入りの通例。宗派によると思いますが、われらの場合。
二~三日前に、お墓を洗います。お掃除、ですね。
入りの当日。
午前中に済ませるお墓参りには、花とおはぎ(春彼岸にはお団子)を持参。
昔は外の墓前に供えるための御膳を仕立てて持参したが、最近では「もってこないでください」のお達しが出ています。
カラスや野犬に食べ散らかされるから、ということですが。
貧しい時代には、こっそり供物のごちそうをいただいて、飢えをしのぐ方々のためにも、豪華な供物を仕立てていた、とも聞き及びますが。
今はそういう人も、居なくなったのでしょう。
罰当たりなような、良い時代になったような、複雑な気分でもありますが。
面倒が減った、というのが、今時の方々のご意見でもありますようで。複雑。
和尚様は、『お供えなさりたい方は、墓前で手を合わせたら、もって帰ってくださるのなら、いいですよ。』と、お優しい。
亡くなったとはいえ、元は家族の心情もくんでくださって、ありがたいです。
もちろん、持ち帰ったごちそうは、『お下がりをいただきます。』と、手を合わせてから、頂戴します。
仏様のお下がりを頂戴すると、長生きできる、とも言われていますよ。
あ、もちろん、ろうそくとお線香は、いまだに必須、ですけど^^;
数珠はあってもなくても、かまわないようです。
最近は、首から簡単な袈裟をかける方々も増えていますね。
アクセサリーか?と思うくらい、若い方も、かけてます。
お墓にいくと、最初は境内の観音様にお参りします。
それから、おもむろに、おいでの方々に時候のご挨拶を交わしながら本堂の方向へ向かいます。
皆様、善男善女と呼ばれます、信心深い方々。
通常のご挨拶とは
『けっこうなお彼岸でございますね~』(たとえ少しくらい曇り空でも、土砂降りでもない限りは、そういう挨拶、ね)
などで、間違っても『お商売がどうだ』とか、下世話なことはお話しになられませんように^^;
本堂の入り口付近には、たいてい棚があって、そこに桶とひしゃくがたくさん置いてあります。
お借りして、水をくみ、お墓にかけます。
お水をどうぞ、の気持ちで、静かに、はねないように、注ぎます。
火事場のように、どんちゃかかけるのは下品です。というか、やってはいけません。
運動会みたいに、走り回るのも駄目ですよ。
大昔は、若い娘は丸髷に袋帯を胸高に締めて、一等にめかしこんでお参り、しましたそうです。家族と一緒に。
墓所は、お見合いの下見のような場所でもあった、そうで。
家柄とか、どこの娘だとか、丸わかりですから、ね。
時代的な背景とかいろいろ考えると、なるほど、と思うところもありますが。
今はそんなことはありません。
男女七歳にして席を同じうせず、なんて言葉は、死語です。はい。
ゼロ歳児から、みんな一緒に保育園、な時代です。自由というかなんというか。
水をかけたら、お花も活けます。
たいていは、左右一対の花立てがありますから、そこに。
手を合わせてお参りしたら、本堂に入ります。
お賽銭箱がありますが、そこは個人の赴くままの心持ちでよろしいようです。
正面のご本尊に線香を上げて、鐘を鳴らし、手を合わせます。
それから、おもむろに立ち上がり、奥の位牌堂へ向かいます。
畳の縁は踏まないように、お気をつけあそばしますように。
位牌堂は、各宗派で異なるようですので、そこなりのやり方を、どうぞ。
あとは、帰り際に和尚様のところに寄って、時候のご挨拶など交わし、退出します。
と、まぁ、子どもたちに教えるようなことを書いてみました。
ぼけたら手順を忘れるかも、なので、自分の覚え書き、です。^^;;てへ。
台風の被害で停電があった地域の復旧が遅れているとかで、あんじています。
市原市には、合併で市になったとき辺りに、住んでいました。市役所まで徒歩三分、って場所で。
あの頃は市役所の周囲は野っ原だらけで、家の裏の空き地で、打ちっ放しのゴルフができましたっけ。
もちろん、ただの野っ原ですから、飛んでいったボールを拾うのは、我が愛犬の大事な役目でしたっけよ^^
今は大都会になってしもて。
被害の戸数が多いのと、暑さと重なったのと、いきなり雨になったり寒くなったり、で、不安でおいでの方々を思うと、胸が痛い。
皆様が、少しでも早く平安を取り戻せますように。
深く深く祈っております。合掌。
二~三日前に、お墓を洗います。お掃除、ですね。
