例にならって富士の写真を載せました。
一昨年の市展で奨励賞をいただいた写真です。ずいぶん昔のもので、初代
ペンタックス645で、神奈川に住んでいた頃丹沢山塊から撮ったと思います。
富士山は見慣れた被写体で誰もがカメラを向けるので、特に珍しいものでは
ありませんが、私は雲海のほうに興味があります。
たなびく雲の上に山々の重なる景色には心が洗われます。しかし独立峰で
形の良い富士のほうが見た目の印象が強いのも事実です。
神奈川で20年ほど過ごす間にせっせと丹沢に通い、最初の写真集を作りま
した。
関西の実家に戻ってからコロナを機に大台通いを始めましたが、70代も
中盤に差し掛かり、作品集は出来たとしてもそれが最後でしょう。もっとも
大台の写真集はすでに4冊ほど出版されているため、独自性をどう出すかが
問題です。