
さっき、パソコンが固まっちゃって、再起動かけました。
どうやら、あたしがヘマしたらしく。
パソコンが、「止めてくれた」のだったみたいです。
なんともはや。
やはり、そうとうに動揺していたみたいです、自分。
亡き母が、よく『魂をしっかり、持ちなさい!』と、あたしを励まし叱ってくれたこと、思い出しました。
お彼岸には墓参りしてから病院に行こうと、強く思いました。はい。
家族が倒れると、いろいろ、不安だったり心配だったり、しますよねぇ。。。
今回は無事でしたが、永遠に無事、とはいかないでしょう。
いろいろと、いろいろと、考えさせられたことでありました。
検査結果は、血液検査も血圧もMRIも、調子が良いそうです。
どうしても心配なら、胃カメラ飲みますか?と提案されて、本人少しびびってました(大笑い)
「最近」でなく、「再任」に、なっちまってました。
ごめんなさい(冷や汗)
なんか、小学生のテスト用紙の採点、思い出しちゃった^^;;
お二人ともご自愛ください
贈り物が喜んでくれて良かったです♪
また何かあればお届けしますね( ´∀`)
昨日は晴れて、お祭りの山車が出て、通行止めになっちまって
身動きとれず遠回りばかりで、ね。
あたしは、後部座席のものを取ろうとしたら、脇腹が「ゴキッ!」って。
ずっと、痛いの。やぁねぇ。
パパさんは、今度胃カメラ飲むんだって。
あたし、救急車で運ばれたとき、大量に真っ黒い水吐いて、痛みで転げ回ったから
てっきり胃が悪いと思ったら、大腸癌だった、からさ。
パパが怯えて、「大腸が悪いのでは無いですか?」って何回も聞いて
先生にうるさがられてた(大笑)結果の、胃カメラよ。(困)
でも、診察で出していただけたお薬飲んでたら、調子良くなった、みたいよ。
今日、久々に裏道歩いたわ。1キロも無いんだろうけど、歩くと腰がじわ~~~っと痛くて、運動不足実感中。
二人とも、このまま全快、に、なってたら良いわね~~~^^♪
そっち、ものすごく暑いって、ニュース見て心配してた。
ご自愛くだされ、ほんとに、よ。