いやしの風景

フォトマスターEXの管理人がいやしの風景をお届けします。たまに雑談や撮影記なども。

芭蕉に学ぶ写真の極意12

2022年06月28日 | 日記

「発句の事は行きて帰る心の味はひなり」

土芳は芭蕉の

山里は万歳遅し梅の花

を引いて、行きて帰る心を、「万歳が遅い」と「梅の花」という二つの事柄の

取り合わせとして解釈したようだ。しかし、この二つには何かしら余情という

か、絡み合う何かが醸し出す雰囲気があるような気がする。

写真にも取り合わせは多い。例えば朝日と棚田などである。しかし、傑作はそ

れだけで出来ているわけではない。レンズ選択・構図・露出など、数多くの選

択を経る必要がある。

蔵出し。

 

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