いやしの風景

フォトマスターEXの管理人がいやしの風景をお届けします。たまに雑談や撮影記なども。

車載ソーラーの発電量

2017年11月03日 | 日記

先月は雨が多く、車中泊撮影旅行で毎晩炊飯器を使っていると4~5回でインバーターの警報が鳴り始めました。

200Wの小型炊飯器でも結構電気を消費するものだと実感しましたが、バッテリーの2割程度消費すると鳴るよ

うに設定しているようです。もちろんバッテリーの劣化を防ぐため、早めに警告するようになっているのですが、

1週間も悪天候が続くとこんなことが起こります。私の車の場合、150Wのソーラーパネルに200Ah強のバッテ

リーで、コンピューターも使いますから、前夜使った分は2~3日以内に補充されないと危なくなってきます。

LEDライトはほとんど電気を食いません。

写真は車載ソーラーではありません。100W2枚でこの大きさです。車の屋根の上に、水平に固定しています。

ソーラーのW数は太陽に対して垂直に向けた時の最大値です。水平では最大値の発電はしません。さらに夏と

冬では太陽の高さも違うので、冬場の悪天候は最悪です。では夏と冬の発電量はどの程度違うのでしょうか。

夏至の太陽高度は78°冬至のそれは32°です。従って、水平線と太陽光線に垂直な線との角度は夏至で12°、

冬至で58°です。(三角形の内角の和=180°を利用)

150w×cosinを計算すれば夏至と冬至の最大値が算出できます。結果は夏至146.7W、冬至79.5Wとでました。

冬場は夏場の半分強しか発電しないのですね。ちなみに1週間も悪天候が続くことは滅多にありませんし、天気

さえ良ければ冬場でも1日で20Ahほどは補充してくれるので、システムの増強は必要なさそうです。

 

 

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