いい日旅立ち

日常のふとした気づき、温かいエピソードの紹介に努めます。

対局日誌~その47~

2019-01-26 09:51:03 | 対局日誌



81Dojoにて1局。

昇段のかかった一番。
相中飛車。
序盤から有利に進め、
優勢から、
勝勢。
攻めの手が見事に決まって、
あとは、
詰めるだけ。
昇段、
昇段。

ところが、次の1手、
指せば詰みのところで、
妙な画面が出てきて、
将棋の画面に戻れない。

結局、
時間切れ負け。

朝から気分が悪い。

しばらく、
ネット将棋は、休む。

あらゆる面を持つ富士山

2019-01-25 21:55:21 | 人生


日本のあちこちから、
富士山が見える。
地上からのものもあれば、
雲の上から見えるものもある。

近くから富士山が見える。
全国的な現象である。
その様は
歌にも詠まれるし
写真の被写体ともなる。

いまでも、思わぬ場所から、
富士山が見える場所を
発見することがある。

写真は、
茅ヶ崎海岸から見える富士山である。

父という場所~小高賢の歌~

2019-01-25 21:36:02 | 短歌


森鴎外の生涯をえがいた評論に
「闘う家長森鴎外」がある。
明治お時代の父として、
絶大な影響を与えた森鴎外。
医師として
官僚として、栄華を極めた。

家庭では、
家長として、君臨。

圧倒的的な力が、
家族を従わせる。

現代ではどうだろう。
すっかり父親の権威は落ちてしまった。

それでも、何とか父らしい父になりゆく時間がある。

小高賢に次のような歌がある。
平成の時代にも、
なんとか家長として、
その存在を証明したいのだ。

………

雨にうたれ戻りし居間の父という場所に座れば父になりゆく

鴎外の口ひげにみる不機嫌な明治の家長われらのとおき

暴力は家庭の骨子ーー子を打ちて妻を怒鳴りて日々を統べいる

対局日誌~その46~

2019-01-25 19:40:44 | 対局日誌



地域のサークルで指した。

相手はHさん。
百戦錬磨の強者、93歳である。
高段者で、何でも指しこなす。

初めの2局、棒銀で来られた。
初心者の棒銀は、かわいいことがあるが、
高段者の棒銀は、始末が悪い。
どうあがいても、突破されてしまう。
第3局は相矢倉で、
これも木っ端みじんにやられた。

相居飛車では勝てないので、
対棒銀四間飛車で対抗することにした。

中飛車でこられたときは、
相中飛車。
やっと勝ち始め、6連勝。
そろそろやめたいが、
相手は、30歳も年上の先輩である。
勝ち逃げするわけにはいかない。

最後の敗戦で、
やっと勘弁してもらった。

本日は、6勝4敗。

あとは、事務的なことで、1日は終わろうとしている。

友は選ぶもの?選ばれるもの?

2019-01-24 22:08:08 | 人生


70歳も近くなってから、
友人ができるようになった。
趣味やボランティアでの仲間が、
つながるようになったのだ。

誰もがそうであるように、
ついの友とはできにくいとは思う。
が、

老人であっても、
交際範囲は広がる。

若い時からの友人もいるし
最近になって仲良くなった人もいる。

離れて行ったのは、
次のような人々だ。

会えば誰かの悪口を言う人。
家族のだれもが、「あの人はいかん」という人。
もめごとがあって、親類と断交してしまった人。

あまり他人のことは言えないが、
別れてしまうには、それなりに
わけがある。

くよくよと悩む必要は、ないだろう。

テレビ~買うべきか買わざるべきか~

2019-01-24 21:53:55 | 趣味


テレビの調子が悪い。
ときどき、映らなくなる。
それで困るかというと、そうでもない。
そもそもテレビはほとんど見ないのだ。
しかし、
たまには見たい番組もある。
だから、
パソコンをつないで
テレビ番組を見ようかと思う。

テレビは、すっかり安くなった。
贅沢を言わなければ、3万円で
ちゃんとしたものが買える。

ただ、普通は、
テレビとパソコンは、
同時につけるから、
やはり、
買った方がいいかもしれない。

そう思いながら、
もう半年たった。

4月には、テレビが備えられているかどうか、
わからない。
つまらない悩みだけれど。

藤井聡太七段は、んzなぜなぜ強い?

2019-01-24 21:23:00 | 将棋


藤井聡太七段は、
また、連勝を伸ばし始めた。
朝日杯オープントーナメントでは、
A級八段(稲葉、糸谷)を連破し、
準決勝に駒を進めた。
昨年に続き、優勝しそうな雲行きである。
他の棋戦でも、
勝ち続けている。
今年中に、タイトルをとりそうだ。
高校生タイトルホルダー誕生か?

