いい日旅立ち

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憲法の話~その1~成り立ち①

2018-12-06 19:26:03 | 憲法


憲法の入門書、
専門書を紹介したが、
それも読むのはたいへん、
というひともいる。

それで、
憲法の大要と
自分の考え方も書いてみることにした。

第1回は、
その成立。

戦前、戦中は、
「大日本帝国憲法」
にのっとって
国政が運営されてきた。

しかし、
日本は第2次世界大戦に敗れ、
ポツダム宣言を受諾し、
連合国側にしたがうことを宣言した。
ポツダム宣言にしたがい、
日本は、
言論の自由を守り、
基本的な人権を守り、
平和な政府をつくること
を求められた。

戦後
しばらく、
連合国にしたがって
国政を運営することになった。

特に、主な役割を果たしたのは
GHQであり、
連合国軍総司令部の
マッカーサーである。

マッカーサーは、
憲法の自由主義化を
求めた。
当時の首相は、
幣原喜重郎。

日本は、
マッカーサーの指示により
憲法草案をつくるが、
日本の案は、
天皇主権の
大日本帝国憲法と大差ないものであった。

マッカーサーは激怒し、
厳しい条件をだした。

とはいえ、
日本国憲法は

アメリカのおしつけだ
とも言い切れない。

日本側にも優れた案を
提唱する人々もいた。
とくに
直接
影響を与えたのは、
森戸辰男等の学者グループ

出した、
「憲法改正要綱」
であり、多くの点が取り入れられた。

そのあとも、
紆余曲折があった。

それは、
次回に。

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