若いころ和文タイプや写真植字の仕事で、毎日長時間同じ姿勢で座り続けの仕事をしていたせいか長年腰痛、坐骨神経痛には悩まされている。しかし、私の場合いくら骨を調べても大きな異常がなかったので、おそらく生まれつき血管が細いための血行障害が神経痛の原因だろうということで、痛み止めと血行をよくするためのビタミン剤、それに塗り薬でずっと対応している。貼り薬は皮膚が弱いために物すごいかぶれ症状が出るので全然使っていない。手術を受けたとき、絆創膏にかぶれて、切った傷よりかぶれの症状のほうが強烈だったほどだから、こちらもこりごりしているのだ。
そしてちょっと前にメガネを作り変える検眼に眼科に行って、緑内障が発見されてからは、症状の安定している今はどちらも慢性のものだし、病院の通院も三ヶ月に一度だ。最も別に高血圧でご近所のかかりつけの先生のところには月に一度通っているが。
というわけで、今日は込まないうちにできるだけ早く受診できるように、朝のまだ暗いうちから起きだして千駄木の病院に行ってきた。ひざの調子もよくないので次回三ヵ月後はレントゲン検査をすることに決まって、後はいつもの薬を二科分どっさりともらって帰ってきた。ひざもそうだが、実はくるぶしがどうもおかしいのだが、元々が静脈瘤もあるので、何が原因なのかよくわからず、どの科に受診するべきかもよくわからないまま数年経っている。何しろ、高齢社会の現実はどこの病院もおじさんおばさん世代とお年寄りばっかりでいっぱいだから、物すごく待たされて診察はどうせささっと終わってしまうし、そうたびたび行く気がしないのだ。
ただ、今日の先生もほかの先生たちと同じく、体重が問題ですとおっしゃっていた。わかってはいるのだが、実行がどうもねえ、簡単ではないから困っている。太るのは簡単。でも痩せるのは実に実にむずかしいのさ。