続・床屋の穴掘り。

王様の秘密を知ってしまった床屋のように、時には穴を掘って思いっきり言いたいこともある。そんな日記。

55.いい男は女との約束を守る。

2009-05-09 12:17:35 | ほのぼのSIREN日記。

さて。竹内センセイよりバトンタッチの須田くんです。
懐中電灯を手に、
「美耶子を探さなきゃ。一緒に逃げようって約束したんだ」

と決意の表情でつぶやく須田くん。
か、かっこええ。。。

こんな事言われたらイチコロです。
何て男前なのでしょう。
美耶子嬢は既に生贄となり悲しい最期を遂げたというのに、それでもこのセリフ。

。。。なんて萌えてる場合ではありません。
美耶子嬢との約束通りに全てを終わらせる為には、まずここでセンセイと協力して
厳重な警戒を突破せねばなりません。
それにはまず武器です。
SIRENの世界で「武器を持っている」という事は、他のゲームとは比べ物にならない程の
大きな意味を持ちます。

決意を漲らせ進んでいくと、行く手を車が阻んでいます。
軽トラを壁が侵食するように覆っており、通る事が出来ない状態です。
では、車の下に潜り込んで。。。と思うも、溝に落ち込んでいて隙間がないという有様。
何か車体を持ち上げる物があれば。。。とヒントが表示されます。

実は、好都合な事にその付近に解体屋があるのです。
解体屋ならば何かある筈、と行ってみるとあっさりありました。フロアジャッキ
ここでいつものSIRENマジック発動。
あんな重そうな物を拾うだけでも凄いのに、画面が暗転し、ガコン!という重そうな音がして
拾ったとおぼしき後に画面が再び現れると、身に着けている衣服のどこにしまったのか
フロアジャッキが影も形もありません。まさに四次元ポケット。

しかし、今はそれどころではない須田君は、その点は(他の登場人物と同様)華麗にスルーして
先を急ぎます。
軽トラの所へ戻り、早速ジャッキを使って車体を上げてその下に潜り込む須田くん。
それにしても、かなり細身な彼だからいいようなものの、体格のいい人だったらちとここは辛いと
思われます。私なら間違いなく無理です。
さて、武器を探しにレッツラゴー!

と、ここでちょっと寄り道です。
通り抜けた先に水門があるのですが、これを開かないと竹内センセイが後々困ります。
なぜかと聞かれれば、
大人の事情です。
石碑を見つけたら訳がわからなくても倒し、灯篭があったら理由が無くても順番を守って火を灯し、
水門があったら迷わず開ける。
それがSIRENクオリティ。
理由なんてないさ。やればわかるさ。
。。。という事で、須田くんもとりあえず開けてみます。
これで竹内センセイのキーロックが解除されました。

サクサクと次へ進みます。
その後壊れた橋を渡り(ここは以前、春海ちゃんが犬屍人を陽動して川に落とすという
痛快な出来事があった所です。犬が踏み外した部分がバッチリ穴空いてます)
墓地へ向かいます。
ここに武器である狩猟用狙撃銃と、おまけなのか生き返り頭脳ゲームが入手可能。
ゲームを入手後にセーブをすると、次回からタイトル画面より選択してこのゲームをプレイ出来るように
なります。まさにおまけ。

それにしても、普通であれば夜の墓地なんて怖い事この上ナシなロケーションですが
もうこんな世界になっちゃうとまるでどうでもいいですね。

さあ、武器が手に入ればこっちのものです。ある程度怖いものはなくなったと言ってもいいでしょう。
とは言え、目的地である工場は先述の通りかなりの厳重警戒中である為、そこへと続いている道にも
警備の犬屍人がウロウロしています。
複数人いるので強行突破は困難。
一人を叫んでおびき出し倒しておくとしても、その後も状況は厳しめなのでめげずにトライするが吉。

ゼエゼエ言いつつも須田くんが工場へ辿り着いてみれば、中は厳重そのもので屍人だらけ。
さすがに「な、何だよこれ。。。」と愕然とする須田くん。

同じ頃、竹内センセイが電気施設に到達。
屍人の隙をつき工場内の電気を落とし、周囲は暗闇に。
戸惑う須田くんの耳に、愛しい声が響きます。

「恭也、行こ?」

美耶子の声です。
「美耶子、どこ?」と必死に周囲を見回す須田くん。キュン死にです。
美耶子嬢は「私の目を使って」と須田くんに告げます。
すると、真っ暗な工場内のあちこちにいる屍人が青白い炎のように見え、その所在を明らかにしています。
これが美耶子嬢の約束。
須田くんに対して、美耶子嬢は存在がなくなってもなお約束を守ったのでした。

その気持ちに応えるべく、目の前に浮かぶ二つのモヤモヤを狙撃したら、奥に浮かぶ十字の光
目指して一直線に駆け抜けます。
「もうすぐだ」
との須田くんの言葉は、美耶子嬢に向けたものなのでしょうか。。。
二人の約束を果たすまで。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