秋海棠粗雑な日々

飼育している爬虫類を中心に紹介していきたいと思います。

2年

2024-12-06 16:42:40 | オカメインコ珠玉ちゃん
ある所に心に深い傷を負った初老の夫婦がおりました。それでも前を向いて生き
ようと彼らは2年前にある決意をしました。
そして・・・鉛色の羽を持った小さな天使が彼らの元に舞い降りたのでした。

記念日はお気に入りの場所へ行きました。車の中で自由に遊ぶ姿にはいつも
癒やされます。公園の木々はずいぶんと葉を落としてしまいましたがそれでも
銀杏はまだ葉を残していていました。のんびりと買ってきたお弁当をいただき
ゆったりとした時間を過ごしました。今年はあと何回遠足に行けるかななどと
話しかけながら穏やかな陽気の中を帰路についたのでした。

もうすぐ2年

2024-10-26 08:23:59 | オカメインコ珠玉ちゃん
彼が我が家に来たのは2年前の12月でした。

購入先からは9月生まれと聞いていますので2歳少々となるのでしょう。
我が家に来たばかりの時はとにかく臆病で洗い物をしていて茶碗がぶつかる程度の
音ですら驚いていました。彼の遊び心の根底にある好奇心が恐怖心を上回った時に
一つずつ新しいものを知り成長していくようです。遊び道具もその時の流行がある
ように感じます。一頻り遊んだ後は甘えん坊になり頭部をもふもふして欲しい時は
頭を下げる仕草をします。意思の疎通を図るには彼から出ているサインをこちらが
読み取らないといけません。私が気付かないだけで彼はもっと多くのサインを出し
ているかもしれません。私がそれに気が付くためには私もまだまだ成長しないと
いけないようです。

求めるもの求められるもの

2024-06-10 07:05:25 | オカメインコ珠玉ちゃん
彼が我が家に来てから約1年半が経過しました。

恐怖心の根底にあるものは無知であり知ることで克服できる場合があります。
物音に過敏な種であることは間違いありませんがそれが無害か有害かは学習
する能力はあります。気長につきあっていけばわかってきます。
オカメインコが飼育下では愛玩動物だからといって愛情の押しつけはしない
ようにしています。微妙に距離を置いて日々の観察は怠らないようにする事が
大事です。野生を失った生き物は哀れかもしれませんがその種ををよく知り
理解することが彼らに対する最低限の愛情なのかもしれません。
因みにこの子が我が家に来た時は生後約3ヶ月でした。差し餌はすでに終わって
いて自力で餌を採れるようになっていました。ですから所謂刷り込みを利用して
馴れたわけではありません。こちらが彼に合わせて生活してきた結果なのかも
しれませんね。

スプラウト?

2024-05-21 15:53:44 | オカメインコ珠玉ちゃん
オカメインコが種子食なのはご存じの通りです。

このご時世ペレットでの飼育をされるかたも多いようです。栄養バランスが優れていて大食いの
個体にはきっちり量を計って与える事で肥満するのを防ぐことが出来るそうです。
我が家の子は飼育当初からペレットも与えてみましたが好みで無く食が細かったので好む餌を
与えて現在に至ります。
何時も通りの思い付きで発芽した種子を与えたらどうかと思い最近は副食的に与えています。
いたずらついでにそこそこ囓ってくれているようですし芽吹いた種子は栄養素も変わるよう
です。現在使っているのはヒマワリや蕎麦、燕麦、小松菜などです。以前からお世話になって
いる獣医師さんからは小松菜はお勧めされていましたし蕎麦とヒマワリのスプラウトは大昔に
購入したリクガメの飼料として推奨されています。注意すべき点はカビの素になるヒマワリや
蕎麦の殻は発芽した後に取り除くことです。楽しそうに囓ってくれている姿を見ればこちらも
嬉しくなるものです。

空気が読めるようで。

2024-03-23 10:06:23 | オカメインコ珠玉ちゃん
オカメインコが幼児程度の知能を持っている事は知っておりました。

当たり前のことですが彼らは一羽になることが嫌いです。ですから出掛ける時は
機嫌をとりつつ騙しながらカゴに入ってもらいます。
その日は朝の放鳥時間が余りに短かったせいかもしれません。此方の呼びかけに
全く反応してくれないことがありました。手を差し伸べても取り敢えず乗っては
来ますが軽く噛み付いてさっと飛んで行ってしまいます。
繰り返すうちに噛みつく力が徐々に強くなってきました。完全に怒っています。
以前も嫁と出掛けようとした時にですが部屋着から外出用に着替えたことを理解
しているようでカゴに入ってくれない時がありました。
彼の行動は時に笑ってしまう事もあれば感心することもあります。画像の背中には
寂しさを表現しているように思えてしまいますね。