大阪芸大ジャーナリズム研究会

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大阪芸大オペラ公演「魔笛」 3月10日(水)兵庫県立芸術文化センターで

2023-03-05 16:55:50 | 告知記事

 3月10日(金)に、大阪芸大の第44回オペラ公演「魔笛」が、兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール(兵庫県西宮市)で開かれます。大阪芸大の学生、卒業生、教員が出演する恒例のステージです。入場料は無料ですが、整理券が必要です。申し込みは大阪アートエージェンシー、電話06−6372−4583まで。<宮原裕>


(画像:公式サイトからチラシ)

 大阪芸術大学第44回オペラ公演が3月10日(金)に開かれます。演目はW.A.モーツァルト『魔笛』です。指揮は演奏学科教授の大友直人さん、演出は舞台芸術学科教授の浜畑賢吉さん、管弦楽は大阪芸術大学管弦楽団、合唱は大阪芸術大学合唱団です。その他にも学部生、大学院生、卒業生、教員が出演します。

 一般的なオペラ公演は、演劇と歌唱、楽器演奏によって構成されますが、大阪芸大の公演は第39回公演からアートサイエンス学科によるプロジェクションマッピングが盛り込まれるなど、従来のオペラの枠を超えた総合芸術大学ならではの演出になっています。

 会場は、兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホールで、入場料は無料ですが、事前に整理券の申し込みが必要です。16時30分開場、17時30分開演です。

 詳細、整理券申し込み、問い合わせは、大阪アートエージェンシー、電話06−6372−4583まで。

《大阪芸術大学 第44回オペラ公演「魔笛」》
●開催日時=3月10日(金)17:30開演/16:30開場
●場所=兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール(兵庫県西宮市高松町2−22)[地図] 。
●アクセス=▽阪急「西宮北口駅」南改札口スグ ▽JR「西宮駅」から北東へ徒歩15分、またはJR「西宮駅」北側ターミナルから阪急バスで「西宮北口駅」下車)。
●演目=W.A.モーツァルト/魔笛
●台本=E.シカネーダー(日本語台詞 浜畑 賢吉)
●指揮=大友直人(演奏学科教授)
●演出=浜畑賢吉(舞台芸術学科教授)
●管弦楽=大阪芸術大学管弦楽団。
●合唱=大阪芸術大学合唱団。
●映像制作指導=川坂翔(NAKED,INC.アートサイエンス学科講師)
●キャスト=
▽ザラストロ:篠部信宏。
▽夜の女王:成川彩音、日高奏楽。
▽弁者:日和充
▽タミーノ:磯本龍成。
▽バミーナ:谷口晴菜、山田結香子。
▽パパゲーノ:芳賀拓郎。
▽パパゲーナ:前田彩音。
▽ダーメ1:籔中天音、安田綺夏。
▽ダーメ2:橋本浩子、一柳香乃。
▽ダーメ3:中村麦、露口福菜。
▽クナーベ1:石川莉夏、水嶋文菜。
▽クナーベ2:樫村侑依、南部早紀。
▽クナーベ3:大野未優、門谷碧。
▽僧侶1:福井雅志。
▽武士1:瀬戸山修三。
▽僧侶2・武士2:若井隆。
▽モノスタトス:有吉将人。
●カヴァーキャスト=
▽ザラストロ:若井隆。
▽クナーベ:阿南萌実、今川瑞花、大和夏摘、吉岡知那。
▽パパゲーナ:阿南萌実。
●スタッフ=
▽副指揮:高谷光信(「高」ははしご高が正式表記)
▽演技指導:小森創介。
▽声楽指導:三原剛、東野亜弥子、田代恭也、田代睦美、辻川謙次(「辻」は1点しんにょうが正式表記)
▽映像制作・操作:大阪芸術大学アートサイエンス学科。
▽舞台補佐:田代睦美。
▽映像制作監修:川坂翔 NAKED,INC.
▽舞台・演出部:河田早紀。
▽コレペティトゥア:辻川謙次(「辻」は1点しんにょうが正式表記)、皃玉千沙子、初瀬川未雪。
▽衣裳原案:松生紘子。
▽衣裳:東京衣裳(株)。
▽音響:小野隆浩。
▽照明:李麻視 (株)夫阪共立
▽舞台監督:山中舞 (株)スタッフユニオン
▽マネジメント:大阪アートエージェンシー。
▽統括:三原剛。
●料金=無料(要整理券)。
●公式サイト=https://o-art-agency.com/blog/1154/
●リーフレット=https://o-art-agency.com/wp-content/uploads/2022/12/魔笛2023.pdf
●主催=学校法人塚本学院大阪芸術大学。
●チケット申し込み・問い合わせ=大阪アートエージェンシー 電話06−6372−4583(平日9:00〜17:00)。


『オレンジロード急行』に大きな拍手 大森一樹監督の追悼上映会 【動画ニュース】

2023-03-05 00:50:12 | ニュース

 3月3日、あべのアポロシネマで、昨年11月に亡くなった大阪芸大映像学科長だった大森一樹監督の追悼上映会が行われました。劇場映画デビュー作の『オレンジロード急行』の上映では、終映後、大きな拍手が会場を包みました。<小畠綾花>

 

 

 

 


(写真:受付の様子)

 1952年、大阪市出身。小学生時代に芦屋市に移り住み、芦屋市立精道中学校、六甲高校を経て京都府立医大卒。

 8ミリの自主制作映画出身で、1977年、シナリオ『オレンジロード急行』で第3回城戸賞を受賞、翌年、自ら監督し劇場映画デビューを果たしました。1980年『ヒポクラテスたち』、1981年村上春樹作品初の映画化『風の歌を聴け』などを手がけ、1980年代初頭に若手映像作家として注目を集め数多くのメジャー映画を手がけました。平成初頭のゴジラ・シリーズでも知られています。

 大森監督は2005年4月から大阪芸大映像学科・大学院の教授を務め、2006年からは学科長を務めていました。

 3月3日、阿倍野区のあべのアポロシネマで行われた上映会では、大森監督の代表作『オレンジロード急行』が上映されました。

(写真:『オレンジロード急行』のポスター)

 小型トレーラーから海賊放送をやっている若者たちと、死んだ親友の故郷を訪ねるため自動車泥棒を続けて旅をする家出老人たちとの出会いを描くロード・ムービー。

 コミカルなシーンでは、会場では笑い声が起こり、上映終了後は大きな拍手が起こりました。


(写真:観客の様子)

 

 来場した大学教員は、「当時25歳の若さでこの作品を作ったのはすごい、公開当時からすればかなり斬新で面白かったと思う。惜しい方を亡くした」と語りました。

 また、映像学科の副手は、「この作品を見ると、監督が楽しそうに撮影している様子が目に浮かぶ。上映会を開催できてよかった」と話していました。

 会場では、大森監督が学科長をしていた映像学科の、教え子たちの卒業制作展プレイベント上映会も行われ、来場者からは温かい拍手が送られました。