続・床屋の穴掘り。

王様の秘密を知ってしまった床屋のように、時には穴を掘って思いっきり言いたいこともある。そんな日記。

心臓破りの坂を通過した、みたいな。

2011-08-22 14:06:55 | 女の舞台裏。
穴掘って叫んだわけではないが、何とか精神的に持ち直した感のある今日。


自分の思う通りになることなんて、
対人であっても物事であっても本当笑っちゃうほどなくて、
ぶつかり合いつつ妥協しつつ、少しずつほんの僅かずつジリジリと間を縮めて
我慢すべきところはして、譲るべきところは譲って、泣くところは泣いて、
時間をかけて寄り添っていくしかない。
元はみんな一人だし。自分以外に自分を理解できる他者はいないのだし。

そんなこと、口に出せば「何を今更。わかりきったことを」と鼻で笑われそうな、
もし自分が言われたなら鼻で笑いそうな月並みなことでも、
実際に自分が体験しないと実感として迫ってこない。
年齢はもうだいぶ「いい大人」の域に入ると思うのに、それでもそんな具合。
でもそうなんだ。そういう仕組みになっているのだ。

だから、いくら気に入らないことを大声で喚いたからって、
何もしなければ何も変わらないのだ。
みっともなくとも、惨めでも、やるべき時はやるべきことをしなければ
それこそ何も変わらないしどこへも行けない。
理解して欲しければ、理解してもらえるだけの努力をするのが当然で、
ただ「気に食わない!気に食わない!」と声を張り上げるのは子供のすることだ。
だって、自分のことなんて時には自分にだってわからないというのに、
自分以外の人間がどうしてわかり得よう。


。。。な~んて中学生みたいなことを考えていた。
理屈はわかる。だけど、実際その渦中にいると結構きつい。
それだけ私が幼いということなんだろう。

でも、幼かろうが青臭かろうがわかって損なことはない。
正しいか否もわからないのが情けないが、
自分が納得できて精神的な平穏が戻ってきたのだから、
今はとりあえず良しとしよう。

世の中は理不尽だ。というか、自分以外の存在は何だって理不尽だ。
だけどそれが自分の生きている世界なのだ。
ああ青臭い。青臭くて恥ずかしくてイヤになる。
でもそれが現時点での自分にとっての真実なのだから仕方ない。
こういう格好悪い自分をも、受け入れて何とかやっていくしかない。
は~、本当に面倒くさくて参っちゃうYO!
参っちゃうけど、悩まなきゃ成長もないだろうし、これまた仕方ないか。


何だか、気分が落ちるとこまで落ちたら気が済んだみたいだ。
行くとこまで行かないとわからないのが昔からの悪癖だ。
最悪な気分も覗いたことだし、また明日から明るい気分で毎日頑張りますか。

「気の持ちよう」とか言うけれど、精神状態は確かにとても重要だ。
世界そのものが違って見える。
今の私は、台風が過ぎつつある涼しい日みたいな気分である。
色々なぎ払われて何もなくなっちゃっても、かえってスッキリするかもよ。
壊れちゃっても直せばいい。ダメになったらやり直せばいい。
きっと時間はまだまだたっぷりあるし、回り道だって楽しみのひとつだったりするんだから。

そう思って、また出来るだけ頑張りマッスル。なんちて。




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