あなたも、知らないところで、誰かの力になっているんだよ、きっと。

昨日。
ちょっと買い物に出たら、なんだか知っている人。。。。のような気がして。
あたしは運転中だったのだが、向こうの通りを歩いている、チェックのシャツの男性。
あれ？と、気になりつつ追い抜いていったら、赤信号で停車になったので
わからないように、じーーーっと、観察。
あ、やっぱり、そうだ、あの人、高校時代にあこがれてた人だ。

声をかけようとして、後ろから数歩離れて歩いていく女性を発見。
う、やばい。下手に誤解されたら、彼がかわいそうだ。

そのまま、しばらく観察を続けました。横目で（苦笑）。
幸いに（？）信号は長かった。

笑顔で何か話している様子がとても楽しそうで。
どこに行くのかな？元気そうで、よかった。
ちょっと白髪になったね、大人の男性の魅力、ってぇやつだね。

高校時代、何もかも、あたしより優れていて、うらやましいを通り越して崇拝していた。
好き、なんて言葉にしたら、薄くなってしまう気がするので、もったいない、と感じて。
まったく気づかれないように、毎日を過ごした。
もちろん、本人には言ったことは無い。
仲良しの女子にも、言わなかった。
いろんなことを、家に帰ってから、こっそりまねしてみたり、した。
口笛も、休み時間に、初めて教わった。
ひそかに一生懸命練習して、けっこう上手くなったんだけど。
それを伝えたことは、ない。
もう時効だよね、言っても。（;´▽｀lllA``）

信号が変わって、右折のあたしの向こう側を、とっとこ歩いていく彼らを、気づかれないように
心の中でお見送り。
幸せそうで、本当にうれしい。心がすっきりさわやかになっているのに、我ながら苦笑した。

もしも、あたしが、もうすこし賢くて、もっと綺麗で、もっとステキな女性だったら。
彼ににっこり、ほほえみかけていたかもしれなかった、高校時代。

そのままお店に行ったんだけど。
なんだか「ぼーーー」っとして、お店の中をくまなく歩き回っただけで、何も買わずに帰宅してしまった。
たははは。・・・・なにやってんだか、自分。

今日は朝から馬力かけて、いろんな作業が進みましたよ。
花いじり、植え替え。バイクの修理も頼んだし。あれもこれも、頑張ったさ。
いや、別に、どってことも無いんだけど、ね。
高校時代の、あの気力が戻ってきたような、明るい気分に、なっていたんだ、自分でも驚いているんだ。
もう少しお化粧してみようかな、とか、髪の毛、パーマに行こうかな、とか、いろいろ考え始めてる。
自分でそれに気づいたときの、恥ずかしさというか。
でも、うれしいよね、前向き気分って。


ここを、いま見ている、あなた。
あなたが、どこかで元気に生きている。
それを「うれしい」と思ったり、元気の元にしている人が、この世の中に、きっと居る。
みんなに、ね、本人が知らないところで、たぶん、そういうこと、あるんだと思うよ。(*^。^*)
きっと誰もが、別の誰かの「幸せの元」なんだ、ね。

そう思うよ。