秋海棠粗雑な日々

飼育している爬虫類を中心に紹介していきたいと思います。

殖やして初めてわかること。

2024-07-20 08:42:24 | 飼育設備
爬虫両生類飼育者の常識は一般の方からすれば驚かれることばかりかもしれません。
ネズミやゴキブリ、ハエなど嫌われ者とされる生物を餌としてわざわざ飼育繁殖して
いるかたも多いことでしょう。

かくいう私も数種類の餌昆虫を飼育しています。画像のショウジョウバエも切らすこと
無く累代飼育しています。現在はショウジョウバエ飼育のための培地が販売されていて
飼育はかなり容易なものとなりましたがマッシュポテトなどで自作の培地を作っていた
時は結構苦労しました。というのも幼虫が発生が遅れた場合培地にカビが発生してしまい
うまくいかないことがありました。市販の培地用飼料はカビの発生を抑える成分が入って
いるようで失敗する事は無くなりました。私がこの種を飼育して感じたことは幼虫が発生
すると培地にカビが繁殖しなくなる・・・ということは彼らがカビ発生を抑制する物質を
体から出しているということです。発生と共に培地からは徐々に乳酸菌臭がしてきます。
この影響か近くに水を置いていて腐りかけたことがありましたからそれからは生体に与える
水は近くに置かないようにしています。もしかしたらショウジョウバエから防カビ物質が
発見なんてこともあるでしょうかね。

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2 コメント

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兎の眼 (アナザン・スター)
2024-07-20 10:25:34
灰谷健次郎さんの児童書。
兎の眼は、映画にもなっています。

鉄三の純真な気持ちが通じるのは、美奈子ちゃんにだけ。
大人・教師の規定観、思い通りにはいきませんね。

小谷先生は、地球に棲む生き物・人間も然りに気づきます。
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Unknown (秋海棠)
2024-07-21 08:20:54
アナザン・スター 様
コメントどうもありがとうございます。
ショウジョウバエはライフサイクルの短さ故に遺伝の実験に使用される頻度も多いようです。
ちなみに私が飼育している個体たちは羽はあれど飛べません。これも累代飼育中に出現したものです。
小さな昆虫とて命あるものですから大事に使わせていただいております。1733
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