今、クライアントから電話があって、
昨日の打ち合わせで、
よく、分かっていなかった様だから、
と延々ごねられた。
こっちだってプロなんだから、
出来ない仕事なんてないよと
思ったけれど…。
でも、正直なところ、
この製作者側の人と
その後ろにいる、真のクライアントとの
二重の、クライアントを抱えているなぁという気がする。
どちらの気持ちも満足させなければいけない。
となると、嫌だけど、御用聞きライターになるしかないんだよな〜、私の作品じゃないから…と、思った。
けれど、別にそんなの仕事ではよくある事なので、
嫌味にならない程度に、相手の言葉を使えばいいだけのことなのだ。
バカにすんなよ!
私しゃ、そんな事、今までだって散々やってきたんだよ。
お茶の子サイサイだよ。
もう昔みたく、とんがってないんだよ。
相手の意を汲み、本を仕上げる。
そんな、技だってできるんだ。
そして、それが、一番相手への愛だという事も分かっている。
こんな事を、言ったらなんだけど、
今度のクライアントはもう長くはない。
だからこそ急いでいるのだろう。私に仕事を依頼してきた製作者サイドもだ。
だからこそ、自分の思いを延々言い募るのだろう。
私は二人の死水をとる役目を負うことになりそうだ。
心してかからねば。
☆それでは今日も良い一日を。