先日アップした養豚牧場(三清屋)の生ハムの試食会を開催しました。スペインのイベリコベジョータ(ドングリを食べさせた最上級イベリコ豚)の生ハムと、どっちが旨いか!?という企画です。生ハムに合いそうな料理をつくり、食べ比べをおこないました。
左より、20年来の仕事仲間でプランニング/コピーライターの藤井さん、私、隣は、30年来の友人で仕事の相棒のデザイナーの上野君、映画系のウェブを運営しているウェブディレクターの鈴木さん、右端は、スペイン通フォトグラファーの熊原さん。
準備したのは、アボガドのディップ、旬のくだものイチジク、生ハムのリングイネ、蒸しアスパラの生ハム巻きマスタードソース、ブルスケッタ、ボルチーニのニョッキ。そしてスペインワイン!
うまそ~じゃん!(自画自賛)
薩摩黒豚ロースのカリカリサラダ
三清屋の田中さん(社長)いわく、「うちの豚の脂身は最高!悪玉コレステロールを分解するから、沢山食べた方がカラダにいい!」との弁を信じて、塩だけで強火で焼いて、自家製ベビーリーフのサラダに乗せてみました。→一次会、二次会ともに、大好評。あれだけ脂身が付いているのに、サッパリでジューシー、野菜と一緒だと安心して食べてしまいます。(立派な下敷きのルッコラは買いました。)
完熟トマトを煮詰めたソースを塗ったブルスケッタ
アボガドのディップ
イチジクと薩摩黒豚生ハム
生ハムとアスパラのリングイネ(自分で、生ハムを和えて)
蒸しアスパラの生ハム巻き
今回の強敵イベリコのハモンセラーノとイベリコベジョータのハモンセラーノ
こちらが、はるばる鹿児島鹿屋市で見つけた、無農薬、米ぬかと、自家栽培薩摩藷で、ゆっくり育て、かの有名な国産ハモンセラーノの師匠、セラーノさんに委託して作り上げた国産くろぶたの、ハモンセラーノ。
そして、勝負のゆくえは?
まず、色の違い。スペイン生ハムの赤色は、ワインの様な濃い赤、薩摩黒豚は、きれいなピンク、色的には、生っぽく見える。しかし、スペイン生ハムには、発色剤が添加されている、(防腐剤も)一方、鹿児島産は全く無添加。熟成期間も違うし、色で判断するのは不公平。
総論はいずれも申し分無し!おいしい!イベリコ生ハムより薩摩黒豚生ハムの方がおいしい!ベジョータの生ハムとの食べ比べでは、おおむね、単独で味わうなら、ベジョータ(熟成期間24ヶ月)いろんな料理と併せて楽しむなら、薩摩黒豚生ハム(熟成期間18ヶ月)。という結果に。ただ、唯一の女性陣、熊原フォトグラファーが異論を。
私は、断然薩摩黒豚生ハムの方が口に合う…。実は、取材に同行した私の母も、薩摩黒豚生ハムを絶賛していた。後日、女性人の試食会を行ってみようと思う。
ということで、第2回、薩摩黒豚vsイベリコ・ベジョータを開催しました。
メンバーは、熊原さんの友人で編集ライターの苛原さん、苛原さんの友人、イラストレーターの東田さん、前回同様、フォトグラファーの熊原さん、僕の10年来の仕事仲間、スタイリストのミヨシさん。
うっかり、手を付ける前に写真を撮るのを忘れてしまい、かなり終盤に近づいてから記念写真を撮ったので、料理が殆どなくなってしまいましたが、手を抜いた訳ではありません!
今回は、やっと、自家栽培のサラダ用ベビーリーフを収穫し、記念すべき、食事会でした。(写真無し…)
第2回目の総評は、イベリコベジョータ生ハムに、薩摩黒豚生ハムが圧勝!
単独で味わうにも良し、併せて食べても良し。
安全だし、申し分無しという結果でした。
味覚に男女の差ってあるんだろうか?興味深い結果でした。
セラーノさんのホームページには、是非、薩摩黒豚のベジョータをどなたか育ててくれないかというコメントがありました。確かに!