いい日旅立ち

日常のふとした気づき、温かいエピソードの紹介に努めます。

対局日誌~その45~

2019-01-23 17:36:33 | 対局日誌


昨日から、81Dojoで、
計14局指した。
大変調子が良く、13勝1敗。
連戦連勝で、
連続昇段。

それで、地域の将棋サークルで
指そうという気になり、
5局ほど指した。

相手は、高段者のHさん。

居飛車、振り飛車、
何でも指す。

早指しを心掛けたが、
ある局面で、
手がとまってしまった。

勝勢なのに、
どうしても次の1手が浮かばないのでだ。
それで、ゆっくり攻めることにした。
ところが、相手が怒ってしまった。
「こうやれば終わる」
との指摘。

そのとおりだ。
一言もございません。
81Dojoでの連続昇段の温泉気分は、
ふっとんでしまったのだった( ;∀;)

対局日誌~その44~

2019-01-23 17:02:58 | 対局日誌



地域の施設にて5局。

高段者のHさんのご指名で、
5局指した。
成績は、2勝3敗。

わたしの棋歴は60年、
相手の棋歴は85年。
お互い、居飛車、振り飛車、相振り飛車、力戦、角換わり、棒銀、相掛かり
何でも指す。
ことに、Hさんは高段者で、
まったくなんでもござれ、である。

1勝3敗の後の第5局。

わたしの勝勢で、ほぼ必至がかかった。
相手は、受けの妙手を連発して頑張る。
ある局面で、もう逆転の余地はなくなった。
手を変えても変えても、
受けられる。
とうとう相手が何もできない局面になってしまった。
ところが、
決め手が見つからない。
考えても考えてもわからない。
それで、
いったん竜を引き上げた。
すると、そこで緩めるのは、ひどすぎる、
とHさんが怒ってしまった。
「こういう風に詰ませるんだ」と、説明。
なるほど。
しかし、続けて指す。
それでも、えんえんと将棋は続き、
200手くらいで私の勝ち。

しかし、相手を怒らせたのは、
私が悪い。
よくあることだが、
力が違う場合、
もう負けと分かっているから、
投げたい。
が、詰む迄指そう、ということがある。
そこであまりモタモタされると、
もういい加減にしろ、
次を指そう、
と言いたくなることはある。

初心者相手に、
そういう気分になることはよくあるから、
Hさんの気持ちはよくわかる。

偉そうなことは言えない。

完全に管理され、
紳士同士が指している。

それでも、しょっちゅうさざ波はたっているのである。



藤井七段、朝日杯準決勝に進出~~A級八段を連覇

2019-01-22 21:20:56 | 将棋


藤井七段がまた勝った。
朝日杯オープントーナメントで準決勝に進んだ。
それも、A級八段である
糸谷八段と
稲葉八段を
連覇しての偉業である。
この調子で行くと、
この棋戦で優勝しそうである。

何処まで勝ち進むのか。

今年中にタイトルの1つや2つは、
取ってもおかしくない。
高校生タイトルホルダーも
夢ではない。

全部の駒対玉と金2枚の闘い

2019-01-22 20:57:23 | 将棋


将棋には、「駒落ち」というのがある。
力の差があるとき、片方が、駒を落とすのである。
目安として、次のようなものがある。

1級差 香落ち
2級差 角落ち
3級差 飛車落ち
4級差 飛車香落ち
5級差 2枚落ち(飛車角を落とす)
6級差 4枚落ち(飛車角香香を落とす)
7級差 6枚落ち(飛車角香香桂桂を落とす)
8級差 8枚落ち(飛車角香香桂桂銀銀を落とす)

つまり、8枚落ちとは、玉と金2枚、歩9枚だけで戦う対局なのである。

アマチュアの4~5段がプロの6級くらい、
といわれる。
そうすると、
アマの4段(プロの6級クラス)がプロの九段と戦うと、
5、4、3、…1級、初段、弐段…九段
だから、14級差となる。
しかし、
いくらプロ九段でも、
アマチュア有段者と
玉、金2枚、歩9枚だけでは、勝てない。

普通に考えて、
アマチュア4段とプロ九段だと、
4枚落ちくらいでちょうどいいだろう。

そうなると、
「駒落ちの基準とは?」

というのが、まったくあいまいになるのである。
8枚落ちでアマ4段に勝つのは、
藤井七段でも無理である。

ああ、難しい。

主治医の診察~藤井七段の話~

2019-01-22 17:48:09 | 医療


主治医を訪ねて、
定期健診を受けた。
診察の折、
かならず雑談をするのが
通例になっている。
簡単な問診の後、
藤井七段の話。
とうとう
準決勝までいきましたね、
今年中にはタイトルをとるでしょうね、と。
こういう話の後は、
なぜか将棋が指したくなる。
帰ってから、
ネット将棋7局。

