暦の上では春が始まり 空の冷たさがやわらいで 降ってくるものも、雪ではなくて雨に・・・・。そして 冬眠していた虫たちは目を覚まし 太陽の光を待ちわびていることでしょう。
そんな 行きつ戻りつの季節の変わり目 今日は晴れのち雨の午後の一時を
少し遅れてお仲間の所へ出掛けました。
本日の話題
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◆ 青空文庫について
◆ Excelで報告書を作る
◆ ファイルの整理の仕方 かたずけ方
◆ 画像の取り込み方
◆ Windows10 へのアップグレード
こはくちょう
「コハクチョウ群れ大麦畑で羽休め、100羽近く飛来 」 に魅せられ
再三足を運びましたが、もう旅だったかもしれない_______________が5歳の孫に見せたくて
またまた足を運びました。まだ30羽ぐらい残っていました。
今日は雪の中でしたが ”白鳥の湖” そのものでした。
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大蛇の恩返し ≪福井のむかし話≫
むかし、織田に、魚釣りがままより好きな若者がいたんやと。
ある日、若者が釣竿をかたんで、武周ケ池でつり場をさがいてたら、岸の草ん中で、
腹をだいて苦しんでいる娘をみつけたんやと。
若者は、娘のそばへ、走りよって、
「おめえ、てきねんか。」って聞いたら、むすめは、
「腹、いてんや。」 って言うたんやと。
ほいたら、若者は、
「薬、取ってきてやるさけ、待っていねの。」
って言うなり、二里の山道を、うちまで走ってって、また走って帰って来たんやと。
ほいて、若者は、
「はよ、のみねの。」
って言うて、娘にうちからとってきた薬をやったんやと。
薬をのんだら、むすめのやまいは、じきになおってもたんやと。むすめは、
「おおきにの。おおきにの。」
って言うて、なんべんも頭を下げると、どこぞへ帰ってってもたんやと。
ほの日は、若者が魚をつると、つれるわつれるわ、じきにびくいっぱいの魚がつれたんやと。
ほれから、二、三日たったんやと。
若者がうちにいたら、このあいだのむすめがたんねてきて、若者に、
「わてを、よめにしておっけ」
って言うたんやと。若者は、
「うらんとこは、びんぼうやで、あかんわ」
って言うて、きつう断ったんやと。ほんでも、むすめは、
「わてを、よめにしておっけ」
って言うばかしで、どうしても聞かんかったんやと。
ほんで、若者は、しかたなしにむすめをよめさんにもろたんやと。
ほいたら、おもっせいこともあるもんやの。むすめをよめさんにもろてからは、若者のやること
なすこと、みんなうまいこといって、若者の所帯がだんだんらくにいなって、とうとう、
いけえうちをたてたんやと。
ほいて、若者とよめさんは、村じゅうのもんがけなるがるほど、なかよう暮らしてたんやと。
ほやけど、ある日のこと、若者のうちが火事になったんやと。若者はびっくりして、
火を消しにかかったんやけど、火は、ひどなるばかしやったんやと。
ほいたら、そん時、どこからか大蛇が出てきて、長い体でうちをぐるぐると巻いてまうと、
口から水をシューシューとふきだしふきだし、とうとう火を消してもたんやと。
大蛇のおかげで、若者のうちは、少し燃えただけですんだんやと。
ほやけど、大蛇は、体じゅうの水分をみんなつこてもたさけ、死んでもたんやと。
ほいて、そんときから、若者のよめさんもえんようになってもたんやと。
大蛇は、武周ケ池の主やったんやと。むすめは、大蛇が、化けたんやと。大蛇は
薬をもろたさけ、若者のよめさんになって、恩を返しにきてたんやの。
大蛇は死んでしもたさけ、もう、武周ケ池の主は、えんのやと。
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次回3月の相談会
ハーツ志比口 二階しいの樹ルーム 3月15日 13:00~16:00
ユーアイふくい 3Fミーテングルーム 3月29日 13:00~16:00
万障お繰り合わせのお立ち寄りください。
《 採り遅れたマイタケ 》