順位戦では、
昨年度から
18連勝。

詰め将棋の才能は有名だが、
それだけではない。
勝負術
受けの強さ
も、尋常ではない。

将棋の人気は高まるばかりで、
天井知らずである。

大山康晴全集、大山康晴の晩節

2019-01-24 21:12:37 | 将棋


大山康晴全集は、
価値が高い。
新刊は3冊で、4万円だったが、

今は絶版である。
中古の本は、
6~10万円。

その力が、反映されている。

彼は、
将棋連盟の会長であった。
現役を続けながら
会長職にあった。

将棋の対局だけでなく、
あらゆる面で、ナンバー2、ナンバー3の棋士に
コンプレックスを与えたことは、
よく知られている。

二上達也
加藤一二三
内藤国雄
米長邦雄

などが、
ひどい目にあったことも、
有名である。

それにしても、
強かった。
全集が10万円
するのも、むべなるかな。

佐伯九段将棋サロン後の茶話会

2019-01-24 21:00:13 | 将棋


佐伯九段将棋サロンが終わってから、
茶話会に出た。
みな、仲が良く、
終了後、10名は飲み会、
もう10名は茶話会に出る。

将棋が飯より好きな人の集団なので、
将棋界のこと、
将棋の理論、
食べ物の話、
旅の話など、
尽きることなく語り合う。

メンバーは、

大学教授
元大学教授
元パイロット
主婦
大工さん
行政書士

と、
多様である。

今日は、2時間話した。

佐伯九段将棋サロン新年度第2回

2019-01-24 20:48:49 | 将棋


佐伯九段将棋サロンに参加した。
このサロンの人たちは、
お金を払っているから、
みんな準備のできたところに行く、
というのでなく、
頼まれもしないのに、
準備と後片付けを手伝う。
それだけ仲が良いのだ。
佐伯先生の人柄にもよるのだろう。

本日は、
宿題の必至問題と詰め将棋問題の解説。
そのあとは、1手必至の例が説明された。

わたしは、
5戦5勝であった。

相手は、
弐段、
弐段、
四段。

成績によっては、
年末に昇段することもある。

今日は、
神奈川新聞社の記者が来て、
守屋三段対高木三段の対局を観戦した。
その棋譜は、近く、
神奈川新聞に掲載される。

うたあわせの悦び~1300年の時空を越えて~

2019-01-23 21:04:08 | 読書


栗木京子は、
現在、NHKの短歌番組の選者として、
テレビ出演している。

京都大学理学部出身。

はやくから、文才を買われたが、
理学部を選んだのが珍しい。

もっとも、
先輩の永田和宏等も理系の人だし、
斎藤茂吉だって、理系・医学部の出身である。

栗木京子の「うたあわせの悦び~1300年の時空を越えて~」
が、面白い。

奈良、平安、鎌倉時代の高名な歌と一緒に、
同じテーマの現代の歌を比べる。
日本のような、歴史の古い国に住むからできることである。
アメリカ合衆国では、
こうはいかない。

1000年以上前の自国の書物を、
現代の作品とともに読める日本人は、
恵まれているのだと思う。

10万円近くする大山康晴全集

2019-01-23 20:35:14 | 将棋


将棋の専門棋士の棋譜をまとめたシリーズは多い。
江戸時代の棋士から、
明治
大正
昭和
平成
に至るまで、
多くの全集が発行されてきた。

それらの中で、
最も高価なのは、
大山康晴全集であろう。
新品の定価は3冊4万円であった。

現在、アマゾンで手に入るもので、
もっとも高価なものには、10万円近い値がついている。

谷川浩司全集も、貴重品だ。

羽生善治全集がないのは、なぜだろう?

専門棋士の棋譜と将棋の実力

2019-01-23 20:24:43 | 将棋


ほぼ毎日、将棋の専門棋士の棋譜を並べる。
高段者のものが多い。
ところが、
うなるような手があるかと思うと、
「高段者でさえこんなミスをするのか」
と、あきれるような指し手もある。

一番よく並べるのは、
「谷川浩司全集」
である。

鋭い攻めの棋風と言われるが、
渋い指し回しも多い。

歴史に残る名著も多い。

大山康晴全集
中原誠全集

などである。

江戸時代の棋譜を並べるのも、
一興である。

宮柊二は、専任歌人となったが……

2019-01-23 20:12:09 | 短歌


歌人は多い。
しかし、短歌のみを生業とする人は少ない。

斎藤茂吉は精神科医だったし、
上田三四二は内科医だった。

それに対し、
宮柊二は、40代まで会社勤めをした後、
退職して、新聞の選歌や雑誌の稿料で
生活するようになった。
歌誌「コスモス」を切り盛りしたのも
有名な話である。

戦時中の体験が、
そのもととなっており、
今でも「山西省」は、
戦争文学として、
高く評価されている。

宮柊二の作風は、
徐々に変わっていくのだが、
人生の航路にしたがって、
少しずつ変化していく。

戦後の、宮柊二の歌も好きである。

戦前では、
北原白秋、
島木赤彦
等が、文学だけで生活した人たちである。

宮柊二の歌が、しんしんと聞こえてくるようだ。







「不純異性交遊」って、何だかわかりますか?

2019-01-23 17:48:44 | 人生


50年前。
わたしが、中高生だった頃、
「不純異性交遊」という言葉があった。
中学生、高校生が、男女で個人的な付き合いを
してはいけない、というのである。
その掟を破ると、
「不純異性交遊」と言われた。
グループで付き合いなさい、という教えである。

隔世の感がある。

当時は、
フランス人が、街の真ん中で抱き合っているのを見ると、
びっくりしたものである。
今は、日本の中でそういうことがあっても、
日常茶飯事である。
なんともない。

中高生は、
「恋愛と友情のどちらをとるか」
という悩みをもつという。
以前なら、考えられなかったことである。

異性の友人のところに夜行き、
なかなか帰らない、
というときも、
当たり前で、何の咎めるべきことでもないそうだ。

わたしも、年をとってしまった( ;∀;)