続・床屋の穴掘り。

王様の秘密を知ってしまった床屋のように、時には穴を掘って思いっきり言いたいこともある。そんな日記。

水上バス、お台場、ガンダムかっけー。

2012-05-18 05:22:28 | 今日のpada散歩。

先日書いた散歩の続き。


弁当&散歩を満喫した公園からは、次の目的地・お台場は「船で一本」である。
都民の中ではごく一部の人しか使えない言い回しに、言い方かっけー!島暮らしっぽい!
と盛り上がるアホ夫婦。

出発時間が迫っていたので、急ぎ足で切符売り場に行くと
「お客さん達ラッキーだよ、今日はほぼ貸し切りだから」
とおっちゃんに言われ、否が応でもテンションの高まるヨメ。

前回この水上バスに乗ったときには、
旦那ともども夜勤明けだったので出発直後に爆睡してしまい、終点まで目覚めず仕舞い。
景色を楽しむどころではなかったという情けない思い出があるので、
今回はバッチリ楽しむぞ!と気合十分で臨んだ。

バス内は部屋のようになっている座席エリアと半・野外のベンチエリア、
そして階段があり、そこを上った先にはデッキがある。
飲み物の自販機やトイレもあって、乗客が少なければ好きに移動しても差し支えなさそうだ。

私達は座席エリアへ。
おっちゃんの言った「ほぼ貸し切り」は事実で、私達以外には男性が一人乗っているだけである。
いよいよ出発。

        割と水面に近いところに座席がある。

右手に観覧車を見ながらバスは進む。鵜などが潜ったり魚が跳ねる様子も間近に見られる。
先日、水族園から脱走したペンギンが無事生きている様子が確認されたニュースを観たが、
頻繁にあちこち跳ねている魚達を見ると、エサの問題はそれほどなさそうだ。。。と少し安心。
実は密かに見つからないペンギンの身を按じているヨメ。

乗ってみてわかったことだが、このバスのコース中はとても橋が多い。
バリエーションも実に豊かで、橋マニア垂涎だ。
途中たくさんの橋の下を通過するので、ちょっとしたブラタモリ気分である。
以下、順不同(どれがどれだか順番がわからなくなってしまった)で橋通過の様子を。


~橋をくぐりまくる水上バスコース(→お台場まで)~

     
     
     
   
大物の橋も通過。

            少し前に話題だった、東京ゲートブリッジ。

           レインボーブリッジ。

                お台場の観覧車も。

私はこれまで特に「橋」に興味はなかったけれど、魅力に開眼しそうな道中だった。
本当に橋好きにはたまらんと思われるので、そういう嗜好の方には自信を持っておススメしたい。

           かなたに霞むフジテレビ。

特徴的なフジテレビの建物が見えてきて、エキサイティングだった水上バスの停留所に到着。
今回はお台場までだったが、次回は終点の浅草まで乗ってみたい。


さて。随分と久しぶりのお台場である。
かつて、こちらの方面には仕事でたびたび来ていたこともあったのだが、
しばらく来ない内にだいぶ様変わりしており、正直どこがどこだか危うい状態である。
そんなまんま「おのぼりさん」状態の夫婦らしく、自由の女神を陰から激写。

            何も陰から撮る必要はない。

周りは観光客と修学旅行生、それにヤングのカップルで溢れている。
恐らく、空の弁当箱を提げてうろうろしているのなんて私達くらいであろう。
しかも、家を出るときはまさかお台場に来ようとは思っていなかったので、
夫婦そろってものすごく緊張感のない格好、更にヨメに至っては先程の弁当で作ったシミ付きの服である。
いかにもなおしゃれスポットを通り過ぎると、こんなんでスンマセンと謝りたくなる。

しかし臆している場合ではない。
本日、我々は確固とした目的を持ってここに来たのである。
我らが世代の偉大なるカリスマ・ガンダム様のお姿を拝しに行かなければ。


とはいえ、ぶっちゃけ私はそれほどガンダムに興味はない。
一応ガンプラブームのときに子供だったので、
「運動会の学年合同ダンスのBGMが初代ガンダムのオープニング曲だった」
という黒歴史をもっていたり、一応初代・Z辺りまでは付き合いで観たりもしたが、
正直言って内容はほとんど覚えていない体たらくである。

