秋海棠粗雑な日々

飼育している爬虫類を中心に紹介していきたいと思います。

十数年ぶりに再開。

2019-05-11 15:37:34 | 飼育設備
少し前にミールワームを材料とした人工飼料のことをネタにしましたがそれならばと。

現在住んでいるところに引っ越してから一度も飼育をしていなかったミールワーム。
当初はまだヒョウモントカゲモドキが居たのでジャイアントミールワームはストック
していましたが累代飼育までは出来ませんでした。今回もきっと購入しながらの飼育
繁殖となると思います。

以前の失敗を繰り返さぬよう飼育環境から考えてみました。とはいえいつものケージですが。
この昆虫をストックしていて一番不快な点はコナダニが湧くことがあるということです。
通気が悪く糞が貯まり蒸れるような環境で多く発生するように思われます。しかしカラカラの
環境ではミールワームにも厳しいものとなるでしょう。そこで自分なりに考えたのが通気の
確保と水分はキャベツの芯やニンジンのような野菜を与え、彼らが好むバランスの取れた餌を
与えカルシウムも摂取させるということでした。

まずは餌として購入当初入っているふすまは捨てました。理由は私がふすまにアレルギーがあるからです。
乾いたヤシガラチップを敷いたケージに入れよく洗って水滴を拭き取ったキャベツの芯を少量入れて
砕いたカトルボーンとメインの餌となるレプトミンを少量ばらまいて完了です。画像の左下に
メインディングテープで貼り付けてある小さな容器は蛹を見つけたら入れる容器です。蛹は放って
おくと高い確率で幼虫に囓られますから累代飼育をするとすれば見つけ次第分離すべきです。

餌昆虫をうまく飼育するコツは手間を惜しんで餌を一度に大量投入しないことだと考えています。
極端なことを言えば朝晩観察し必要なメンテナンスをすること。ミールワームの場合糞が貯まったら
篩でまめに除去することがポイントだと考えています。今のところはうまくいっているように
感じますが今後改善する所が出てきたときはこちらで再び綴ろうと思います。

少々ばっちいケージでも元気なら〇

2019-05-01 17:39:31 | マルメヤモリ
アオマルメヤモリの飼育繁殖にはかなりエネルギーをつぎ込みました。

しかしサイテスⅠ入りが確定したのを機に飼育を断念しました。理由はこの種を大事に
する人がいなかったからです。あの当時は一生懸命繁殖させましたが評価は今一つで
ワイルドコートとの違いをわかってもらえませんでした。ところがサイテス入りすると
決まった途端、手のひらを返したような行動を取る人がいて正直、辟易しました。
だったら最初から大事にしろよ!と思い少々卑屈になったものです。
このアサギマルメヤモリが初入荷した当時飼育しないの?と散々言われましたが今一つ
乗り気になりませんでした。それが何故今になって?と言われそうですがいつも通り
私は天邪鬼ですからとお茶を濁しておきましょう。
よく食べてよく糞をする。悪いことではありません。でもそろそろ掃除しようかな。(笑)