飼育している爬虫類を中心に紹介していきたいと思います。
ある特定の種を表現するに当たり〇〇と〇〇を足して割ったような見た目をして
いるなどということがあります。
学名をそのままにザラユビヤモリという聞き慣れない和名を持つこの種もその
ようです。少し前に投稿したラエビスキノボリカナヘビと同様に亜種扱いされて
いたものが後に独立種となりTrachydactylusは現在2種類とされています。
hajarensisは産地とされている山脈から名付けられています。
見る機会は少ないものの飼育自体は難しくなくむしろ飼育しやすい種と感じました。
ならば後は維持する努力あるのみです。
私が小学生だった頃は鉛筆削り用の小さな折りたたみナイフが普通に筆箱の
中にありました。
今のようにブッソウな世の中で無かったためでしょう。シャープペンシル全盛の
時代に置き換わっていきますがそれでも鉛筆には鉛筆の良さがあります。
私は今でも使っていた折りたたみナイフのメーカーを覚えています。まさかこの
年になって再会するとは思っていませんでした。
昨年だったと記憶しています。親しくしていただいているショップの店長さんから
優れもののスクレーパーがあると教えていただきました。ガラスケージの水垢が
驚くほどよく取れるとかで勧められました。当時、ガラスケージを使用していなかった
のでこの時は話だけで終わりました。そしてとあるイベント会場で実物と出会う機会
がありました。私が思っていたより遙かに優れた出来でした。作成した工場長様から
製品化に至るまでの貴重な話を聞かせてもらえました。当初は会社で飼育している
生き物のケージ清掃用に作ったそうです。最初は製品ではなくてあくまでも自分用
だったそうですが余りの出来の良さに周囲から販売して欲しいとの声が多く寄せられ
今に至るそうです。刃物制作のプロフェッショナル故ですが会社で生き物を飼育して
いなければ生まれなかった製品です。偶然が重なり出来上がった逸品を大事に使わせて
いただきたいと思います。
彼が我が家に来てから約1年半が経過しました。
恐怖心の根底にあるものは無知であり知ることで克服できる場合があります。
物音に過敏な種であることは間違いありませんがそれが無害か有害かは学習
する能力はあります。気長につきあっていけばわかってきます。
オカメインコが飼育下では愛玩動物だからといって愛情の押しつけはしない
ようにしています。微妙に距離を置いて日々の観察は怠らないようにする事が
大事です。野生を失った生き物は哀れかもしれませんがその種ををよく知り
理解することが彼らに対する最低限の愛情なのかもしれません。
因みにこの子が我が家に来た時は生後約3ヶ月でした。差し餌はすでに終わって
いて自力で餌を採れるようになっていました。ですから所謂刷り込みを利用して
馴れたわけではありません。こちらが彼に合わせて生活してきた結果なのかも
しれませんね。