入りの当日。
午前中に済ませるお墓参りには、花とおはぎ(春彼岸にはお団子)を持参。
昔は外の墓前に供えるための御膳を仕立てて持参したが、最近では「もってこないでください」のお達しが出ています。
カラスや野犬に食べ散らかされるから、ということですが。
貧しい時代には、こっそり供物のごちそうをいただいて、飢えをしのぐ方々のためにも、豪華な供物を仕立てていた、とも聞き及びますが。
今はそういう人も、居なくなったのでしょう。
罰当たりなような、良い時代になったような、複雑な気分でもありますが。
面倒が減った、というのが、今時の方々のご意見でもありますようで。複雑。
和尚様は、『お供えなさりたい方は、墓前で手を合わせたら、もって帰ってくださるのなら、いいですよ。』と、お優しい。
亡くなったとはいえ、元は家族の心情もくんでくださって、ありがたいです。
もちろん、持ち帰ったごちそうは、『お下がりをいただきます。』と、手を合わせてから、頂戴します。
仏様のお下がりを頂戴すると、長生きできる、とも言われていますよ。
あ、もちろん、ろうそくとお線香は、いまだに必須、ですけど^^;
数珠はあってもなくても、かまわないようです。
最近は、首から簡単な袈裟をかける方々も増えていますね。
アクセサリーか?と思うくらい、若い方も、かけてます。
お墓にいくと、最初は境内の観音様にお参りします。
それから、おもむろに、おいでの方々に時候のご挨拶を交わしながら本堂の方向へ向かいます。
皆様、善男善女と呼ばれます、信心深い方々。
通常のご挨拶とは
『けっこうなお彼岸でございますね~』(たとえ少しくらい曇り空でも、土砂降りでもない限りは、そういう挨拶、ね)
などで、間違っても『お商売がどうだ』とか、下世話なことはお話しになられませんように^^;
本堂の入り口付近には、たいてい棚があって、そこに桶とひしゃくがたくさん置いてあります。
お借りして、水をくみ、お墓にかけます。
お水をどうぞ、の気持ちで、静かに、はねないように、注ぎます。
火事場のように、どんちゃかかけるのは下品です。というか、やってはいけません。
運動会みたいに、走り回るのも駄目ですよ。
大昔は、若い娘は丸髷に袋帯を胸高に締めて、一等にめかしこんでお参り、しましたそうです。家族と一緒に。
墓所は、お見合いの下見のような場所でもあった、そうで。
家柄とか、どこの娘だとか、丸わかりですから、ね。
時代的な背景とかいろいろ考えると、なるほど、と思うところもありますが。
今はそんなことはありません。
男女七歳にして席を同じうせず、なんて言葉は、死語です。はい。
ゼロ歳児から、みんな一緒に保育園、な時代です。自由というかなんというか。
水をかけたら、お花も活けます。
たいていは、左右一対の花立てがありますから、そこに。
手を合わせてお参りしたら、本堂に入ります。
お賽銭箱がありますが、そこは個人の赴くままの心持ちでよろしいようです。
正面のご本尊に線香を上げて、鐘を鳴らし、手を合わせます。
それから、おもむろに立ち上がり、奥の位牌堂へ向かいます。
畳の縁は踏まないように、お気をつけあそばしますように。
位牌堂は、各宗派で異なるようですので、そこなりのやり方を、どうぞ。
あとは、帰り際に和尚様のところに寄って、時候のご挨拶など交わし、退出します。
と、まぁ、子どもたちに教えるようなことを書いてみました。
ぼけたら手順を忘れるかも、なので、自分の覚え書き、です。^^;;てへ。
台風の被害で停電があった地域の復旧が遅れているとかで、あんじています。
市原市には、合併で市になったとき辺りに、住んでいました。市役所まで徒歩三分、って場所で。
あの頃は市役所の周囲は野っ原だらけで、家の裏の空き地で、打ちっ放しのゴルフができましたっけ。
もちろん、ただの野っ原ですから、飛んでいったボールを拾うのは、我が愛犬の大事な役目でしたっけよ^^
今は大都会になってしもて。
被害の戸数が多いのと、暑さと重なったのと、いきなり雨になったり寒くなったり、で、不安でおいでの方々を思うと、胸が痛い。
皆様が、少しでも早く平安を取り戻せますように。
深く深く祈っております。合掌。
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