横浜トップのイタリアンがミシュランを取れない訳 in サローネ２００７

先日、夫と４カ月ぶりのサローネ２００７でディナー

１番バッター　おビーールを夫とそれぞれ１本。２人で１本だと喧嘩になるからね
プッハーグビグビウメーー。
お店にそぐわずとも、まずはビールを飲みたいとです。

まずは前菜。マッシュポテトを牛肉で巻き巻き。
サシの入ったＡ５ランクの肉もこの量だと丁度良い。お口の中でとろけました

イカの上に左から生ハム、ルバーブ、カルダモン。
下にアーティーチョークのペーストが敷いてあって旨いんだなあこれが。
イカに甘みがあって独特のぬっちゃり感がたまらんです。

２番バッター　シャンパーーーン

魚・蛸・蛤等々の入ったスープ。魚の臭みも全くなく美味しい。

お代わりホイホイの焼きたてパン。
いつも、このパンだけどフォッカチャが好きなので、たまにはパンも変えて欲しいな。

牛タンの下はアンチョビ風味の大麦、パプリカのピクルス、赤玉ねぎのピクルス
西洋ワサビがアクセントとなり絶妙な一品。牛タンの歯ごたえ大好き。ムグググ。

ソムリエさんお勧めの白ワイン１２０００円　グレープフルーツみたいな香りがしてフルーティーで美味しかった。お店では１２０００円でもネットでは５０００円位で帰るんじゃないかと。
家で探してみようと思ったけど、この写真の撮り方ではワインの名前が探せず分からない
どなたか、お分かりになる方がいらっしゃったら教えて下さいまし

流石の盛り付けだなあと感嘆する。周りのは燻製をかけたアーモンドスライス。
マグロのカラスミ・シシリアンルージュ・バジルペーストをいれた牛のラグー等々。

アップにするとこんな感じ

一口のお楽しみは豚肉の下にチョコレート・ピスタチオペースト・ドライトマト・ライムゼリー
ばらばらな食材が一口で口に入れると合わさって本当に美味しい。

奥の餃子みたいなのは、ファゴットポレンタのリピエノ。
手前のグニュグニュが美味しかった～。ゴルゴンゾーラとマスカルポーネのクリーム。白ワインで煮た干し柿。
あの地味な干し柿がサローネ２００７の大舞台で活躍する日が来ようとは！

シャモ胸肉のアッロスト。

シナモンのジェラート。洋梨の赤ワインコンポートの下は洋梨のヌーボラ。

夫が小食なので、私の分を夫が食べると言う物は一切無く全て完食。
大人のカロリミットを飲んでても痩せないのは、このドカ喰いのせいだな・・。

最後はハーブティーで御馳走様でした。〆て４５０００円飲みすぎた。
流石のサローネ２００７！　１１月中旬からバーニーズのＢ１に移転するらしい。
広くなってランチの予約も取りやすくなりますね～

と、無難に終わりたいがそうは行かずの後家の腰巻
何でメインに偉そうに鶏肉がいるのか？お役が違うよと言ってやりたい。
鶏の分際でメインは無いべ？場違いだって。小さいし。
メインはやっぱり牛肉をガルルガルルと食べたいな。
でも鶏肉も大好きなんだけどね。おいじかった～

サローネ２００７がミシュランを取れないのは、この１メニューしか無い所じゃないかと。
１万円のコースしか無く１万円に抑えようとするからメインが鶏肉になっちゃう。
１万５０００円位のコースももう一つ作って魚をロブスターにするとか、肉も牛肉にするとかすれば、もっと料理の選択肢が増えてお客さんも喜ぶと思うな。
霧笛楼の１５０００円のディナーをリンクしておきますね。
やぱり豪華で食べ応えがある。せっかくお洒落してお金を貯めて食べに行くのだから満足したい。
１万円にお客さんは拘ってないと思うんだな。拘っているのはサローネ２００７の方かと。
勿論、１万円でこれだけの品数・品質は素晴らしいと思う。
それからスタッフさんの対応もきびきびし、気を利かし大変に気持ちが良い。
大ファンです！サローネ２００７！だからこそもう少しメニューを増やして欲しいと思う浜ノミクスにポチっ

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サローネ２００７系列のお店は大阪にもあると店主様。
「えっ？大阪のお客さんは、食べ物とかに煩い感じですか？」
と尋ねたら
「いいえ、大阪の人は滅茶苦茶シャイなんですよ。それを笑いで隠しているんですよ。
店の中に段差がありまして・・・『段差にお気を付け下さい』と言うと、バーキンを持ってる様な方でも『オットット』と転ぶ真似をしながら玄関先まで行きます」
マジですか？
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