いやしの風景

フォトマスターEXの管理人がいやしの風景をお届けします。たまに雑談や撮影記なども。

芭蕉に学ぶ写真の極意3

2020年10月01日 | 日記

2012年4x5カメラにて撮影

 

謂(い)い応せて何かある。

 

現代語に訳すと、言い尽くしたからといって、どうだと言うのか?

というような意味です。弟子其角の「下臥しにつかみ分けばやいと

ざくら」という句を、同じく弟子の去来が「いと桜の十分に咲きた

る形容、よく謂ひおほせたるに侍らずや」と褒めたのに対して芭蕉

が否定的に答えたものです。5、7、5という限られた語数の中に、あ

れもこれもと詰めこんではいけないというのです。写真も感動が過ぎ

るあまり、あれもこれもと欲を出してしまうものですが、結局散漫な

写真になってしまいます。工夫して最小限にする心掛けが必要なので

す。

 

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