いい日旅立ち

日常のふとした気づき、温かいエピソードの紹介に努めます。

成績と職業はかならずしも一致しない

2019-01-18 18:06:13 | 人生



高校時代、国語は好きだった。
文学志望であったし、
国語教師は優秀だったから、
国語の成績は良かった。

浪人1年目に、
予備校に通った。
最初の旺文社模擬試験で、
国語は30万人中6位であった。

で、
それを知った
予備校の国語教師が
現代国語の内容(とくに助詞や助動詞の使い方)
を聞きに来る、

といいう珍現象(?)も生じた。

だから、国文科に行ったら
すぐれた国文学者や新聞記者になれたかというと
それはわからない。
学者や新聞記者になるには、
また別な才能があるのだ。

結局法学部に進学してしてしまったので
文学方面に進んだら
才能が開花したかどうかは、
永遠の謎である。

卓球の名コーチは80歳

2019-01-17 21:56:31 | スポーツ


午後7時から9時まで、卓球を楽しんだ。
地域の夜間開放施設で、2人で打ち合った。
短歌サークルの友人で、
80歳になるが、極めて元気である。
本格的にコーチについて学んだことがあるそうで、
教え方も上手だ。
切る、
強く打つ、
フォアを攻める、
など、
ツボをよく教えてくれる。

陶芸家で、写真の楽しみもあり、
話題の広い方である。

時々休んで、
世間話や芸術の話をし、
また、球を打ち合う。

力が拮抗している、善き友である。

地域サークルでのボランティア3件

2019-01-17 15:52:14 | ボランティア


地域サークルでボランティアをしている。
東京オリンピックでのボランティアほど
大げさなものではない。
ささやかなボランティアである。

東京オリンピックのボランティアスタッフになるなら、
東京都やIOCに問い合わせて、
手続きするのだろう。

私のやっているボランティアは3件。

ひとつめは、
老人ホームで
将棋
囲碁
はさみ将棋
をする。
月1回。
社会福祉法協議会で紹介された。

ふたつめは、
不定期だが
地域の将棋サークルで
中学校などに出向き、
将棋を教えることがある。

みっつめは、
図書館での子どもへの
絵本読み聞かせ。
もっとも、
これは研修中で、
まだ、子どもの前で
読み聞かせをしたことはない。

いずれにせよ、
地域での活動をするのは有意義だ。

地方自治体や
社会福祉協議会などで
案内するイベントはよくあるから、
ボランティアをしたいという方は、
アンテナを張っておかれると良いと思う。

終活~遺書とエンディングノートの書き方~

2019-01-17 11:52:54 | 終活


人は、必ず死ぬ。
死後、
遺産をどのように分けてほしいか、
葬式はどのようにしてほしいか、
家族にどのようなことを望むか、
等を、
遺書に残しておきたい。
病気、事故などで、
いつ死ぬかわからないのだから
50歳を過ぎたら、
書いておいた方がいいだろう。、
遺書には法的拘束力はない。
ただ、内容、名前、を書き、封印し、
はんこを押しておくと、
遺族に遺志を伝えるのによいだろう。

今は、
1000円前後で
エンディングノートを買えるから、
延命治療を望むかどうか、
墓をどうしたいか、
葬式をどのようにしてほしいか、
死後、家族に望むことはなにか、
等、
まとめて書き残しておいた方が
いいだろう。

ある友人のお父さんは、
100歳で亡くなったが、
遺書も遺言書も残さなかったので
財産分与など、たいへんだったそうだ。
早めに遺志を書き残すほうが、
残された遺族には、よい。

