SDV は software defined vehicle の略。
いかにも怪しい言葉だ。
これからの車はスマホがタイヤを履いたものになる。
という考えらしい。
これだけでアウト。普及しないだろう。
電気自動車が喧伝された時も、私は「無理無理」と思っていた。
全自動運転自動車はもっと無理と思っていた。
SDVなどもっともっと無理。
ソフトウェアにバグがあっても、特に命の危険がないスマホと、ちょっとしたミスが自分や周りの人の命を危険にさらす自動車を同列に論ずるのが、そもそも頭おかしい。
私は数年前、先代のCX-5にクルーズコントロールをかけて新東名を時速120キロで飛ばしていた時に、急に隣の車線のトラックに眼の前で割り込まれ死ぬ思いをした。
それ以来クルーズコントロールは一切使っていない。今は2代目のCX-5で安全性能は改善されているとは思うが。
前の車に追随する機能も一切使わない。
基本、自分の目と手と、そして頭で運転している。疲れるけどこれが一番安全だ。
そもそも危険回避ができる一番ベストの位置にいるのは現場にいる自分だ。どこからともなくやってくるソフトウェアに運転を取り上げられたくはない。どんなに優秀なソフトウェアでも、現場の状況やその時の車のハードウェア(センサーなど)の状態をリアルタイムで把握することはできない。
たとえ5Gになったところで情報の往復にはそれなりの時間がかかるし、ほんのコンマ数秒が命取りになる。
私は乗っているマニュアルの車3台を乗りつぶして免許を返納することに決めているので、電動自動車やSDVとは一生無縁のはずだが、他人の車に巻き込まれるのは御免だ。
ちなみにSDVのことはこちらの動画で知った。
2025年最新トレンドSDVで自動車業界が激変する!? 岡崎五郎氏
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