ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

2005-11-18 01:36:06 | Weblog
思い出に浸る間も無くバタバタと葬儀一連の流れに翻弄された数日だった。

今日から出勤したが、結構疲れている。
理解を超える風習や費用、お祖母さんの希望であもあるからしっかりやってあげたが、
自分のときはこんなことはしてもらいたくないな、とか様々に思いながら、一緒に過ごせた妹と話しあっていた。

お寺さんに戒名やら何やらで60万以上!!すんごいね。
坊主丸儲けとはこのことか!愕然

身内も集まって見送ってくれるとはいえ接待しなきゃいけないし、
その人たちも食べてばっかだし、
来てる方も無理して時間合わせて義理で来てくれてるんだろうし・・
何やってんだか。

妹といろいろ話してたら、妹が俺の老後の面倒や骨を拾ってくれるらしい。

妹が結婚し家庭を持ったらどうなるかわからんぞ(笑)と言ったけど、
なんかありがたい事だなあとしみじみ。

妹は東京で仕事をして頑張っている。
おばあさんが倒れたときに数日休みを取って帰ってくれ、看病もよくしてくれた。
舞い戻って数日で訃報を聞くことになり、その日に帰ってきてくれた。

離れていると何かあったときはこうやって大変だけど、
存分に東京生活を楽しんで自分の生き方を切り開いていってほしいと常々思っている。

俺の彼氏のことや、ここ数日のことなんかもいろいろ話して聞かせた。
「私にはまだ彼氏を逢せてもらって無いじゃんか~」と笑って言ってくれた。
彼氏の写真を見せて自慢しておいたりね。

奥手な子で東京にはいい男がいっぱいいるだろうに見つけられてないらしい。
俺に言わせればもったいない限りだけど(笑)
恋愛の素敵さも楽しんで経験して欲しいなあ、と純粋に思う。

別に早く結婚して納まれとか、そんなことは一切思わないが(言える立場にも無いけど)実際恋愛ってとても素敵なことじゃん?

見つからないなら俺の面倒見てもらおうかな?いやいや・・

恋愛なんて計算ずくじゃないからね。
まあ突然に雷が落ちるのだろうし、そのうち家族よりも大切な人が見つかるのさ。

帰るたびに大人びていく妹を見て、ひそかに驚きながらも俺はとっても誇らしく頼もしく思っているんだ。

地元にいながら俺は十分バテテいるのに、東京に戻って体を壊さないのかな?

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 燃え尽きた命への畏敬 | トップ | コペンを買うぞ! »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして (とわ)
2005-11-18 13:56:40
ご愁傷様です。



惜しい……うちの趣味:葬式という祖母を

送りこめばよかったですね。いえ、決して

自己申告はしてないのですが、「ああ~、

わたしがいないと何も始まらないから」と

毎月のようにいろんな葬式に顔を出しては

仕切って去っていく祖母です。



そんな祖母でも、この間、連れ合い(おれに

とっては祖父)が亡くなった時の葬式は呆然と

していて、突然、庭をえんえんと掃き続けたりと

脈絡のない行動をとったりしていました。

喧嘩ばかりしていたのですが、それでも長年

連れ添った人との別れというのはそれほどの

ショックなのだろう、と驚きました。

葬式や法事、相続などを重ねる中で、少しずつ

落ちついてきたので、そういう忙しい儀式は

生きている人間が、そのショックを受け入れる

ためにあるものなのかも、と思いました。
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事