昨年秋の写真はまだあるのですが、昨年暮れから風邪を引いたらしく、
ずっとコタツで過ごしています。ヨドバシから写真の三冊を購入して
読んでいます。以前から芭蕉の不易流行論に興味があって、この芸術
全般に通ずる芸術論の詳しい内容を、以前から知りたいと思っていま
した。三者の考えには違いがあり、長谷川氏は不易と流行は一体のも
のという考えが顕著です。芭蕉は弟子の教育の一環として説いたので
すから、抽象論ではないと私は思います。それはそれとして、芭蕉の
言葉には写真を良くするヒントがたくさんあります。過去の人と思っ
てはいけません。我々はまだ見ぬことなので、未来に学ぶことはでき
ません。また、写真は外国から入ってきたものですが、撮るのは日本
人の我々です。日本人の感性で撮ってこそ日本人の写真です。
一つだけ上げておきましょう。
「古人の跡をもとめず、古人の求めたる所をもとめよ」
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