ただし、遺書と違って、
遺言書は、書式等が
厳密に決まっているので、
専門家に相談したほうが良い。

終活は、はやめに。








地域の短歌サークルの新年会~その話題~

2019-01-16 19:03:17 | 短歌


地域の短歌サークルの新年会に参加した。
6名の参加で、
11時から始まった。

初めての参加だったので、
短歌の話ばかり出るのかと思ったら、
そうではない。

斎藤茂吉
北原白秋
宮柊二
河野裕子
与謝野晶子
永田和宏

などの話で盛り上がるのかと思ったら
日常の話ばかりだった。

ただ、さすがに歌を歌う人ばかりで
品が良く、
3時間の間、悪口は、ひとことたりともでなかった。

同人の一人が、
本を出版したのだが、
メンバーがその紹介をした。
内容とともに、
表紙の美しさや
レイアウトを、
上手に紹介する。

「こういうふうにほめればいいのか」
と、感心した。

白鵬逆転勝ち

2019-01-16 18:54:33 | スポーツ


白鵬の今日の相手は、
北勝富士。
立ち合いから激しい当たりあいで、
力相撲となった。動きが激しく、
一瞬の頑張りが
勝負を分けた。
土俵際、
わずかに残した白鵬が、逆転勝ち。

今場所の白鵬には、
きわどい相撲が多い。

激しい優勝争いが期待される。

稀勢の里引退会見

2019-01-16 18:41:37 | スポーツ


本日、稀勢の里が引退会見を行った。
涙ながらのシーンで、
人気力士の引退を惜しむ人も多かった。
もっとも、
横綱になってから休場も多く、
負けも込んだ。
久しぶりの日本人横綱も、
2年間しかもたなかった。

はやくから「天才はいない、努力する」
と言って、稽古に励んだが、
残念な結果となった。

18歳にして幕内となり、
将来を嘱望された。
長く大関を務めたが、
「のみの心臓」
といわれる神経の細さで、
なかなか横綱に昇り詰めることはできなかった。

横綱になってからも、
華々しい成績は残していない。

今後は、
年寄「荒磯」
として、
後進の指導に当たるということである。

これからは親方として、相撲界を引っ張ってほしい。

地域の短歌サークルの新年会~かごの屋にて~

2019-01-16 16:20:30 | 食物


地域の短歌サークルの新年会。
かごの屋にて。
たっぷり3時間で、ソフトドリンクは飲み放題。
6人で、掘りごたつ式テーブルに座り、
ゆっくり話した。
短歌のこと、
地域のこと、
食物のこと、
同人の出版物のこと、
病気のこと、
色々と話した。
おいしく、
お値段も、
税込み2000円で、
よかった。
短歌サークルは月1回。
3首ずつ提出することになっている。
次の例会は、2月。

屈託なく付き合える仲間で、
重宝している。

稀勢の里引退

2019-01-16 08:49:24 | スポーツ


今場所も3連敗した
稀勢の里が引退を決めた。
日本人横綱のいる場所は、
2年しか続かなかった。
また、日本人横綱不在の
場所になる。
はやくから期待され、
勢いのある力士であった。
残念である。

大関時代は
「のみの心臓」
といわれ、
優勝を逃しては
涙をのんだ。

昨日迄、
場所は3連敗、
横綱として通算8連敗、
という記録を作ってしまった。

相撲の内容を見ても、
横綱として出場し続けるのは
無理だな、
と思っていた。

今後は、
親方として、
後輩力士の養成に
尽力してほしい。

団塊世代の強み~粗衣粗食~

2019-01-15 18:41:39 | 人生


今は、飽食の時代で、
みながおいしいものを食べられる。

しかし、戦中派ほどではないが、
戦争後間もない頃に生まれた日本人(団塊の世代)
は、
食料に恵まれていなかった。
要するに、貧しかったのである。
だから、
おやつなどにもあまり贅沢は言えず
「おやつちょうだい」
というと、
「水に砂糖を入れて飲みなさい。」
などと、我慢をさせられた。
戦中派と違って、
「芋の葉っぱを食べた」
とまではいかないが、
粗衣粗食だったのである。
バナナも高級な果物で、
1度でいいから食べられたら死んでもいい
という子どもも、たくさんいた。

だから、
ご飯と卵だけで
1週間暮らす
などという芸当ができるのである。

粗衣粗食は、怖くない。

対局日誌~その39~

2019-01-15 18:26:27 | 人生


無料道場に行ったが、
冷たい雨が降るせいか、あまり人がいない。
それで、
帰ろうと道を歩いていると、
ライバルの棋友に会った。
「指そうよ」ということになり、
道場に帰る。
3局。

