いやしの風景

フォトマスターEXの管理人がいやしの風景をお届けします。たまに雑談や撮影記なども。

芭蕉に学ぶ写真の極意5

2021年02月18日 | 日記

「句作に成ると為(す)るとあり。内に常に勉めて物に応ずれば、その心の色、句となる。

内に常に勉めざる者は、成らざる故に私意をかけてするなり」

 

「内」というのはその後にある「心」と考えてよいのでしょう。「心が色づく」という

のは心の変化、感動のことでしょう。それが無いのに句を作ろうとすれば、理屈に頼る

しかありません。

写真でも、構図に当てはめれば作品になるというものではありません。作者の表現意図

を強調し明確にするのが構図なのであって、技巧の一つにすぎません。感動と技術がう

まく融合して初めて良い作品ができると教えています。

 

 

 

 

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