結果は、7連勝。

対局日誌~その43~

2019-01-22 17:32:01 | 対局日誌


本日は、
81dojoで2局。

1局目は、
相手が棒銀で、
相居飛車。
攻め込んできたところ、
銀頭に歩をたたいた。
ここで相手が長考をはじめ、
とうとう時間切れになってしまった。
たとえ、
同格の相手に大駒1枚不注意で取られても、
勝つことはある。
相手の意図が、不可解であった。
直後、彼が対局を始めたゆえ。
下痢で、トイレにでも行ったかな?

2局目は、
相中飛車。
駒損でも攻め込み、
優勢を築く。
最期、こちらに即詰みがあり、
ひやひやしたが、
見落としてくれた。

これで、
81dojoでは、7連勝。

なぜ年度末には道路工事が増える?

2019-01-22 17:22:57 | 人生



会計年度の年度末にあたり、
国や地方公共団体の管轄に属する道路の土木工事が増えてきた。
この時期になると、毎年繰り返される現象である。
予算を使い切らないと、
次年度からの予算獲得に不利になる、
というのが理由だろうが、
こう多いと、不条理に思えてくる。
一定の要件をつけて、
福祉や教育予算にふりかえる、
といったイキな措置はとれないものだろうか。

毎年、この時期になると
公共の団体のおかしな常識が、
目立つようになる。
思い通りにはいかないものだ。

人は死んだらゴミになる?

2019-01-21 20:47:44 | 信仰


あるとき、時の検事総長が、
本を出した。
「人は死んだらゴミになる」
宗教上、そうした見解をとらない人は多いし、
地獄など存在しない、という人もいる。

友人の女医さんは、やはり
「自分は、死ねばゴミになる」
という。
宗教上、それはけしからん、
という人もあろうし、
私自身もそれなりの意見を持っているが、
上のような発言も、世間で生きている以上、
存在を認めなければならないだろう。

ある歌人は、
次のような歌を残している。

ほの光るDNAをたずさえてわたしは恋するわたしもり
                    大滝和子

確かにそうなのだろうが、
それにしては、
人間は、恋に弱い生き物だなあ、
と、感心しきりなのである。

遺書を書く~それも重要~

2019-01-21 18:13:57 | 人生


遺書を書き換えた。
50歳を過ぎてから、
友人、知人が亡くなることが増えたからである。
若くして死ぬと、その遺志がはっきりしない、
ということがある。
だから、
死後にしてほしいこと、
葬式の在り方、
財産分与など、
明らかにしておこうと思ったからである。

若いから死なない、とは限らない。
事故はありうるし、
突然病死する場合もある。

そんなとき、
自分の意志がはっきりしていないと、
残された人は困るだろう。

遺書は、何回書き換えてもよい。

最低限、
日付
名前
実印
内容

を書き、
封筒に入れて
開き口にハンコを押しておけばいい。

実際は、
確認が難しく、
要件が完全に揃っているかどうか、
専門家の意見があった方がいいが、
遺書を書くだけで、
一応の安心が手に入る。



子どもたちが担う日本の未来~憲法上の権利~

2019-01-21 17:45:58 | 憲法


人権は、対象が子どもであっても、
守られる。
表現の自由である。
ただし、
「子どもであるから」
とか
「生徒であるから」

許されないこともある。

酒、たばこをたしなむことの禁止、
ポルノを見ることの禁止など。

他に、
政治活動の自由もあるが、
これは微妙な面を含む。
他の生徒に悪影響が生じることがあるからである。

18歳以上の人には選挙権が
認められた。
ゆえに、高校生で、
かつ選挙権を持つ、
という人が出てくる。
それなのに、
政治活動を禁止できるのか、
という問題が生じる。

ただし、
他の生徒に影響を及ぼすこともある。
授業中に校内で政治活動をすることは、
許されない。

しかし、
18歳以上に選挙権を認めることにしてから、
放課後や休日に
国は、
政治活動をすることは、
その制限を家庭が判断する、
というふうに見解を改めた。

憲法第21条 
第1項 集会、結社、出版その他一切の表現の自由は、これを保証する。
第2項 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。

憲法第13条
すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由、及び幸福追求に対する国民の権利は、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大限の尊重を必要とする。

