Burning Pavilion Part3

日常のもろもろ

ジェームス・ブラウンが札幌に来た ②

2006-03-08 21:18:57 | ライブ
そして去年、一大ライブイベント『ライブ8』が開催され、再結成したピンク・フロイドやU2とポール・マッカートニーの共演などが大きな話題となったが、なんとJBもひっそりと出演していた。
映像で見る姿は、すっかり激ヤセしていた。そして、やはりゲストを呼んでは歌わせるというものだった。
もうJBも長くないのか…と思っていたところに来日公演の知らせ。前回から3年ぶりなので意外と来ている。しかしさすがに今回が最後か?と思うと、内容はどうあれ見ておかなくてはという気持ちになった。

とれた座席、なんと9列目…。あまり売れていないのか。全く期待しないで見に行ったが、かなり座席が埋まっている。しかも熱気が溢れている。バンドが入場し、司会者が盛り上げると、こちらまで興奮してくる。
この時点でもう既に総立ちに近い。具合が悪いのに立たざるを得なかったが、結果から言えばそれも納得の内容であった。

そして御大入場。小っちゃ…!!。そして白い歯がまぶしい。時折松崎しげるに見える…。
思ったより声も出ているし、踊りも踊る。マイクを倒してコードで引っ張る(その間に回転)パフォーマンスも目の前でやられると大興奮。それをわかってかJBもいいタイミングでそれをやる。飛ばしすぎだぜ…。ジャパンツアー初日だから気合い入ってたのか?。
ビデオではヒット曲を全部歌いきらないうちに次の曲へポンポン飛んでしまい、聞き応えがなかったが、この日は1曲1曲が長尺。熱いソウルショーだった。コーラス隊への求愛もリアル。絶倫オヤジJBの姿を見せつけられた。
あの、ロッキー4の曲『リヴィング・イン・アメリカ』もフルサイズでやってくれた!。後半にアメリカの都市名を連呼するところがあるのだが、そこでSAPPORO!SAPPORO!と連呼。ちょっと感動でした。
最後は30分にもおよぶ代表曲SexMachine。JBはライブを2時間もやって帰っていった。

予想以上だ。。。カッコよすぎじゃないか。
俺は悟った。激ヤセじゃなく、ダイエットだったのだと。。。まだやるつもりだ、このオヤジ。JB72歳。
ところが、ジャパンツアー最終公演の東京では、これを最後にしばらく日本に来ないようなことを言ったそうだ。やはり歳には勝てないのか?。あのライブを見る限りではそうは思えない。ぜひまた見たいものだ。




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