最近のガンダムシリーズもそれほど詳しくないし(その知識も、旦那プレイのガンダム無双で覚えた)、
初代ガンダムの初回放映時に視聴率が振るわず打ち切りになったことなどは
旦那に聞いて始めて知った程度の認識だ。

また、私はかなりのエヴァ信者であるので、ガンダムよりも次に公開される映画のことや、
夏に開催される庵野の企画展において見所のひとつである「巨神兵」の方が
よっぽど気になるくらいのものであって、お台場のガンダムも
「旦那が喜ぶだろうな、私も話題になっているから見ておこうかな」
と軽い気持ちであった。

しかし。

          神々しいガンダム様の後ろ姿。実に凛々しい。

実際に巨大なガンダムの後姿を見た瞬間、

「うおおお~、かっけー!!!」

と大興奮して叫んでしまったのであった。

っていうか、何このかっこよさ。
そのサイズもさることながら、細かいところまできちんと作りこまれていて、
二次元のものが三次元に飛び出してきた衝撃と言うか、そのインパクトが物凄い。
よくこんなのに乗ろうと思ったな~!と単純に感心するというか。

           ガンダム様、斜めから。

旦那は興奮してひたすら写真を撮りまくっている。
周囲の人々もみな似たような状態でカメラを構えていたのが印象的だった。

何と言うか、大きいってすごいね。
それだけで圧倒されるものがあるよ。
とにかく、エヴァ好きでさえ大興奮させてしまうガンダムはやはりすごい。
これはもう、ある世代に根付いた何かなのだと思わずにいられない。


その後、一応ガンダムカフェとガンダムフロント東京もちょろっと覗いてみたが、
とにかくすごい人で少しくたびれてしまった。
連休明けの平日であんな調子だとは。ガンダム、恐ろしい子!(白眼


帰りはりんかい線に乗って帰ったのだが、ドアが閉まりますよーのメロディが「踊る大走査線」で
脳内で「レインボーブリッジ封鎖できません!」と報告しつつ電車に乗り込んだことであった。
色々凝ってるなあお台場。さすが観光名所。
とにかく話題のガンダムも見られたし、とても楽しめた散歩であった。


話は変わるが、ずっと楽しみに観ていた番組「ちい散歩」が終わってしまって寂しい。
若大将のもとりあえず観てはいるが、やっぱりちいちいがいいよ。
あの雰囲気が好きだったのに。
一日も早い回復が待たれてならない。
そして、若大将のオバちゃん人気ぱねぇ。。。と戦慄するヨメであった。




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2 コメント

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Unknown (いそたー)
2012-05-19 15:14:39
おぉ、素晴らしい橋コレクション!
緻密な計算によって組まれた鉄骨の幾何学的な造形が美しい!
こいつぁたまんねぇぜ・・・じゅるrr♪

おしゃれスポットにおしゃれして出掛けてくるのは観光客ですよ。
むしろ生活感丸出しでブラブラしてる方が地元っぽくて◎!
・・・と僕は思う。

戦闘機なのに白い機体!
宇宙空間では明らかに的!
おまえらまとめてかかってこい!
と言わんばかりのプレッシャー!
そこにシビれる、あこがれるゥ!
連邦軍の化物はすごすぎですね(^-^)
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いそたーさん。 (pada01)
2012-05-23 21:49:38
ナイスな橋を集めました♪@橋コレクション

見れば見るほど美しい造詣ですよね!
これまで何の興味も持っていなかった私ですが、
思わず何枚も激写してしまいました。
橋、恐ろしい子!(白目

そして、ガンダム様は白いボディが大変まぶしかったです。
抜きん出た目立とう精神!そこにシビれる、あこがれるゥ!
成人男性を夢中にさせる威力は確かに化け物。
ガンダム、恐ろしい子!

最後に。いそたーさんのおかげで、
これからは自信を持ってシミ付き服でオサレスポットを闊歩できます☆
ありがとうございました!てへ。
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