対局日誌~その42~

2019-01-21 17:28:48 | 対局日誌


地域の施設にて、2局。

相手は、Mさん。
高段者である。

1局目は、
力戦右四間飛車。
駒得するも、
終盤の粘りに会い、
1手届かず惜敗。

2局目も、
力戦。
駒得を重ね、
と金を作って、
優勢拡大。
地味な手を指し続け、
圧迫した末、詰ませて勝ち。

彼の場合、
懐が広く、
狙いをもって指しても
それを見破るので、
狙いを2つか3つ、もって、
5~7手よく読み、
慎重に指さなければ、勝てない。

この道場は、
福祉施設で、
60歳以上、有段者でないと利用できない。

1級以下だと、ちょっと厳しいと思う。

老いらくの恋~川田順の歌~

2019-01-21 10:13:22 | 短歌


川田順は、
住友本社常務理事、
芸術院賞受賞、
皇太子の作歌指導、

といった華々しい活躍をした。
退職後は、
妻に先立たれ、
京都で歌人として、
「新古今集」の研究をしていた。
ところが、
その頃、
京都大学教授の妻
鈴鹿俊子との恋に走ってしまった。

そのため、自殺未遂を起こし、
「老いらくの恋」として有名になった。

俊子は離婚し、
2人の生活が、
神奈川県国府津で始まる。

67歳の時、
俊子は27歳歳下である。

この頃次のような歌を作った。

………

わが夢は現となりてさびしかり田舎のすみかに枕を並ぶ

………

「枕」となっているのが
よく効いた。
「床」としたら、
身体性がつよくなりすぎるであろう。






職業歌人は存在するのか~宮柊二の例~

2019-01-21 09:44:46 | 短歌



歌人は、どのくらいいるの?
と、聞かれたことがある。
歌だけで食べている人は、少ない。
他の職業をもちながら、
専門家人としても活躍する、
というのが、普通の例である。

サラリーマン
大学の教師
高校教師
一般に、教育者
技師
医師

等、多様である。

戦前には、

北原白秋
斎藤茂吉
正岡子規
与謝野鉄幹

等がいた。

歌だけで生活していたのは、

北原白秋
与謝野鉄幹
正岡子規

生業をもっていたのは、
医師の
斎藤茂吉

戦後は、

岡井隆
上田三四二
塚本邦雄
馬場あき子
永田和宏
宮柊二

等。

このうち別に生業をもっていたのは、

岡井隆
上田三四二
塚本邦雄
永田和宏
宮柊二
坂井修二



岡井隆
上田三四二
は、医師であった。

永田和宏
坂井修二
は、大学教授。

宮柊二は、
戦後、富士製鉄に勤めたが、
昭和35年、48歳で退職し、、
新聞の歌壇選者
として、新聞、一般雑誌,歌誌
等の稿料で生活した、

多くの歌人は、
生業をもちながら
歌を作った。

生業は、多様である。















法廷の宗教戦争~憲法の保障する信教の自由~

2019-01-20 20:45:40 | 信仰


宗教上の問題は、多くの考え方を生む。
なるほど、
日本国憲法は、信教の自由を
保証している。

オウム真理教のような
特殊な例を除き、
新宗教であっても
ただちに、違法になる
というものではない。
「著しく」公共の福祉に影響を与えないならば、
その宗教の存在を否定しないのが、
憲法の考え方である。
霊感商法とか、
壺や物を売る行為も
ただちに違法だとは決めつけられないだろう。

憲法上問題になったのは、
地方公共団体が地鎮祭を行ったことが憲法に違反するかどうかである。
これは、
いまだに、説が分かれており、
個々に判断するしかない。
ただ、
政教分離の原則、
国教の禁止、
ということは、わきまえておかねばならない。

憲法第20条

第1項 信教の自由は、何人に対してもこれを保証する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権利を行使してはならない。

第2項 何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。


81歳にして若大将~加山雄三~

2019-01-20 20:21:04 | 人生


加山雄三は、若い。
81歳になる今も、「若大将」
といわれる。
マスコミでそうだし、
映画でもそうだ。

湘南、茅ヶ崎、ヨット、
というイメージ。

若大将と呼ばれて、
颯爽とデビューした頃から
変わらず若い。

とくに、テレビなどでは、
その感が深い。
なぜだろう?

気が若いことは
間違いないし、
外見もさっそうとしている。

ひとつには、
メディアが、演歌を歌わせない、
ということがあると思う。
本人は、
カラオケなどで
演歌も歌うというが、
テレビで
加山雄三が演歌を歌うのは
見たことがない。

そのようにして、
メディアが、
彼は若い、
というイメージを作り上げているのだと思う。

加山雄三は、
81歳にして、若大将。