相変わらず夜中に目が覚めたので、アイパッドでネット上の情報をちらちら見ていた。
NFTという言葉が目についたので、なんだろうと思った。なんでもいまはやりのものらしい。
アップルペイの決済端末との送信技術がNなんとかと言ったな。それか?と思った。
(調べたらアップルペイに使われる技術は NFCでした。「Near Field Communication」の略です。)
そこで調べたら、なにやら怪しいシステムというか技術というか、商法というか、そのことが分かった。
NFT は "non-fungible token" の略。fungible というのは代替可能という意味。あまり学校英語では習わないかもしれないが、英語ネイティブは結構普通に使う。"not fungible" という否定形でよく用いられ、人の場合は「余人を持って変えがたし」という日本語がぴったりだ。
NFTはブロックチェーンを用いたシステムで、これを背景に今はやっているのは、世界で一つしかないデジタル絵画の売買、などというデジタル商品の取引だ。
モナリサの絵であれば、そこに物理的に存在し、それが世界に一つしかないのは誰が見ても明らか。
しかしデジタル絵画となるとデジタル技術で100%複製が可能なので、世界に一つしかない、などということはそれこそ絵空事になる。
そこでこのNFTが登場して、世の中の絵をガラッと書き換えた。ということらしい。
あまり理解していない私がここで拙い文章で説明するよりは、これを説明するユーチューブ動画を2つ紹介しましょう。
一つは肯定的な動画。もうひとつは否定的な動画だ。
まずこちら。
NFTクリエイター向け入門セミナー
動画主のいけはやさんは、SNSやユーチューブ界隈では結構有名な方だ。かっては一部上場企業に勤めていたが、独立してブログやユーチューブで一山当て、今は高知の片田舎に拠点を置いて、いろいろと発信している。いずれはその田舎で独立国を樹立する、というとんでもない計画をお持ちの方だ。
次はこちら。
【エミQ】教えて!エミンさん Vol.45「追い風業種」「NFTバブル」「機関投資家に聞く」
開設しているエミンさんはちゃんとした投資コンサルタントだ。彼は明らかにNFTを実態のない投機として捉えている。私も同感だ。
かってのオランダのチューリップ・バブルにも例えられる。こんなものに手を出してはいけない、と思った。
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今日は久々に何も予定がない。何をするか、しないか、これから決めよう。
取り敢えずルンバを今走らせている。
奇数日はルンバで掃除。偶数日は braava で水拭きと決めてます。
おかげで我が家はいつも綺麗です。