第1局は、
中飛車対三間飛車。
向かい飛車にふり直され、
玉頭から攻めつぶされて、負け。

第2局は、
中飛車対中飛車。
うまく抑え込み
徐々に有利を拡大して、
制勝。

第3局は、
中飛車対三間飛車。
押したり引いたりしながら、
終盤に突入。
きわどい将棋だったが、
即詰みに打ち取った。

ギャラリーがいて、
あれこれ検討した。

ギャラリーの人と、
仲良くなることがある。

「31角があったんじゃない?」
「いえ、それは42桂と受けられると思いました」
とか、
「68金で終わっていたんじゃない?」
「あ、そうですね」
などと言い合っているうちに、
情が通じてくる。
こうして棋友が増えることがある。

今日は、そういいう人がひとりいて、
棋友がひとり増えた。















短歌の英訳~サラダ記念日~

2019-01-15 11:48:52 | 短歌


最近は、短歌が英訳されることも多い。

一番有名なのは、
俵万智の「サラダ記念日」の英訳である。
2首挙げる。

砂浜のランチ
ついに手付かずの
卵サンドが
気になっている

Pichic on the sand:
that egg sandwich lying there
Just lying there
untouched. Suddenly I find
it's been worrying me.


陽のあたる
壁にもたれて
座りおり
平行線の吾と君の足

Here we sit leaning
your legs alongside may legs
against a sunlit wall.
See how your legs and my legs
describe prallel lines.










将棋の効用ここにあり

2019-01-15 10:08:09 | 将棋


若い頃、
上司から、「将棋はやめろ」と
よく言われた。
私の生活の全体は知っていたろうし、
職務の性質も考えたのだろう。
上司として、
仕事にもっとも有効に使うには
どうすればよいか、も考えたはずだ。

しかし、わたしは、
人生の師に
ずっと将棋は続けた方がいいと
言われていたし、
趣味として貴重だと思っていたので、
やめなかった。
今は、それは、まことに正しい判断だったと
思っている。

上司としても
定年後のことまで考えたことはないだろう。

今、定年後の生活をするにあたって、
将棋ほどしっかり自分の生活を支えてくれるものは
ない、と感じている。
仲間と一緒に
茶話会を開いたり、
旅行したり、
新年や、
忘年会を開いたりしている。


3つのサークルに所属し、
それぞれに貴重な友人たちがいる。
老後の生活の核となっている。

これからも、ほどほどに将棋とつきあっていこうと思う。

2000年49歳で死す?

2019-01-15 09:57:08 | 人生


わたしは、
病弱な子どもであったから、
あまり長生きするとは思ってはいなかった。
なぜか、21世紀までは生きない、
という予感があった。
2000年、49歳までに死ぬ、と思っていたのである。
特に根拠があって2000年まで、
というのではないが、
とにかく、そのように感じていた。

ところが、
2000年になっても
いっこうに健康を害することもなく
元気に生きていた。

その後も、
大きな病気はしていない。

若い頃に、
自分が70歳に近い頃の状態は
想像できなかった(誰でもそうだろうとは思うが)。
まあ、とにかく、古希が近づいた。
父が逝った年齢まで、12年。

渡辺松男の「滅多にみないテレビから」の歌

2019-01-14 18:10:33 | 短歌


次の句は、
短歌の隠喩の例として。
よく引かれる

ごうまんなにんげんどもは小さくなれ谷川岳をゆくごはんつぶ

人間を、ごはんつぶに例えている。
人類全部を笑ってしまう、
ということもあが、
ユーモアに隠れた愛情も感じられる。
この、
渡辺松男が、
駅伝にかかわる歌を
28首にわたって詠んでいる。

リアルタイムの描写の中から、
5首を挙げてみる。

‥‥‥

二時間も走れる人を前方から見つづくることは普通にあらず

前方ゆみるマラソンはゆっくりと路のベルトが後ろへうごく

シューズの色だいだい黄いろ白と青くくろもありたりシューズが駆くる

これは生生とは云えどいろいろなカメラの位置に走る筋肉

走る選手を横から見るに速けれど上からみるにさほどではなき