秋海棠粗雑な日々

飼育している爬虫類を中心に紹介していきたいと思います。

再会

2024-05-28 08:27:44 | タキドロムス他
10年一昔などと申しますがその一昔前から見られなくなった爬虫両生類は結構おります。
飼育技術が確立されていなかったり悲しいことですが消耗品的な扱いを受けたりで今に至る
わけですが・・・

この種もそうでしたね。ラエビスツリーラセルタ (Holaspis laevis)です。まだあの青いヤモリが
普通に輸入され消耗されていた頃にこの種はギュンターツリーラセルタ(Holaspis guentheri )として
輸入されていました。その美しい体色は当然私の琴線に触れるわけですがこやつの特徴である体を
極めて薄くするといった行為により複数回脱走されました。脱走した後は高いところに上ろうと
する性質がわかり御用となるのですが適したケージが用意出来ず最終的には購入したショップに
引き取ってもらいました。暫くしてタンザニアからの輸入が止まり大きな後悔をする事となりました。
今回輸入されたものを初めて見た方が多いようです。それは良いのか悪いのかわかりませんが時代が
ようやく追い付きつつあるのかもしれません。でも静かに飼育をしていたい身としてはブームという
言葉は好きにはなれませんね。これはこの期間に私が立派な老害に成長した証でしょう。
この種に関してはエンドレスゾーンさんの旧twitterで的確な説明がされていますのでそちらを
参照にしていただけたらと思います。

草?木?その2

2024-05-23 07:49:59 | 植物
カシワバゴムノキ(フィカス・リラータ)です。この種も小さな株を入手しやすい
ようですね。

安定感のある大き目の葉は我が家のアオカナヘビがお気に入りのようです。
以前も綴りましたが私は斑入りの改良品種が好みではありません。何故かわざと
らしく感じてしまうのです。
私にいろいろと教えてくださる尊敬する趣味家のかたは同属のフィカス・プミラ
(オオイタビ)の原種をケージの背面に活着させた見事なビバリウムを作成維持して
います。そういった領域まではまだまだ遠いのですが植物と生体の共存を楽しみ
ながらこの趣味を続けて行きたいものですね。オオイタビやヒメイタビは国内の
比較的暖かい地方に自生しています。パッと見た感じではとても同じグループ
だとは思えません。植物の奥深さを感じる瞬間ですね。そして・・・間違っても
コレクションしようなどと思わぬことが肝心なようです。(笑)

草?木?

2024-05-22 08:24:48 | 植物
個人的な好みもありますがケージに入れる植物は小型のサトイモ科が中心でした。

蔓状に生長する植物は縦方向への空間が埋まりづらいものです。そこで何気なく
入手したのがこの植物でした。いわゆるゴムの木の仲間ですがこのグループは
大所帯な上に形状も千差万別です。園芸店で販売されているフィカス・プミラの
ような小型種からガジュマルのように大木になるものまであって驚かされます。
このウンベラータ種もそれなりに大きくなりますが緑色の茎は余り木質化しない
ので他の種と比較して草っぽく感じます。ほどほどに成長を抑えればあまり大きな
ケージでなくとも楽しめるようです。
因みにゴムの木からゴムは採れないそうです。樹液からゴムの材料を採取出来る
のは全く違う植物だそうです。

スプラウト?

2024-05-21 15:53:44 | オカメインコ珠玉ちゃん
オカメインコが種子食なのはご存じの通りです。

このご時世ペレットでの飼育をされるかたも多いようです。栄養バランスが優れていて大食いの
個体にはきっちり量を計って与える事で肥満するのを防ぐことが出来るそうです。
我が家の子は飼育当初からペレットも与えてみましたが好みで無く食が細かったので好む餌を
与えて現在に至ります。
何時も通りの思い付きで発芽した種子を与えたらどうかと思い最近は副食的に与えています。
いたずらついでにそこそこ囓ってくれているようですし芽吹いた種子は栄養素も変わるよう
です。現在使っているのはヒマワリや蕎麦、燕麦、小松菜などです。以前からお世話になって
いる獣医師さんからは小松菜はお勧めされていましたし蕎麦とヒマワリのスプラウトは大昔に
購入したリクガメの飼料として推奨されています。注意すべき点はカビの素になるヒマワリや
蕎麦の殻は発芽した後に取り除くことです。楽しそうに囓ってくれている姿を見ればこちらも
嬉しくなるものです。

五月晴の下に。

2024-05-09 12:00:00 | 独り言
先日母の所に行きいつも通り雑談しておりました。そのような中、親戚のかたから
体調が何か優れないのだけど何処が悪いか判らないと電話があってどう答えていい
のか対応に困ったと申しておりました。

還暦がもうすぐの身からすれば朝目覚めて爽快!!などといった事に無縁の年齢になったと私は
思います。ですが僅かでも感じられたらそれは幸せなことでしょう。
それより何より自身が薬品などに頼らず今を生かされていることに感謝したいものです。
五月には珍しい冷え込んだ朝は清々しさを感じます。心なしか鳥の鳴き声も澄んで聞こえてきます。
そして今年もベランダの白鳳菊が咲きました。端から見れば恒例行事ですが物事を分単位秒単位で
見定めながら続けていく事がこの先どれだけ重要かと今は感じるのです。
自身が生かされ身が動くうちは小さな挑戦を続けていきたいものですね。