聖歌隊

2012-11-24 15:11:18 | インポート

こんにちは~、マリーで~す。

今日はねえ、うちのおばはんの気まぐれか何かわからないけど、今朝急に今日から年末まで聖歌隊に戻りたいって今の責任者にメールで問い合わせて、夕方は四ツ谷にいって前練習から出て、ミサの後も後練習にも出るって言い出したの。だから帰りが遅くなるから、今、ブログの更新を手伝えって言い出したのよ。まったく、ここっちの都合だって考えてほしいんだわさ。もう、ほんとにさ。

でも、まあ、これならちゃんとクリスマスのミサも歌いに行くつもりみたいだからいいのかな、行くんだったらサボるんじゃないわよ。

うちのおばはんも、本当を言うと聖歌隊で歌えるのはもうそんなに長くないと思うのよねえ。原因は前歯なの。以前から歯医者さんには定期的に通ってきちんと治療も受けてきてるんだけど、年齢的にどうしても歯茎の病気とかいろいろ重なって、いずれは義歯、つまり入れ歯になりそうなの。そうなったらもう発音や発声にも響いてくるからもう無理だなあって当人もわかってるのね。

総入れ歯でちゃんとした発音が出来るのはよっぽど若いときから総入れ歯だった人くらいよ。今はさあ、歯医者さんの技術も治療法や方針も時代とともに変わったから、できるだけ自分の歯を残すような治療をしていくけど、昔はすぐに抜いちゃってたから、若くして総入れ歯でずっとそのまま年をとっていった人だっているわけよ。

作曲家でエッセイでも有名だった團伊玖磨さんも確かそうだったし、おばはんの知っている神父様もそうだったけど、大抵は年をとってからの入れ歯だから、俳優さんとか、専門の音楽家とか、日ごろから発声や、発音の訓練をしているひとでないかぎり、入れ歯になるとまあ難しくなるみたいよ。あの人、前歯が入れ歯になるときはほかのブリッジの歯も全部変えなくちゃならないから、上の歯多分総入れ歯に近くなっちゃうはずなの。だからそうなればちゃんとした歌は無理なのはわかってるのよ。

だけど、今ならまだ大丈夫だし、クリスマスだけは歌いに行こうかってわけよ。聖歌隊の人にもいろんな人がいるから、おばはんがまた顔を出すのは面倒だって思ってるひともいるみたいなんだけどね。新垣先生が来るのを辞めちゃった話とか、いろいろごちゃごちゃあったみたいよ。うちのおばはんはその辺は何も知らないわよ。

とにかく、あの人、知らん顔で行くつもりみたい。それでいいんじゃないの。あの人たちは世間一般の普通の人だし、おばはんのこれまでのことなんて何にもわかっちゃいないもんね。しょうがないわよ。

そんなわけで、あたしにこれを手伝わせて、終わったらそろそろ四ツ谷に出かける支度をするんですって。あの人、昨日、神学院のミサで歌ったら、やっぱり聖歌隊で歌いたくなっちゃったのよ。下手の横好きなのにね、まったく。

ほんじゃ、またね。