ちょっとびっくり。87歳なのでもう少し長生きされてもよかったのではと思う。
しかし平均寿命はクリアされてるかな。
自分の寿命も86歳、87歳くらいだと見込むと、残りの人生はほぼ20年。
現在は当事者ではなく傍観者の立場だ。仕事は細々としているが、完全引退でもやろうと思えばできる。
傍観者としてこれからの20年間で見るかもしれない、というより見たい、目撃したいと思っているのは:
(1)パチンコ業界の消滅
(2)タバコの消滅
(3)中国共産党の消滅
この3つだ。これまでは。
パチンコ業界はかなり傾いている。地元のパチンコ屋さんも最近、2軒ほどが潰れ、そのうちの一つは解体業者のヤードになっている。もう一つはまさにこの1週間ほどで解体工事がほぼ終わった。跡地がなにになるのかは分からない。
ただ潰れるのは中途半端な規模の店だ。いわゆる昭和の店。
それよりも大きな平成の店は、結構繁盛している。市内には三箇所ほどある。いずれも平日の昼間から駐車場は埋まっている。店内に入ったことはないので、駐車場の状態で判断するしかない。
客の多くは年金生活者ではと思う。もったいない。確かにパチンコで時間を潰すしかない、という人はいるだろうが、是非iPadを買って、ネット空間で遊んでほしい。ネットは本当に飽きないよ。
タバコは去年あたりから煙に遭遇することが減ってきた。これは店内喫煙の広がりのおかげだ。今や、レストランでタバコの煙に悩まされることはかなり減った。居酒屋などはまだ危険地帯だが。私としては消滅が望ましいが、このあたりで安定するのなら、それでもいいか。
時々集まる高校時代の友人の中で唯一、電子タバコに逃げ込んで細々と吸っていたやつも、とうとう完全に止めた。こういのを時代の趨勢というのだろう。家族の方も喜んでいると思う。
中国共産党がどうなるのかは予断を許さない。意外としぶとそうだ。
日本の平和にとって一番のネックが中国共産党。特に習近平だ。彼は自分が皇帝になって世界を制覇できる、とまで思っているのではないだろうか?世の中そんなに甘くないよ、と誰か諫言してほしいが、今の中国にそんな骨のある奴はいない。14億人もいるのに。「諫」という漢字を生んだ国として、責任をもって処理し、世界に迷惑をかけないようにしてほしい。
さて、以上がこれまでの傍観対象だ。しかしここ最近、そしてつい最近、傍観対象としてあがってきたのが、次の4つ。
(A)プーチン、そしてロシアの行く末。
(B)南海トラフ地震。
(C)自動車の行く末。電気になるのか、ガソリンがしぶとく残るのか。
(D)原発の行く末。これには原発技術、同技術者の行く末も含む。
南海トラフ地震は自然災害なので完全に beyond control だ。自分としては今後20年以内に発生する可能性がかなり高いと思っているので、できる備えを今やっている。一番大きな備えは東京からこの地方都市に移住というかUターンしたことだ。これでかなりのリスク回避ができた。最近は富士山噴火のリスクも注目されているので、このリスクも回避できたのは大きい。つまり富士山よりは西側に住んでいるということですが。
東京の事務所を売却したこと、加えてコロナ禍もあり、東京出張も激減した。2年前までは少なくとも月に1回は東京出張を入れていたが、この2年間、3回ほどしかない。コロナがなくなれば、母親の面会も復活するので、少しは出張回数も増えると思うが。
プーチンは結構なワイルドカードになってしまったな。どう出るか。これも自然災害なみに回避不能かもしれない。日本が気を取り直してもう少し国防に気と金をかけることを望むばかりだ。
アメリカでは石油価格が上がり、一般国民にとってはガソリン代の高騰が一番の心配事になっている。にもかかわらずバイデンは自国内の石油やシェールオイルの開発に蓋をして、本来敵国であるはずのベネズエラやイランからの輸入を打診しているというので、批判が高まっている。このままで行けば秋の中間選挙で民主党は負けるだろう。更に2年後の大統領選挙ではトランプの復活もありえると思う。傍観者としては興味津々だ。
日本も原発をいつまで休ませておくつもりだろう。エネルギー政策として原発再開が一番経済的で効率的だと思う。しかし今回の福島沖の地震でまた原発反対派が勢いを得たかもしれない。
とまあ、こんなところか。